きつねのかみさま」 みんなの声

きつねのかみさま 作:あまん きみこ
絵:酒井 駒子
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,210
発行日:2003年12月
ISBN:9784591079539
評価スコア 4.77
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みんなの声 総数 83
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83件見つかりました

  • 二人のりえちゃん

    りえちゃんは、縄跳びを置き忘れ、弟と一緒に取りに戻ります。そこにいたのは10匹の狐。みんなで縄跳びを楽しみましたが、なんと狐のりえちゃんが、「ほしいと思っていたら狐の神様が縄跳びをくれた。私の名前まで書いてある」と言い出します。人間のりえちゃんはその縄跳びが自分のとは言い出せず、あげることにします。

    とくにオチはないのですが、女の子の優しさや、動物たちと遊ぶほのぼのした感じがとても素敵です。ほっとする絵本でした。娘も気に入ったようです。

    投稿日:2012/04/19

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  • ひきこまれる絵本

    酒井さんの絵につられて読みました。
    読んでみたら、すっごくかわいい絵本でした。
    りえちゃんが語る物語・・・そんな感じでした。
    タイトルを見た時は「きつねの神様が登場して、この子達に何かをしてあげるんだろうな」と感じました。
    でも、最後は・・・
    大人もほっこりできる絵本でした。

    投稿日:2012/03/19

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  • 酒井さんの絵に魅かれて購入。これ素晴らしい絵本ですね!!多くの方に読んで頂きたいです。題名でちょっと怖い??なんて勘違いしてました。なわとびに興味がある息子も、けっこう喜んで見ました。あまんさんの他の本ぜひ、読んでみようと思います。

    投稿日:2012/03/14

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  • 小さな優しさ

    キツネの神様の正体は・・・小さな優しい女の子です。
    とても優しくて、楽しいお話だと思いました。

    絵が、このお話の雰囲気作りの大きな役割になっていると思います。
    少し暗めの色使いは、霞がかかったようで、キツネが遊んでいるという不思議な雰囲気を盛り上げているように感じました。

    投稿日:2012/03/04

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  • やさしい世界

    病院の待合室で手に取りました。

    きつねがしっぽをあげて縄跳びを飛ぶシーン、
    りえちゃんが縄を回す時の表情・・・
    ページをめくるたびに微笑んでしまうような、
    酒井さんの描く世界が魅力的です。

    「かみさまがくれたの」というこぎつね、
    「おねえちゃんはかみさまだね」という弟、
    子どもの世界のそれぞれの言葉が温かくて、
    読んだ後私自身優しい気持ちになりました。
    あまんきみこさんの作品ってどこかせつなさを
    感じさせるけれど、やっぱり優しさに包まれてます。

    これは購入したいと思いました。

    投稿日:2012/02/07

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  • 娘もきっときつねのかみさまになりたい

    なわとびが最近跳べるようになってきて、毎日のように
    楽しんでいる娘です。
    けれど、こんな風に、きつねがひもを持っていっちゃった
    としたら。
    ・・やっぱりりえちゃんとおんなじように、このひもを
    きつねにあげてしまうと思います。
    なんてったって「きつねのかみさま」になれるのですもの。
    動物が大好きで、きつねを幼稚園のそばでみかけて以来、
    「気になる存在」として認めている娘です。
    酒井駒子さんの素敵な絵は「かわいい絵本」が好きな娘には
    ちょっととっつきにくいような気もしますが(『よるくま』みたい
    なタッチはいいのですけれど)、きつねとの不思議な出逢いには、
    とっても似合っていると思うのでとっつきにくくても、あまり
    違和感なく読んでいたように思います。

    投稿日:2012/01/13

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  • 娘の心にもいる

     あまんきみこさんのファンタジーと、酒井駒子さんの優しい絵がぴったり合った1冊。
    きつねたちの愛くるしいこと、子どもたちの生き生きした表情と言ったら! まるで森の奥から今にも飛び出してきそうです。
    娘は、自分もいっしょに縄跳びをしているかのように、目をくりくりさせて、息を弾ませながら聞いています。

     信じる心、純粋な心がもたらしてくれる最高の贈り物。
    こんな世界に行ってみたいな・・・。いつでもひゅっと入っていける心を持っていたいな・・・。

     きつねのかみさまは、娘の心にもちゃんといる・・・それを感じることができて、しあわせな夜でした。娘の7歳の誕生日に・・・。

    投稿日:2011/03/01

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  • 新鮮なのに懐かしさのある絵本

    おやつを たべおわったとき、あたし、なわとびのひもを わすれたことを おもいだした。

    という一文ではじまります。
    なんかちょっと変わった出だしで、興味を持ちました。
    きつねと、少女りえ(あたし)と弟のけんちゃんの交流の物語です。主人公の女の子の視点で、優しい文章で綴られていきます。
    ちょっと懐かしいような、あったかいお話だと思いました。

    酒井駒子さんの絵が、ちょっとかすれたような、くすんだような、それでいてちょっぴり少女漫画チックでおしゃれです。大人の読者にもアピール十分だと思いました。

    とても評判がよい絵本です。
    それなりに楽しめたものの、私たち親子にとっては、特に記憶に残りそうな一冊とはなりませんでした。

    投稿日:2011/02/09

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  • 絵も内容も美しい一冊です。

    公園になわとびを忘れたりえちゃんは、弟のけんちゃんと一緒に
    取りに戻りますが、そこにはもうなわとびはなくて・・・

    りえちゃんの一人語りと会話のみで進んでいくので、
    気持ちがよく伝わってくるようです。

    かみさまが縄跳びをくれたと喜ぶ、きつねのりえちゃんに
    “なんだか、ごちゃごちゃの気持ちだったけど”そのまま縄跳びを譲る人間のりえちゃん
    お姉ちゃんの気持ちが判るから、“いいの?”と気遣う弟のけんちゃん
    最後にけんちゃんが言った一言が、りえちゃんの気持ちを暖かいものに変えてくれます。

    あまんきみこさんの柔らかな文章と、酒井駒子さんの暖かい絵がベストマッチな一冊です。

    投稿日:2011/01/19

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  • きつねのりえちゃん

    酒井駒子さんの作品が好きなので、本当は自分用に買いました。
    幼児からお奨めとありますが、うちの息子にはまだ難しいかな、という思いもあり、本棚にひっそりと置いておいたのですが、
    息子が目ざとく見つけ、「あそこにご本あるよ!新しいご本でしょ、取って!」と言うので、読んであげると意外や意外。
    結構楽しめるんですね。
    ストーリー自体は理解できているかどうか不明ですが、
    たくさん狐たちが登場し、縄跳びをしている姿をじっと見つめていました。
    その狐が可愛く、しかも名前が「りえ」だなんて。。。
    人間の「りえちゃん」と弟のやり取りもほのぼのして可愛いです。

    投稿日:2011/01/14

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