西アフリカの小さな女の子のペンダが、ある日お母さんの代わりにお父さんにミルクを届けに行きます。
ペンダは、ミルクをこぼさないように、いろいろな誘惑にも負けず一心にお父さんのいる山の上を目指します。
ペンダの強い意志には、感心します。
やっと着いてお父さんにミルクをあげようとしたその瞬間、ミルクのお椀の中にマンゴーが落ち、ミルクはあたりに飛び散ってしまいました。
いままでのペンダの頑張りを思うと、読んでいる方も悲しくなってしまいます。
でも、お父さんが、「おまえの気持ちは、こぼれずにお父さんのもとにどといたよ」と言ってくれます。
お父さんの包み込むような大きな愛を感じます。
ペンダは、涙をふきお父さんと一緒にマンゴーを食べます。
きっと、このマンゴーは、最高に美味しかったでしょうね。
お母さんにも、味あわせてあげようと一切れ持って帰るところも、
お父さん、ペンダの優しさを感じますね。
絵がとてもカラフルで生き生きとして手魅力的です。
アフリカの風を感じられます。