どろぼうがないた」 6歳のお子さんに読んだ みんなの声

どろぼうがないた 作:杉川としひろ
絵:ふくだ じゅんこ
出版社:冨山房インターナショナル
税込価格:\2,200
発行日:2007年10月
ISBN:9784902385472
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 58
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  • 主人公の成長に、感動。

    • ぽんきっきさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子8歳、男の子6歳

    小学校・中学校の教員を目指す、大学生の姪っ子に勧められて知りました。道徳教育について学ぶ授業で、テキストとして使われているそうです。

    実際に本を手にしてみると、海外の絵本のような雰囲気の絵に惹かれます。2回3回と読み返すと、1回目では気付かなかった絵のこだわりを発見出来ます。絵本のサイズが大きいので、大人数の読み聞かせにもピッタリです。

    お話も、表紙の主人公の姿からは想像出来ないような展開です。この絵本は、読む人によって感想がかなり違ってくる作品だと思います。私は、この絵本のテーマは「主人公の成長」だと感じました。

    8歳の長女と6歳の長男に読み聞かせしましたが、最後のページをめくり、表紙に戻るまでじっと静かに聞き入っていました。面白くて楽しい絵本も大好きですが、読み手に届けたい強いメッセージのある、こういう絵本も素晴らしいと思います。大人が読んでも、考えさせられる絵本です。

    このお二人のコンビの作品が、もっと読んでみたいです。

    投稿日:2010/10/22

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    8
  • 明るい未来

    立ち読み企画で読ませていただきました。

    この絵本の主人公は泥棒。
    ひとりぼっちで暮らしていて、悲しさも寂しさも知らない冷たい心の持ち主。
    ところがひょんなことで盗んだ一つの植木鉢が芽を出しているのに気づいたところから、彼の人生が変わります・・・。

    どんな人間であっても、生きるモノへの思いやり、暖かさを感じられる生活の方がやっぱりいいんですよね。
    凍てついたどろぼうの心が解けていく様がとても伝わってきます。

    このお話は、そこからまた一転するんです。
    ラストはかなりショッキングな状態で終わります。
    ああ・・・・と思わずため息が出ちゃうようなお話、かと思ったら。
    最後のページに救いを見出して。
    本を閉じ、裏表紙を見て、そしてまた表紙を見返して。
    そうか、そうだったのか。
    明るい未来を想像させてくれました。

    こうして泣くことができる心を持っていれば、未来は明るい。
    いいお話ですね。絵の感じもとてもいいです。
    絵本ですが、小さなお子さんというよりは、ある程度大きいお子さん(そして大人の方に)読んでもらいたい絵本です。

    投稿日:2010/10/14

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    8
  • 毎回泣いちゃうんです

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子3歳

    全ページ立ち読みして泣いて
    子供にも読んであげたくて借りてきました。
    やっぱり泣いてしまいます。

    どろぼうが泥棒するのを止めてしまうくらい
    心を奪われた木が
    もうすぐ花を咲かそうという頃に
    戦争に巻き込まれ踏み倒されてしまいます。
    どろぼうさんの気持ちを思うと泣けてしまいます。
    そして戦争のおろかさを痛感します。

    子供たちはまだ
    「お花踏んだらだめね」
    くらいの感想でしたが
    この本を読んで平和のありがたさを
    感じてもらいたいと思います。

    裏表紙でどろぼうは家の周り一面に
    花を植えました。1本の木を失った悲しみから
    抜け出したのです。最後まで作者のメッセージが
    込められていました。

    投稿日:2010/10/29

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    5
  • 一度も泣いたことのないどろぼうが、偶然盗み出した種をまき、愛でるようになります。
    人間というのは、誰に教えられずとも、何かに対しての情というものが心に芽生えていくのだなと感じられました。
    穏やかに流れるようになった時間が、突然終わりを告げます。
    この後、どろぼうはどうするのか?
    深く深く考えさせられます。

    どちらかというと私の方が大好きで、ぜひ多くの子供に多くのことを感じ取って欲しいと思う作品です。

    投稿日:2018/10/12

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    1
  • ラストのページ

    子供たちと一緒に読みました。
    植物を育てることに喜びを見いだしたどろぼうが、どろぼう稼業をやめて野菜を育てることに夢中になっていきます。
    いよいよどろぼうが自分の生き甲斐をみつけて・・・というときに戦争がはじまり、大事なものを壊されてどろぼうが大泣きするというところでお話が終わります。切なくてどうしようもなく寂しい気持ちになってしまいました。
    でも、ラストの1ページに救われます。6歳の娘も「あ!」と気づいてホッとしているようでした。
    読み終わってから、表紙を見返すと希望がもててジーンとしました。

    投稿日:2014/01/18

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    1
  • すきです。

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子4歳

    子供たちは日常でも絵本でも同じですが、
    相手に感情を移入し、
    相手の気持ちになってみる作業をしますよね。
    人のものを盗んで暮らしていたどろぼうが
    わるいことをやめて生きていこうとする気持ちの変化を
    受け入れることができたでしょうか?
    感情の移入は完成したでしょうか?
    大人の私は「ああだったかな?」「こうだったかな?」と
    納得できるようなできないような気持ちです。

    ないたどろぼう。でも立ち上がって絵を描くどろぼう。
    応援したい気持ちでいっぱいになってしまいます。

    投稿日:2013/10/04

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    1
  • 娘6歳本人の感想:言葉のまま掲載

    せんそうで、おはながつぶれてどろぼうもかわいそうになりました。
    はたけもいえもつぶれてこなごなになって、ちょっとかわいそうになりました。
    どろぼうがぬすんだものをもどしたことがちょっとかんどうしました。

    投稿日:2011/06/05

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    1
  • 優等生なお話

    泥棒という悪事を働いていた主人公がふとしたことをきっかけに生き方を変えるお話でした。けれども、その結末は残念なものでした。このお話が描きたい内容について、息子も娘もしっかりと理解ができていたと思います。国語の教科書に載っていそうな優等生なお話でした。

    投稿日:2025/01/07

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