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なきむしこぞう」 5歳のお子さんに読んだ みんなの声

なきむしこぞう 作:今村 葦子
絵:酒井 駒子
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2016年06月
ISBN:9784652201565
評価スコア 4.67
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みんなの声 総数 51
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5歳のお子さんに読んだ みんなの声から

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  • 三匹の気持ちの変化の描写が素晴らしい。 受賞レビュー

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    6歳の娘と読みました。

    長さも、内容も、そして字の大きさ、挿絵の頻度、
    全てが年長さんの娘にちょうどいい幼年童話です。

    そして、ストーリーもとっても身近な「ぬいぐるみ」が主人公。
    いきなりのっけから勢いのいいライオンさんの歓喜の叫び声で始まり、
    とっても心をひきつけられます。

    ライオン、ぞう、きりん。それぞれの個性がとても分かりやすく、
    その掛け合いも面白いです。

    三匹が家出をするようになった経緯、
    おうちにいる男の子がどんな子か、
    どんな風に男の子と過ごしてきたかが、
    3匹の会話からとってもよく伝わってきます。

    とちゅうから絵本中での呼び名が、
    「ジョウさん、ちりんさん、らりろん」と、
    男の子が呼ぶ名前に変わります。
    この絵本が持っている、三匹&男の子への愛情が感じられる変化です。

    そして、家出を決行したときからの気持ちの変化。
    「家出をしたくなくなりました」という直接的な表現は、
    どこにもないのですが、
    それぞれのとる行動、発言から、気持ちの変化がとってもよく分かり、
    このあたりが絵本と幼年童話の違いだなぁと感心させられます。
    ストーリーが進むにつれて3匹の変化についていった娘は、とても真剣な顔をしていました。
    まだまだぬいぐるみが大事な6歳娘にとって、
    身近で暖かい、そしてよりいっそうぬいぐるみを
    大事にするようになった、一冊になったと思います。

    投稿日:2017/06/16

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  • ぬいぐるみのイラストがとても可愛いです。
    文章が多めなので、絵本から児童書への移行にも良いです。
    うちの子はものの扱いが雑で、まさにこの本の主人公と一緒。
    大事にするように注意しても効果はなく…。
    この本では、ぬいぐるみたちが日頃の不満を吐き出しているので、
    子供には、ものを大事にしようというメッセージが直に伝わります。
    うちの子は、お片づけの時に投げる癖が少しは改善したかな??

    投稿日:2017/06/10

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  • この本にでてくる「あのこ」は、
    わが子でもあり、孫でもあり、幼い頃の自分でもあるのかもしれません。
    読んでいると、大事なものが見当たらないときの涙のしょっぱさを思い出しました。

    ぞうときりんとらいおんは、「あのこ」にはらを立てていえでをしたのに、あのこを悪く言うねずみにもっとはらを立てます。
    最後のねずみの後ろ姿がさみしそうで
    「ねずみのぬいぐるみを作ってあげたいな〜
    ぎゅっと抱きしめられるような、涙やはなやくちがふけるような・・・
    ふわふわの生地で」
    、とおもいました。

    投稿日:2017/06/14

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  • 涙と愛情いっぱいのお話

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子5歳、女の子4歳

    涙がいっぱい、とてもあたたかく愛情あふれる絵本でした。
    大好きなぬいぐるみがなくなり、泣いて泣いてどうしようもない男の子。
    はなをかまれる、ひどい扱いをされるといいながらも、男の子のことを大好きなぬいぐるみたちが家出を諦めて男の子のもとに帰っていきます。
    娘と息子にも大好きなぬいぐるみがあり、時には赤ちゃん、時にはボール、時には犬として愛されています。いつも一緒だからこそちょっと汚くて、振り回して遊んでいるからほつれてしまう。
    同じだね。と、なぜかこっちまで涙がでそうになりました。

    投稿日:2017/05/26

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  • 親子で感動 受賞レビュー

    男の子がいつも遊んでいる、ぞうときりんとらいおんのぬいぐるみが家出しようとするお話でした。
    男の子がお風呂に入っている間にこっそりと家を抜け出した3匹ですが、やねうらねずみから「あのなきむしこぞうが、じょうとちりんとらりろんがいなくなって泣きわめいている」という話を聞いたり、倉庫においてある小さな長靴や木馬を見て思い出にふけったりして、少しずつ心がゆらぎはじめます。
    動物たちにとっては不満に思えたことも、小さな男の子の愛情を表した行動であったことに、だんだんと気づいていく様子が、ろれつのまわらない小さな男の子の話し方を使ってうまく表現されており、大人も子どもも感動させられるお話でした。
    長すぎないので、児童書への入り口にもちょうど良さそうです。

    投稿日:2017/05/27

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  • ぬいぐるみだって好き放題やられたら家出したくもなる!子供はびっくりです。
    思いやりの心を伝えたいときにぴったりの本です。
    絵のあるページとないページが交互になっているので、絵のないところを想像しながら、絵と重ね合わせながら楽しめます。

    投稿日:2016/11/23

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  • あのこに対する心境の変化

    5歳の息子と読みました。
    酒井さんの可愛いイラスト、
    そして、「あのこ」に対する、ぬいぐるみたちの心境の変化が、
    胸がキュンとなる1冊。
    大人向きかもしれません。
    息子はかなり楽しんでいて、
    「らりろん」、「じょうさん」、「ちりんさん」、「フパゲティ」という、舌足らずのあのこの発音に大笑いでした。
    けれど、彼は、このぬいぐるみたちの心境の変化が分かったかな?

    投稿日:2016/10/20

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