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岩波少年文庫 ランサム・サーガ(4) 長い冬休み 上」 みんなの声

岩波少年文庫 ランサム・サーガ(4) 長い冬休み 上 作:アーサー・ランサム
訳:神宮 輝夫
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\792
発行日:2011年07月15日
ISBN:9784001141764
評価スコア 4.33
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  • 冒険心にあふれた子どもたちのお話

    イギリスの児童文学作家、アーサー・ランサムの12巻からなる
    ランサム・サーガと呼ばれているシリーズの第4巻、とても長くなってしまった冬の休暇のお話です。
    活発で、冒険心にあふれた子どもたちの様子が生き生きと描かれています。
    舞台はカンブリア湖水地方。
    ディクソン農場に冬休みの最後の一週間を過ごしにやってきたカラムきょうだいが、ナンシーの率いる探検隊と出会います。
    自分たちで作ったイグルーにD姉弟を招き、二人にモールスや手旗信号を教え、さらに、自分たちの信号も作ります。
    スケートに橇、毎日の冒険が終わりかけた頃、ナンシーがおたふくかぜになり、彼らは更に、潜伏期間の一か月を、学校に行かないで過ごすことになりました。
    この巻で、手に汗握ってどきどきしたのは、岩場で動けなくなって衰弱した羊の救出劇でした。
    そのあとの、ディクソンのおじさんとの関わりもとてもあたたかいものです。

    投稿日:2017/02/07

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  • Dきょうだい、登場!冬の湖の子どもたち

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子16歳

    『ランサム・サーガ4』(上巻)です。
    なんで、「長い」冬休みなのかというと、今回は物語の前半でみんなの先導役にしてリーダー的存在のナンシーがおたふくかぜにかかってしまって、一緒に行動を共にしていたウォーカー家の4きょうだいと、この冬たまたま彼らの近くのディクソン家へ滞在していたDきょうだい(ドロシア&ディック)は、ナンシーのおたふくが移っているといけないので、学校へは戻れず、潜伏期間が過ぎるまで、長い冬休みを過ごすことになってしまったからでした。
    (彼らはそのことをとっても喜んでいますけど)

    新たに登場したDきょうだいは、その後「オオバンクラブ」のメンバーとも活躍するのですが、それはまた別の話。
    今回はこの『ランサム・サーガ』初登場で、知識はあるけど生活の知恵は何も知らない都会っ子という立ち位置です。
    この湖での子どもたちの生活能力に比べると一番小さなロジャ以下というレベルでした。
    ところが、数週間ジョンやスーザン、ペギーたちと行動を共にしたことで、Dきょうだいも成長していきます。

    また、ディックと人見知りの激しいらしいディクソンさんとの友情というか信頼の情みたいなものもできていく過程もとても愉快に表現されていました。

    自分の気持ちや言葉を外に向けるのが非常に苦手なディクソンさんが、子どもたちの会話を耳にして、自分ちに来ているDきょうだいをウォーカーきょうだいやアマゾン海賊の二人に張り合わせようと、ちょっとばっかりがんばっちゃうところなんかは、大人になって読んだからこそ伝わってくるところかもしれませんので、この本をお子さんたちに進めるときは、ぜひ、お父さん・お母さんも読んでくださいね!
    (絶対、ハマります。そして、自分たちの子どもだったころ体験したいろんなことも思い出すのではないでしょうか)

    ディックが大活躍するのは「11.岩山で動けなくなったヒツジ」の章です。この章は上巻の中で私の一押しのシーン満載です。
    何度も書いてますがランサムは目にみえるように情景を描くことがとても上手いのです。
    特にこの章では、自然体験初心者のディックが、これまでジョンやほかのみんなから習ったこと、見て覚えたことを手本に、初めて岩山に残された羊の救助当たるのですが、ディックのみているもの・触っているもの、その時の目線や触感、ドキドキ感が“初めての体験”リアルな感じで伝わってきます。

    シリーズの中でも珍しい「冬」の湖。
    凍っているので、船が出せません。ですから子どもたちは海賊ではなく冒険者で、彼らの主な移動方法はスケートか橇でした。
    冬ならではの世界を堪能できますよ〜。

    投稿日:2016/03/13

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