おうじが飛んでいってしまった凧を
探して旅にでました。
300人の家来を連れて何日も何日もぞろぞろ、ぞろぞろ。
出会った大きい人に凧の行方を訪ねると
さらに大きい人が住む向こう町の方へ
飛んでいったと言いいます。
出会う人が少しずつ大きくなっていきます。
「えー、まだー?」
と読み進めると最後には巨人の国へ着き
凧を巨人の鼻の穴から見つけました。
人物が少しづつ大きくなっていくところが
子供にも”巨人”のイメージしやすいと思いました。
おうじ様ご一行は巨人に運んでもらって帰りますが
1,2,3歩で到着するのでその大きさといったら
すさまじいです。
”巨人”を子供に説明するのに持ってこいの絵本でした。