パパとママのたからもの」 みんなの声

パパとママのたからもの 作:サム・マクブラットニィ
絵:アニタ・ジェラーム
訳:小川 仁央
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2004年09月
ISBN:9784566007864
評価スコア 4.8
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みんなの声 総数 43
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43件見つかりました

  • 愛の取り合い

    我が家は一人っ子。
    娘には生まれた時から「私の世界でたった一つの宝物よ!!」と言ってきました。
    パパである旦那も同じく・・・、ゆえに、娘は
    いろんな人たちからの愛情を、一身に受け止める身なので、
    この絵本のように、誰かからの愛情を独り占めしたいという欲はないようです。
    むしろ、自分がいろんなひとにいい顔するのに必死。
    「おかあちゃんとおとうちゃんとどっちが好き?」という禁断の質問には、
    「おかあちゃんとおとうちゃん!!」と答える世渡り上手です^_^;
    この本は、タイトルと柔らかな絵が気になり
    ずっと読みたいと思っていた本で、やっと読んだのですが、
    一人っ子の娘には、あまりピンと来なかったようです。
    私は自分の母から「親はどの子も同じように可愛いなんてありえない」なんて、
    子供心に複雑な言葉を投げられた記憶もあるので
    心の裏側をうがってみてしまいがちですが、
    絵本の中のクマのママとパパの気持ちを信じたいと思います。

    投稿日:2008/06/23

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  • わが子にも声に出して伝えたい

    題名からもわかるように、この絵本を読んで心が温かくなりました。
    それと同時に久々に自分自身の子育てを反省する部分もたくさん感じました。
    というのももうすぐ6歳になる娘はしっかりしてきた反面、反抗期でもあるので口ごたえばかりで叱ってばかりなのです。
    娘がお腹に来てくれたときも、誕生したときも・・一つ一つのことが出来るようになったときも・・感動して本当に愛しい思いでいっぱいだったはずなのに。こう怒ってばかりでは私の愛情が娘に伝わるわけがありません。
    「誰が一番好き?」なんていう質問もされることがありどきっとさせられるので、この3匹のくまたちがパパとママに対して愛情を確認しているときの気持ちにまずはキュンとしました。
    そしてそのくまたちに答えるときのパパとママの言葉。
    あーほんとにパパとママに愛されているんだな!と実感させてくれるまさに安らぎの言葉。
    その言葉を聞いてスヤスヤと眠るこぐまたち。

    私ももっと娘に声に出して伝えていかなければ・・そう思います。

    幸せな気分になれることを保証します。

    投稿日:2008/05/18

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  • 子供の気持ち親の気持ち

    どの子も世界で一番愛しているよ、と、とってもあったかいお話です。この本を読むと子供はみんな自分が一番だと思ってもらいたい気持ちがよくわかります。そして「どの子もみんな一番愛しているよ」ってまっすぐに素直に伝えるお父さんとお母さん。私も三人の子供の母として、親としての気持ちは全く同感。この本を一緒に読んでお互いの気持ちを確かめたいなと思います。

    投稿日:2008/04/24

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  • ママ自身の癒しにも

    • 陽日さん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子2歳、女の子0歳

    最初は2人目が生まれたお友達の上のお子さんにプレゼントとして選びました。
    我が家にも下に娘が生まれてからと言うもの2歳のお兄ちゃんには我慢させてしまうことが多く、
    私自身も2人の育児に疲れてイライラしてしまいがちです。
    そんな時に息子にこの絵本を読んでます。
    「こんなにかわいいおにいちゃんぐまはみたことない!」と言いながら息子をギューッと抱きしめてます。
    ちょっと怒りすぎた後に読むと泣けてきちゃいます。
    下の子はまだ0歳ですが、これから成長していくにつれ兄妹2人でママの取り合いになったり、どっちがより愛されてるか気になることがあると思います。
    実際私も子どもの頃に自分よりも弟の方が母はかわいいんだと思ってましたし。
    どっちも同じようにかわいいんだと絵本を通じて、よりわかってもらえたらいいなと思います。
    絵が優しいので、ちょっとインパクトに欠ける部分がありますね。なので☆4つ。

    投稿日:2008/03/01

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  • うちの子ども達も・・・

    • ぴいすさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子6歳、男の子3歳

    パパとママは、きょうだいの中で誰が一番好き?
    子どもがよくする質問ですよね。
    うちの子どもたちも、よく聞くんです。
    誰が一番好き?
    どっちが好き?って・・・。
    どっちも好きに決まっているのに!!

