赤羽末吉さんの本を集めてせっせと読んでいるところなのですが、1980年代の昔話絵本は、色遣い、線、和紙の使い方など、1960年代に書かれたものとは違うことに気付きました。
この作品は、1982年なのです。表紙を並べてみるとわかりますが、80年代のものは、茶色ベースです。
隣のおじいさんが強欲という昔話は多いですが、この話では夫婦であるおばあさんが欲が深いということが特徴かなと思います。
いかにも人の良さそうなおじいさんと対照的に、欲の深そうなおばあさんのひねた感じの表情がおもしろいです。
前には文章を中心に見ていましたが、今は絵を中心に見ているので、思わぬ発見があり、見ていてわくわくします。
こうして、昔話絵本の王道とも言うべき赤羽さんの絵本を見ることができるのは、とても幸せなことですね。
子どもたちにも昔話の世界を伝えていきたいと思います。