ミルクこぼしちゃだめよ!」 みんなの声

ミルクこぼしちゃだめよ! 文:スティーヴン・デイヴィーズ
絵:クリストファー・コー
訳:福本 友美子
出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2013年07月25日
ISBN:9784593505517
評価スコア 4.6
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みんなの声 総数 24
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  • 異国の雰囲気が素敵

    カラフルな表紙とタイトルにひかれて手にとりました。
    アフリカの女の子がお父さんにミルクを届けるお話。頭の上にミルクをのせて運ぶというから大変!途中、ラクダと出会ったり、お祭りで踊る人たちと出会ったりしますが、ミルクが頭にのっているので見たいのを我慢してひたすら歩いていきます。
    道中のシーンの景色が異国情緒たっぷりで、読んでて楽しいです。
    そして、とうとうお父さんのところにたどり着くけど、最後の最後で…!
    お父さんの優しい言葉にジーンとします。アフリカの雰囲気を味わえる素敵なお話です!

    投稿日:2016/02/04

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  • 女の子の冒険と父の愛

    西アフリカの小さな女の子のペンダが、ある日お母さんの代わりにお父さんにミルクを届けに行きます。

    ペンダは、ミルクをこぼさないように、いろいろな誘惑にも負けず一心にお父さんのいる山の上を目指します。
    ペンダの強い意志には、感心します。

    やっと着いてお父さんにミルクをあげようとしたその瞬間、ミルクのお椀の中にマンゴーが落ち、ミルクはあたりに飛び散ってしまいました。
    いままでのペンダの頑張りを思うと、読んでいる方も悲しくなってしまいます。
    でも、お父さんが、「おまえの気持ちは、こぼれずにお父さんのもとにどといたよ」と言ってくれます。
    お父さんの包み込むような大きな愛を感じます。

    ペンダは、涙をふきお父さんと一緒にマンゴーを食べます。
    きっと、このマンゴーは、最高に美味しかったでしょうね。
    お母さんにも、味あわせてあげようと一切れ持って帰るところも、
    お父さん、ペンダの優しさを感じますね。

    絵がとてもカラフルで生き生きとして手魅力的です。
    アフリカの風を感じられます。

    投稿日:2015/05/27

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  • 異国

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    カラフルで素敵な絵で絵本中が
    あふれています。
    太陽がさんさんとしていてみんなが力強く生きているという
    雰囲気を感じます。
    西アフリカのお話のようです。
    牛乳を頭に抱えて山あり谷ありの道を
    一生懸命帰っていく子の姿に
    大人は少し胸を打たれるのですが
    子供は結構ドライで瓶はないのかな?
    蓋をすればいいのにと言っていました。
    なぜ子供が頭に抱えてとおい道のりを運ばなくてはならないのか?
    瓶や蓋が日本のようにあふれるようにない国もあるという現実を
    親子で想像しながら読みました。

    投稿日:2015/01/06

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  • こぼれたー!

    息子が夏休みの読書感想文を書くのに、この本を選びました。
    拍子もなかみも、ビタミンカラーたっぷりで元気になりそうな絵本です。
    西アフリカのニジェールという国のお話で、ペンダという女の子がお父さんのいる遠いところまでミルクを運ぶのですが、運びかたが、こちら日本とはちょっと違ってびっくりですね。
    息子も家の中で真似してやってみましたが、すぐに笑えてきて床にビシャーっとこぼしましたよ。(ミルクでなくてお水でやってよかった)
    最後にとんだアクシデントがありましたが、お父さんの言葉は素敵です。
    私だったら、あんなふうに言えるかなって思いました。
    こういう国もあるんだという事も知れて、とてもためになった絵本です。

    投稿日:2014/09/11

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  • 絵本で異文化体験

     とてもカラフルな絵本です。

     そして、絵本全体の色調に加えて、描かれている人たちの肌の色も、髪型も、服装も、町の様子も、人々の行動も・・、いろいろなことが日本と違います。この違いが、「異文化」というものなのでしょう。頭の上に物を乗せて運ぶって不思議、キリンが白っぽいのも不思議、たくさんのお面が面白い・・。子どもたちにしたら、不思議とびっくりの連続の絵本ですね。

