「ぱっぴぷっぺぽん」 大人が読んだ みんなの声

声に出して読むのが楽しい一冊。
赤ちゃん絵本は退屈・・・という私の中のイメージが覆りました。
リズミカルに読んであげると、勢いあるイラストとマッチして、大人も子供も楽しいです。
大人数に読み聞かせしてあげるのにも向いていると思います。

ぽ〜んと箱から飛びだした　　　カラフルなビーダマのような　タマたち
いもむしから　おうまに　へんしん　　　じどうしゃ　
おやまのてっぺん　　　風のうごきが　なんとも　良いんです！
おおかぜだぁ〜　ごおぉ〜〜〜　びゅうう〜〜
ぱっぴ　ぷっぺ　ぽ〜ん
わあ〜　きれいな　ちょうちょにへんしん

そして・・・・箱の中に　はいりました

子ども達と　ぱっ　ぴっ　ぷっ　ぺっ　ぽ〜んって　大きな声で　歌って踊って　楽しみましょう
もろかおりさんの絵　かわいい！　

あそび絵本の醍醐味です！

小さい子向けおはなし会用にセレクト。
題名からワクワクしませんか？
女の子が、「ぱっぴぷっぺぽん」の掛け声とともに、カラフルなボールたちを従え、
縦横無尽に飛び跳ねます。
それは、子どもの空想そのもの。
もちろん、音読はしっかりと発音しましょうね。
（音読の前は滑舌の練習が必要かもしれませんが。）
一見難しそうですが、コツをつかめば、自分なりのリズムで、ほら、素敵なメロディが完成します。
あとは、画面に呼応して、読み手も楽しみましょう。
カラフルなボールたちは、程よい大きさと造形で、その表情もじっくり楽しみたいです。
おはなし会では、ボール遊びと組み合わせてもよいかもしれません。

1つの言葉遊び絵本だと思います。
カラフルなまるい仲間（たま？）が一人の元気な子どもと一緒に飛び回ります。後書きに咲くさやからの言葉で、「両唇音」「破裂音」は赤ちゃんの大好きな言葉だそうで、
これはもう、読み聞かせで実際に使ってみるしかないって感じです。
本文に出てくる言葉は簡単なようでいて、意外と口に出すと難しそうなので、
聞き手の子どもたちが楽しく聞けるように、読み聞かせに使う時は事前にかなり練習が必要そうです。

出だしから、ダイナミック！
すっかり心をつかまれたところで、
元気でリズミカルな行進がはじまります。
ビー玉みたいな、ボタンみたいな、丸くてちっちゃいナニカがいっぱい並んで、、
いろんなものに変身するたび、まるで花火のように、心が躍ります。
絵は細やかながらとてもシンプルで、楽しくてエネルギッシュな絵本です。