    ていねいに温かく答えるパパくまとママくまに、
    読んでいるこちらがほっとします。
    そしてほっとする子ぐまたちの姿に、また癒されます。

    投稿日:2007/09/09

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  • 愛情表現

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    この本に出てくるパパとママは素敵だと思います。
    素直に子供に直接「せかいでいちばんかわいい」っていえるんですもの。
    私もそう思っていますが、なんか照れがあってそういう風には言えないんです。

    そういう意味では、この本の愛情表現は私的には甘すぎる感じで少し苦手です。
    でも、たまにはこんな本を読んで自分の気持ちを本に代弁してもらうのもいいかもって思っています。
    「そうね。私もこの熊のパパとママと同じ気持ちなのよ。」
    ぐらいは言えるから。

    投稿日:2007/06/26

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  • 子供たちの最高に幸せな瞬間

    両親とくまの子3匹の5人家族。
    パパとママは、夜、子供たちを寝かしつける時に、同じように、こう言います。
    「おやすみ、世界で一番かわいいこぐまたち。」
    って。

    その言葉に、こぐまたちは、幸せいっぱいな気持ちで眠りにつくのだけれど...
    ふと考えるわけです。
    どうして、ぼくたちが世界で一番かわいいってわかるの?って。
    そして、次には、3匹のこぐまの中では、誰が一番かわいいの?って。

    ごもっともです。
    子供の質問は、果てしない。こういえば、次はこう、それを説明すれば、次は、こう。
    どこまで言っても、「どうして?」「なんで?」「ほんとに?」
    でもね、そういう質問に、「んもぉ、いいでしょ!そんなこと。」なんて言わずに、答えてあげられる親はすばらしいと思う。
    このくまのパパ、ママはね、そんな親なのです。
    毛色や、男女、大きさに関係なく、パパ、ママは、みんながどんなに大切か、どんなにかわいいと思っているかっていうことを、1人1人に言い聞かせるんですね。
    子供たちの最高に幸せな瞬間でしょうね。

    投稿日:2007/05/28

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  • うっとりすることば

    くまの3兄弟。
    あるとき、ふと疑問に思います。
    パパとママは誰が一番好きなんだろうって。

    きっと兄弟のいる子は一度ならず何度もこう思うんだろうな〜。
    私にも兄がいるので、何度も思ったことがあります。

    でも、親になってわかる。
    みんながそれぞれ一番好き。みんなたからものなんだって。

    我が家の息子も最近お兄ちゃんになったばかり。
    小さな体と心は今不安でいっぱいなんだろうな〜。
    そんなときいつでもこのパパとママのように、
    「うっとりすることば」で安心させてあげたいな。

    投稿日:2007/03/26

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  • おやすみ前に

    • そやでさん
    • 20代
    • その他の方
    • 大阪府

    描かれているクマの柔らかな表情を見つめているとうっとりします。
    3匹のこぐまたちにママくまはいつもこう語りかけます。
    「おやすみ、世界でいちばんかわいいこぐまたち」
    ところがこぐまたちは思います。誰がいちばんかわいいのだろう。この質問にパパ・ママくまは・・・。

    子供は唐突に家族愛を確かめるかのようなどきっとする質問を投げかけてくることがありますよね。そして言葉に詰まると子供も不安がる。そういった質問に対し、この本は傷付けることなく親クマは返答しています。

    お子さんでなくとも親御さんが読んでも内容に共感できます。ふとした質問に対する処方箋としても良い作品です。

    投稿日:2007/02/15

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  • 娘といっしょのこぐまちゃん

    この本を読んで娘も聞いてきました。だれがいちばんすきかって。子供って本当によく聞いてきますよね。大体兄弟で聞いてきたりするみたいですが我が家の娘はひとりっこなので必ずパパと私どっちが好き?って聞いてきます。もう答えは何度も言ってるのでわかってるはずなのですがもう何度も聞いてきます。そんな娘と小熊ちゃんたちがかぶって温かい気持ちになれました。

    投稿日:2007/02/07

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