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続き物とは知らずに、読みました。 この絵本だけでも十分話はわかります。 魚の名前が、ピンクとパールという名前だったのは驚きました。 読んでいて、生まれた川に帰る途中の、川の環境汚染が魚目線でかかれていて、たった数年で汚れてしまった川の描写に胸が痛みました。 最後、ダムを上っていくシーンは、言葉がありません。 言葉がなくても、伝わる物があります。
投稿日:2018/10/27
「ヤマメのピンク」シリーズは、子どもたちよりも私がハマってしまって大好きなのですが、特にこちらはサクラ色がキレイでとても印象的な絵本です。 そして、ただキレイというのだけではなく、自然の強さや厳しさ、そして大切さが胸に迫ってくるおはなしです。 言葉は少ないのですが、大人になったピンクがパールを連れて必死に川を上っていく姿が、たくさんのことを教えてくれます。
投稿日:2014/12/28
自然の中で生きる動物たちにとって、子孫を残すことは、絶対的なことがらと言えるでしょう。 この絵本を見ても、まさに命がけです。 自然環境の悪化が見られる場面もあって、多くのことを考えさせられました。 力強いパワーにあふれた本だと思います。
投稿日:2013/11/25
ピンクが大人になって、故郷に帰ってきたよ! お帰りピンク!なんて息子と読みました。 でも、故郷の川はなんだか様子が変わっていて。。。 恋人の名前がパール。 ピンクもパールも、子孫を残すために厳しい環境変化に立ち向かいました。 ダムを越えていく試練のページは、言葉がなく、文字通りサクラが舞っていて、ページを眺めてめくるこちらも息が止まっちゃう。 久しぶりに息子が見つけたお気入りシリーズの完結編が、こんなに美しい絵本で良かったです。
投稿日:2011/06/24
すっかり逞しく成長したピンクの里帰りです。お嫁さんのパールを連れ て生まれ故郷の川に里帰りです。生まれた川は、すっかり汚れ、ダムま で出来てしまって、二人は励ましあいながら乗り越えていきます。 二人の子孫を残す為に頑張って上流へと進みます。 イワナのスノーじいさんのことを知ったら悲しむだろうから、「元気だ ろうか?」と心配していた方が幸せだと思いました。 「ありだとうピンク。ありがとうパール。」頑張ってくれてありがとう
投稿日:2010/07/21
ヤマメのピンク3部作の第3作目です。 今回は大人になったピンクが、生まれた川に帰ってきてからのお話です。 第1作で生まれたピンクが、いくつもの危機を乗り越えて 大人になってお嫁さんを連れて帰ってきたのかと思うと 感慨深いものがありますね。 生まれ育った川の風景が全然違ってしまっているのに めげずに子孫を残すためにがんばる姿に、思わず応援したくなりました。 この3部作では、生き物が自然で生きることの厳しさや 人間が変えてしまった環境で生きることの厳しさを改めて感じました。 子供向けの絵ですが大人も色々考えさせられる秀逸なシリーズだと思います。
投稿日:2010/05/16
村上康成さんの作品だったのでこの絵本を選びました。夫婦がとても仲良しなのが良いと思いました。この絵本を読むことで鮭がどの様にして生まれた川に戻り産卵するのかが自然に学べるのが良いと思いました。海水から川の水に変わるところの情景の説明が絶妙で気に入りました。夫婦が励まし合っているのがとても良いと思いました。
投稿日:2010/03/19
ヤマメのピンク三部作の完結編だそうです。 サクラマスとなって故郷の川を目指すピンク。 同伴はパールという恋人。 川を上る様子がいろいろなカメラワークで描かれていきます。 そこに描かれる、桜の花びらの美しさが素敵です。 本当に桜吹雪。 桜を満喫できそうです。 命を育むという強い決意が頼もしいです。 前作も読んでみたくなりました。
投稿日:2008/04/13
ヤマメのピンクのお話の最終章です。 小さなピンクの話を読んでいたので成長した姿のこの本は 感動でした。 お嫁さんを連れて生まれた川に帰ってきて そこには昔と違った環境が待っていたピンク。 上流に上っていく姿が心にぐっと来ました。 こどもたちも「がんばれ!!」と、声を掛けていました。 魚の一生を通して自然のすごさが伝わりました。
投稿日:2007/12/09
ついにピンクも大人になって、およめさんと故郷の川に帰ります。 そこに待っているのは、さまざまな困難な壁でした。 あどけない子どもだったピンクもたくましく成長しています。 なんだか、感慨深いです。 この絵本はぜひシリーズを全部読んでもらいたいです。 きっと子どもたちは、ピンクに自分をおきかえて読んでいって、人間が自然の生き物にどれだけ 迷惑をかけているのか分かると思います。
投稿日:2007/09/06
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