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教科書にも載っている有名なお話ですね。昔モンゴルに貧しい馬飼いの少年スーホがいました。ある日、白い親馬のいない子馬を拾い連れて帰ってきました。 スーホは愛情深く育てて、白馬との絆を深めますが、競馬に出場し優勝すると、殿様に横取りされてしまいました。 でも、白馬は殿様を蹴り上げスーホの元に帰ろうとします。 矢を打たれて血だらけとなりながらも、帰り着き翌日に死んでしまいます。死を悲しむスーホの前に『私の骨と皮で楽器つくって、そしたらずっと一緒だよ』 と白馬の言うとおりに楽器を作りました。それが馬頭琴という楽器の由来だったのですね。王様に理不尽な扱いをされた悲しいお話ではありますが、一方で人間と馬との絆を描いた名作でもあります。4歳の娘には全てを理解するのは難しかったと思いますが、ずっと大切に読んでいきたいお話です。
投稿日:2020/11/16
小学校の教科書でも取り上げられるほど有名な作品なんですね 私自身は知らなかったです 素朴な絵のタッチもさることながら ストーリー自体もたいへん道徳的で考えさせられるものがありました 読む年齢によって受け取り方がだいぶ違う作品かもしれませんね また年齢があがったら読んであげたいです
投稿日:2015/11/03
子供のころに読んだ思い出があります。読み返して、やっぱり理不尽さに怒りがこみ上げてきました。モンゴルの草原や土埃が目に浮かぶような美しい絵にも注目です。 肝心の子供の反応は、正直言ってまだ早かったかもしれません。金持ちの暴君ぶりやスーホと白馬のきずなの強さもそれほど深く理解しているような反応ではなかったし、馬頭琴という楽器の説明とのからみも難しかったかもしれません。小学生ぐらいになったら、また気持ち新たに出会えるかなと期待しています。
投稿日:2013/09/27
スーホと、白い馬は、強い絆で結ばれており、馬頭琴の楽器となって 白い馬はスーホの傍にいつまでもいられるから、悲話なんだけど心に 残る名作に出会えて嬉しく思いました。モンゴルの大草原の水彩画が 美しく心に残ります。馬頭琴の音色が聞いてみたいです!
投稿日:2012/02/26
昔、学校の教科書に載っていたことを思い出し、手に取りました。「読んであげるなら4歳から」と書いてありましたが、当時4歳だった娘の持っていたほかの本に比べて、絵の色合いも地味で、少し文章も多め。「意味がわかるかなぁ。」と思いつつ、一緒に読んでみることにしました。 そういえば、子どもの本って今までハッピーエンドのお話しかなかったんですよね。難しいところはわからなかったにしても、スーホに会いたくて、血だらけの体で走って逃げ帰ってきた白馬の気持ち、一生懸命看病した甲斐もなく翌朝、白馬が死んでしまう無念さは、娘にも十分過ぎるほど理解できたようで、ボロボロと泣き出し、嗚咽が止まらないほどでした。結末を知っていた私までもらい泣きし、しばらく先へ進めませんでした…。娘にとっては、初めて出会う、「悲しい結末の本」でした。 もう、2回目は読みたがらないのかと思いきや、たくさんの本の中から、「今日はこれ読みたい。」と言って持ってくることがしばしばありました。子どもにも大人と同じように、「今日は泣ける話が読みたい気分」というのがあるのかもしれないと思いました。 それから4年経ち、2年生の教科書で再び「スーホの白い馬」に出会いましたが、4歳の頃の感受性は残念ながらなく(表現しないだけで心では感じているのかもしれませんが)、あの時だったからあんなふうに心が揺れたんだなぁ、と、あの日の光景がとても貴重な思い出になりました。 それからは、「絵が子ども好みでないかも?」とか「難しいかも?」とかいう先入観なしで、絵本をよませてみたいと思うようになりました。
投稿日:2010/05/22
モンゴルの楽器「馬頭琴」の由来を伝える話というのは 教科書にも載ってたのでよく知っていました。 大切に育てた白馬と、 貧しくてもまじめなスーホの話です。 子供の頃からとても印象に残っていた本だったので ちょっと早いかなと思ったのですが 4歳の娘に読みました。 内容はちょっとむずかしかったようですが、 誰が悪かったかということと、 悲しい話というのはしっかりとわかっていたようです。
投稿日:2009/11/30
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