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たった ひとつの ひかりでも

たった ひとつの ひかりでも(評論社)

どんなに暗くても、きっと見つかる、希望の光。

  • かわいい
  • ギフト

ともだちからともだちへ」 みんなの声

ともだちからともだちへ 作:アンソニー・フランス
絵:ティファニー・ビーク
訳:木坂 涼
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\2,090
発行日:2003年03月
ISBN:9784652004210
評価スコア 4.69
評価ランキング 2,013
みんなの声 総数 44
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44件見つかりました

  • ともだちについて考える

    一人で退屈しているクマネズミのところへ、とても素敵な「友だちからの手紙」。
    素敵な友だちだという手紙には、差出人が書いてない。
    手紙に喜んだクマネズミさんは、「友だち」に会いに出かけて、差出人探し。

    友だちについて考えさせられる絵本です。
    たずねあるいていくと、屋根が壊れて大変なカヤネズミさん、足をけがしたカエルさん、クマネズミをたずねたけどカーテンが閉まっていたから帰ってしまったモグラ夫婦、そしてクマネズミと同じように退屈しているコウモリくんがいることを知りました。
    クマネズミは、自分のことより友だちのことを思うことを学びました。
    差出人はわからなかったけど、クマネズミは友だちの大切さを知りました。
    自分の周りに友だちがいっぱいいることもわかりました。

    気持を伝えること、友だちとして助け合うこと、待っていてはなかなか気持が伝わらないこと…。
    友だちのことを考えること、大切にすること…。
    そんなことを理屈っぽくなく、温かみのあるアドバイスを子どもたちに伝えてくれます。

    投稿日:2009/06/15

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  • 友達の輪

    友達が心を病んでいる時に、「君は、大切な友達だよ!」って勇気づける温かい気持ちに感動しました。友達思いのカヤネズミさんから、クロネズミさんへと友達の輪が、どんどん広がっていってよかったです。一通の思いやりのある「お便り」から、友達を元気にさせた。とても温かい気持ちになりました。絵にも、お花がいっぱい登場してよかったです。絵にとても夢があり、色の色彩もとても素敵です。

    投稿日:2008/12/15

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  • 木坂涼さん ★10個

    木坂涼さんが邦訳を担当していらっしゃる絵本だったので選びました。とても素敵な内容に心が躍りました!手紙って素晴らしい!と再確認できる絵本でした!友達って素晴らしい!と再確認できる絵本でした。主人公がどんどん変わっていく姿と友達をどんどん変えていく様子に見入ってしまいました。紅茶を飲む場面の描写もとても丁寧に描かれていて気に入りました。主人公のアイデアに本当に心がホカホカしました!

    投稿日:2008/12/12

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  • あたたかい気持ちになれる

    図書館でたまたま見つけて読んだのがきっかけでした。
    涙もろい私は読んでいて、じーんときてしまいました。
    こどもにも、もちろんいいお話なんですが、大人が読んでも
    友だちについて、考えさせられるお話でした。

    その後、4歳の誕生日プレゼントとして買ったのですが、
    少し長いお話でも、すごく気に入ったようで
    娘はすぐに読めるようになっていました。

    ティファニー・ビークさんの、優しいタッチの絵が
    大好きなんですが、このお話ともすごく合っていました。

    友だちを大切にする、優しい気持ちを、この本から
    学んでくれたらいいなぁと思います。

    投稿日:2008/11/17

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  • 最初の一歩を踏み出そう!

    たった一人で家にこもりっきりになっていると、
    自分は世界中のだれにも愛されず、
    必要ともされていない淋しい存在なんじゃないかと心細く、
    投げやりになるものです。だけどそれは、
    自分自身が孤独の殻に閉じこもってしまっているからなんです!
    一歩外に踏み出してみれば、外の世界は
    自分を拒否してなどいないことに気がつくでしょう。
    けれど、その「最初の一歩」を踏み出すのは勇気がいる物。

    クマネズミは、何日も“パジャまんま”で過ごす彼のことを、
    だれかが思ってくれていたのでしょう。
    差出人が書かれていない黄色い封筒の手紙に乗せて、
    「最初の一歩」を踏み出すきかっけを送ってくれたのです。
    そして、彼もまた、友人へ幸せを贈るのです。
    なんて素敵なお話しなんだろう!と、感激しました。
    友達っていいな。仲間っていいな。と子供から大人まで
    幸せな気持ちになって、友達に会いたくなるお話しでした。
    それにしても、クマネズミに手紙をくれたのは
    だれだったんでしょうね? 
    そこがとても気になるところですが、
    絵本を読んでみれば、きっと・・・。

