「ぼくのはさみ」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

うちの３歳息子も主人公のように大事なものをすぐどこかへ置いて忘れてしまいます。一応本人的には大事にここに置いておいた…というのですが、大抵ないないなーい！と大騒ぎ。
物語の最後に余ったはさみをかにさんに貸してあげるというのが面白いらしく、子供たちは蟹の絵を見て笑っていました。

うちの娘もはさみを与えたての時は人形の髪を切ったり、ほかにも切ってはいけないものを切っていたなーと思い出しました。今でもときどき、そうなので困りものです。はさみをなくすというのもよく見る光景です。こんな感じで共感することが多かったです。うちは本当になくしたらしばらく買わないだろうなー。
この主人公ははさみをなくしたカニさんをおもうやさしい子でいいですね。

せなけいこさんの絵本は、シュールな絵本も多いように
感じるのですが、今回の絵本は、ほんとに子どもらしい、
かわいらしい内容の絵本でした。
はさみをなくしたかにさんのために、自分の持っている
はさみを貸してあげますと、手紙を書く最後のシーンは
にっこり笑顔にさせてくれます。
男の子の笑顔が印象的な絵本でした♪

せなさんの絵本って、おばけだけじゃないんですね。

たまたま、図書館でみつけたので借りました。

はさみが大好きなぼくは、犬のしっぽを切ろうとしたり、

ねこのひげをきろうとしたり、とにかく何でもちょきちょき。

うちは危ないと思い、使わせていませんが

この絵本を見ると、はさみで折り紙を切ったりしてる

ぼくの姿をみて、息子は楽しそうにみてました。

そんな大事なはさみをなくしてしまって、さてどうするか？

最後は笑ってしまいます。

いつのまにか、はさみブームに突入した娘。
折り紙きったり、紐をきったり大興奮です。
しかし急に他のことに夢中になり、はさみは置き去り。
危ないから元のところに戻そうねと促しても知らんぷりです。
そして、はさみが必要になったら「どこどこ？」と大騒ぎ・・・。
まさしくそんな日常を見られたかと思ってしまうような絵本です（笑
娘も自分の体験とリンクするのか、読んだ後はさみが定位置にあるか確認していました。

ハサミが大好きな男の子のお話です。

大好きだからこそ、無くなってしまった時の悲しみは大きいものですよね。
必死で探す姿が子どもの姿をよく捉えているなぁと思いました。
机の奥にしまってあったというのが、またまた子どもらしくて可愛いなぁと思いました。

貼り絵で構成されているので、とても温かみのある絵本です。
ハサミに興味を持ち始めた子ども達に、是非読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