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8月6日のこと」 みんなの声

8月6日のこと 作:中川 ひろたか
絵:長谷川 義史
出版社:河出書房新社
税込価格:\1,430
発行日:2011年07月
ISBN:9784309909165
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,121
みんなの声 総数 16
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  • 初めて知るきっかけに

    4年生に読みました。
    本当にあっさりとした絵本でした。

    原爆のキノコ雲と、「せみ も さかな も とりも」「そして ひと が みんな しにました 」のページの簡略化した、でも迫力ある描写。

    その次のページの真っ黒なシルエットを見た最前列の女の子は、本当になんの事だか全く分からず
    「……どろぼう?」とつぶやきました。

    でも、それでいいと思いました。何があったのか、まだこれから一つ一つ出会っていく子達です。「何か、ひどいことがあったんだ」それだけ伝わればいい、あの絵はそういうことだったのだと、いつかわかればいい、そう思いました。

    始めと終わりの瀬戸内海の青一色の穏やかさに救われます。

    2011年に出た本ですので、冒頭の「これは66年前、ほんとうにあったお話です」のところだけ「今は78年前になりました」と補い、

    また4年生はまだ日本国内の地理を勉強していないので、広島がどこにあって瀬戸内海はここ、ということも確認してから読みました。

    投稿日:2023/07/10

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  • 静かな迫力

    8月6日の日に「これは73年前の今日、起きた事だよ」と話してから、子供達と一緒に読みました。
    兵隊さんが、差し入れを食べてはいけない事、マスクで隠して食べた事等が書かれているページでは「えっ、そうなんだ!」等、リアクションを見せていましたが、原爆が投下されてからは、子供達2人とも、ただただ静まり返って本を凝視していました。
    言葉は少ないものの、静かな迫力のある一冊です。

    投稿日:2018/08/23

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  • 実感として

    戦争を考えるとき。戦後生まれの私たちには、実感として感じることが難しい。この絵本は、それを感じることへ、一歩でも近づく入り口になってほしいと思った。
    子どもたちにも、絶対に戦争はしてはいけないのだと、心から感じてほしい。、

    投稿日:2018/01/25

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  • 子供に戦争の事実を伝えるのに

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    わかりやすい本ではないでしょうか。ひろしまのピカは怖すぎたようで、もう開いても貰えません。絵もダイレクト過ぎなくていいですね。中川ひろたか先生と長谷川義史先生、やっぱり好きです。わかりやすくて嫌味がない。

    投稿日:2017/08/23

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  • 8.6

    8月6日という日にちは
    日本人にとって特別に意味を持っていると思う。
    タイトルに8月6日とあるだけで
    原爆のことだ、戦争のお話だと
    その本の内容が推察できるのだから・・・。


    当然のことこの本は
    原爆・戦争のお話の絵本です。
    表紙の見返しに
    「これは66年前、本当にあったお話です」とあります。
    もうこれだけで、しみじみした気持ちになります。

    前半に描かれる日常と
    ラストの穏やかな瀬戸内海の風景に癒される一方で
    黒こげの人間のページは
    長谷川さんの絵の筆致では想像できないほどの衝撃があります。
    (いつもは笑撃なのに・・)

    投稿日:2016/09/07

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  • 実話

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子2歳

    作者の中川さん、お母さんの実体験とのことです。
    親の私も戦争を知らない世代なのですが、戦争について平和について考えさせられる作品でした。
    重いけれども大切なことを感じさせます。
    子どもが大きくなったら読んであげたいと思いました。

    投稿日:2015/08/11

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  • 子どもに戦争をしてはいけないと伝えるには

    • ぷりこさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子13歳、男の子8歳

    夏休みに図書館のおはなし会で、読みました。戦後70年を迎え、戦争を伝えている方が少なくなられて、戦争をしてはいけないということを、どう子供に伝えていったら良いのだろうと思っている親御さんは、私以外にもいると思います。そんな時、この絵本を読まれたら良いと思います。おはなし会の時、わが子もほかの子も、神妙な顔で聞いていました。
    さて、議員の中にも戦争を肯定する人がいると、ニュースで知った時は、驚きました。そんな人にも、是非この絵本を読んでいただきたいと思いました。戦争は、戦争を始めた人だけでなく、身近な親や子供も被害にあいます。あらためて、この本を読んで、戦争をしない!させない!ことが大切だと思いました。

    投稿日:2015/08/09

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  • 戦争の体験を知る

    戦後70年、もう戦争を知っている人の多くは、80代、90代となり、そのときの体験をリアルに伝えていくのも難しくなりました。

    その実際に起こった体験を絵本に起こしてくれたのが、この絵本。
    広島の原爆によって、大好きなお兄さんを失ってしまった母の話。その時の様子を伝えていくことは、歴史を学び、戦争を省みること、そして、今後も2度とこうした悲しい出来事を世界のどこにも起こさないために必要なことです。


    この絵本には、英訳も同時についています。

    海をこえて、広く広くこの青い色をした空と海を守ることを伝えていかなければと思います。

    投稿日:2015/06/01

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  • 戦争を知らないからこそ読みたい

    息子が1年生になり、そろそろ戦争のことも勉強しても
    よい年頃かと思い終戦記念日に合わせて借りてきました。

    いつもの面白おかしい中川ひろたかさんの絵本とはかけ離れた
    とてもまじめで重い1冊です。

    おにぎりをお兄さんに届けたとき
    本当はダメなことで上官に見つかると怒られるから
    マスクをつけて食べたとか・・・
    町が焼け焦げでお兄さんを探すどころか歩くこともできなかったとか。

    私自身もそうですが息子も戦争を知りませんし
    これから先も戦争をすることなどないように
    絵本で少しずつでも戦争の悲惨さを感じてもらいたいです。
    息子も真摯に聞いていました。
    数少ない戦争をテーマにした絵本です。
    是非手にとって頂きたいです。

    投稿日:2014/08/19

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  • 長谷川義史原画展を見て 

    先日長谷川義史原画展を見に行きました

    中川ひろたかさんのお母さんの実体験の広島の原爆投下の時の絵本です
    8月6日のこと 
    瀬戸内海の島に住んでいたお母さん16歳
    お兄さんは広島の原爆ドームの近くの軍のへ兵隊さん、お兄さんに食べ物を届けていたのです 
    家族の思いが伝わります
    そして8月6日に アメリカ軍がおとした「ピカドン」
    恐ろしい光景です

    赤ちゃんのまる焦げの絵が強烈解した!

    地獄絵とも言われる原爆の光景ですが 長谷川さんの絵も強烈に思いが込められて絵です  激しく 怒りの気持ちが感じられます

    忘れてはならない戦争 原爆投下の悲惨さ  私は戦後の生まれですか多実体験はありませんが こうして戦争の恐ろしさを知り  子どもたちにも伝えていく義務があるように思えました
    原爆のことだけでなく戦争の悲惨なことを・・・・

    原爆投下の8月6日のころに子どもたちにこの絵本で伝えたいと思い購入しました

    投稿日:2014/05/05

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