    投稿日:2008/10/09

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  • 友だちへのプレゼントにも

    クマネズミに、手紙が届きます。「きみはすてきなともだちです。きみとともだちになれてほんとうによかったとおもいます。きみはたいせつなともだち。それをつたえたくててがみをかきました」

    でも、差出人がなくて誰が書いてくれたのかわかりません。

    クマネズミは、差出人を探すことにしました。

    絵の色彩が美しく、そして温かくこのお話にとてもよく合っていると思います。

    友だちへのプレゼントにも向く絵本ではないかと思います。お友だちが遠くに引っ越す時に、自分のメッセージもこめて渡したら喜ばれるのではないかと思いました。

    投稿日:2008/10/03

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  • 満たされて分けあって

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    子育て中の親向けの冊子で紹介されていて この絵本を手にとりました。

    絵の具で描かれた、かわいらしい絵が長女このみ。
    さっそくひとりで読んでみたそうで
    夜、おやすみ前に読むときも「わたしが読んであげるからね」と静かにやさしく妹とわたしに読んでくれました。

    たまに読んでもらうのっていいですね。
    絵の世界に没頭できて ゆっくり読んでくれたのでお話の一つ一つの場面がとっても鮮明に感じることができました。

    「ぱじゃまんま」のくまねずみくん。
    お話しのはじめが、こんなにどんよりと暗いでだしなんて!正直ビックリしましたが パァーーーッと目の前が明るくなるようなすてきな手紙が届きます。

    そしてクマネズミくんの心境がどんどん浄化されていきます。

    とってもメッセージ力が強いすばらしい絵本だと思います。
    人はひとりじゃ生きていけない。
    必要とされて、満たされて、そうしてから、人に分け与えて、分けあって、助けて、助けられて 生きていくものだと思う。それがギュギュッとつまった絵本です。

    投稿日:2008/08/20

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  •  つまらない毎日を送っていたパジャまんまのクマネズミ君に送り主がわからないやさしく、あったかい手紙が届きます。嬉しくって、差し出し人を探しに心当たりを尋ねますが、なかなか見つかりません。でも探している内に差し出し人を探すことより大切なことを見つけます。
     最後にパーティをして、自分と同じパジャまんまだったコウモリ君に、自分が誰かからもらったのと同じ幸せをプレゼントするところがとっても良かったです。自分を心配してくれたり、大切に思ってくれる人がいるって最高に幸せですね。

    投稿日:2008/06/05

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  • 持つべきものは、ともだち。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子7歳

    気分が落ち込んでいるとき、誰にも会いたくなくて、
    一人家に閉じこもっていたいと思うことってあるよね。
    それが何日も続いたら、ほんとうに何もしたくなくなる。
    クマネズミは、もう何日も『パジャまんま』になっていました。
    この『パジャまんま』って表現いいですよね。
    よくその状態がわかる。
    そんな時、クマネズミのところに、手紙がきます。
    それが、最後に名前がない。
    そこで、手紙の送り主を探しに出かけるのです。

    友達っていいですよね。
    その友達も、向こうから誘いに来てくれたらいいのですが、
    (本当は、さりげなくアプローチしてきているのですが、本人は気がつかない。)
    誰も誘いに来ないとき、一歩踏み出す勇気が必要になります。
    それって、とってもエネルギーをつかいます。
    なにかきっかけがないとすごく難しい。
    でも、彼の場合、宛名の無い手紙だったんです。
    持つべきものは、やっぱり友達ですね。
    大人になると、さらに必要になるなぁと、今、つくづく感じてます。

    投稿日:2008/04/19

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  • 7歳の娘に心をこめて

    • しずりんさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子12歳、女の子8歳

    私は基本的に絵本は、図書館で何度も借りて、それでも読みたい絵本を購入するようにしています。
    しかしこの絵本は、娘の誕生日プレゼントに私が本屋さんでじっくり読んで選びました。
    大切な友達っていったい何なのか・・・を問いかける、考えさせてくれる絵本になっています。
    この絵本内容も素敵ですが、絵もまたまた素敵。
    この絵がうちにあったら幸せかなという、母親の趣味を満足させてくれる絵本でもあるのです。

    投稿日:2008/04/10

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