「ふってきました」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

なんだかふってきそうです・・・となると

普通雨や雪を想像します。

でもそれとはまったく違うものがたくさん

降ってくるお話でした。

降ってくるというよりは落っこちてくるといった感じです。

最後まで楽しいお話なので、明るい気持ちで読んでほしいです。

表紙を見る限りでは　ほのぼの絵本かな〜っていう印象なんですが
読み進めてみると　ナンセンスさが炸裂しています。
すごくオドロキます。
実際はあり得ないけれど
こんなものが空から降ってきたら面白いなーっていう子供がまさに喜びそうな展開です。
案の定娘はゲラゲラ笑い転げていましたよ。思うツボですね（＾m＾）
私は・・・というと降って来るものもすごいですが
女の子が亀にリードをつけて野原に連れてきているのが
なぜか面白くて　クスっと笑ってしまいました。

第13回日本絵本賞を受賞していたり、学校図書館協議会の選定図書に指定してあったりするので、評価の高い絵本だと思うのですが、ジャンルがナンセンス絵本の範疇なのです。
我家の絵本の選択基準は、絵が奇麗なこととナンセンス絵本でないことなので、残念ながらあまり高い評価にはなりませんでした。

お話は、つるこちゃんがお花を摘んでいると、空から動物たちが降ってくるというもの。
その空の雰囲気とか落下する動物の様はそれなりに楽しめるのですが、ストーリーとしても起伏がある訳でもなく、淡々と進みます。
表紙からはとても想像できないナンセンスものなので、ナンセンスが好きなお子さんにオススメです。