     遠い道のりを頑張って、お父さんにミルクを運ぶペンダ。要所要所で自分自身を励ます言葉が、リズミカルでとても良いです。ペンダの頑張りが伝わってきます。

     最後に思わぬアクシデントがあって、頑張りが台無しになった!?と思われた時のお父さんの言葉には、ペンダだけでなく、絵本の読み手、聞き手も救われるでしょう。なんて素敵なお父さん!そして、立ち直りの早いペンダにも感心します。

     今生きている世界の多様性、そして、頑張ることや他者への思いやりの素晴らしさが伝わってくる絵本でした。

    投稿日:2014/09/10

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  • 家族愛

    読み終えて、もうなんだか・・・
    娘をぎゅーっとしたくなっちゃいました。

    山の上でお仕事中のお父さんに
    こぼさずにミルクを届けるお話なのですが
    とどける女の子が、一生懸命でけなげで・・。
    最後の最後にアクシデントが起こるのですが
    そこをフォローするお父さんの愛も絶妙!!
    愛し合っている家族だということが伝わります。

    文中の「白いキリン」とは
    この本に出てくる地域が西アフリカで
    そこのキリンは色が薄いのだそうです。
    いろいろ勉強になります。

    カラフルな色使いが目に染みる
    温かい一冊です。

    投稿日:2014/06/04

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  • がんばれ、頑張れ!!

    このお話はお父さんがおシ仕事をしているところまでお母さんの代わりに牛乳を頭に乗っけた入れ物で運ぶお話でした。うちの子は牛乳を頭に乗っけている姿がとっても興味深かったのか「こんなこと本当にできるの?」って聞いてきました。異国の文化にも不触れれた気がしてよかったです。

    投稿日:2014/06/06

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  • やさしいお父さんの気持ち

    読書感想文の課題図書になっていたので、図書館で借りました。
    西アフリカのニジェールが舞台の、ヒューマン絵本です。
    お父さんにミルクを届けるおつかいをします。ミルクをこぼさないようにと、女の子はがんばります。
    優しいお父さんの気持ちに触れて、心が温かくなります。

    絵もとてもカラフルで元気になります。

    投稿日:2014/05/16

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  • やさしいきもち

    娘が学校の図書館から借りてきました。新しいぴかぴかの絵本
    だったのでびっくりしました(学校図書館の絵本って古いもの
    が多い印象だったので)。
    ニジェールという、なじみのないアフリカの国の物語でした。
    娘はタイトルから想像して牧場の話かと思ったそうですが、ペンダ
    という小さな女の子が、おとうさんのもとにミルクを届けるお話
    だったのですね。私にとってなじみのない国ですから、もちろん
    娘にとってはもうほんとに見たことない!感じで。
    ペンダが頭の上にミルクをのせる様子もとても興味深かったようです。
    国によって、こうして頭の上にモノをのせて運ぶところもある
    んだよ。お洋服も、いろいろなことも違うんだよ、と説明しました。
    私は東アフリカ(ケニヤとタンザニア)には行ったことがある
    のですが、西アフリカはありません。白っぽい色をしたキリンを
    みてみたいなあと思いました。

    あとがきのところにアフリカ大陸がのっていたので、ケニアの
    あたりを指差し、娘にも説明(娘が通っている英会話学校に
    今、ケニア人の先生も来ていて、教えてくれているのです)。
    この絵本でもっとアフリカ大陸が身近になったかな?

    投稿日:2014/06/10

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  • カラフルで楽しい!

    アフリカのお話です。
    頭に荷物をのせて運ぶ習慣を描いたお話です。
    がんばってミルクをこぼさないように運ぶ少女の
    姿がけなげです。
    一年生の娘は、まず頭に載せて運ぶっていうことが
    意味がわからなかったようでしたが、
    そういう人たちなんだと言ったら納得していました。
    アフリカの民族文化や、動物のことが
    お話の中にいろいろと出てきて
    楽しかったです。
    絵もポップでカラフル。
    ミルクをこぼしそうになるところでは、
    二歳の次女が心配そうな顔をして見ていました。
    最後の、解説文を少し読んでやると
    一年生の娘は納得したようでした。
    こどもにわかりやすい
    子供向けの解説もあるとよかったなあと思います。

    投稿日:2013/09/05

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