和田誠さんが絵ということで、渋くていいなあと買った本です。
ある日、空から落ちてきた黄色い飴玉を生き物だと思い食べてしまったライオン。すると、吠えるときにどうしても「ニィ〜」としか声がでなくなります。馬鹿にされ、困ったライオンは落ち込んでそのまま絶食、、、。すると、うさぎがカエルや草を運んできてえさとして与えてくれます。しばらくして、飴の効果がきれた後も、うさぎになぜか食欲がわかず、そのまま草を食べるライオン、、、。
(うさぎへの)恩とか義理に対し、説教くさくなく頭に入る本なので、子供にはすすめたいです。あと、ライオンは肉を食べないといけない、という固定観念をくつがえすというか、自分の選択って、これでなくてもイケるんじゃないか?と、いろいろ考えることができて、親の私にも有意義な本でした。
子供もこの本は気に入ったようでした。