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梨木香歩さんの訳としり、読んでみました。いろんな視点からみた「たねまき」が描かれているのですが、その多彩な種のまかれかたには驚きました!! 改めて自然の壮大さに思いをはせてしまいます。そして、梨木さんのあとがき。特に最後の数行、こころにしっかりと刻まれました。
投稿日:2019/09/24
人間は植物を育てようとたねをまきます。でも実は人間以外もタネをまきます。それは風、小鳥、太陽、海、川、そして動物たち。みんな助け合いながら、自然の中で命を繋いでいることがわかります。 大画面に描かれた自然の景色が素敵でした。また見返し部分に描かれたたくさんのタネのイラストもよかったです。 訳者の梨木香歩さんのあとがきにも感動しました。
投稿日:2022/05/30
梨木香歩さんの本を読んでいて、この絵本を知りました。 とても素敵なたねたちの冒険(?)をワンシーンワンシーン、四季折々、いろんな方向から見せてくれる作品です。 絵本の場面の描き方が大きいので、線は細いですが、遠目はきくと思います。 植物たちにとって、自然の力や動物たちの動きはすべてたねの冒険へとつながっていたんですね〜。 邦訳者の梨木さんの後書きも面白かったです。 ぜひ最後まで読んでみてください。 子どもたちにはまだ読み聞かせはしていませんが、そのうち紹介したいなぁと、思いました。
投稿日:2018/09/03
『PLANING THE WILD GARDEN』が原題。 「たねをめぐる いのちたちのおはなし」という副題が魅力的です。 母子が畑で野菜の種をまいている姿から、「私たちはもっと広くて大きい庭に種まきしている」と展開します。 大風、鳥、太陽、雨、川、動物、そして人間。 あらためて、その知恵に驚かされますね。 多角的なアングルが添えられているのも、新鮮です。 ウサギとキツネの例は、その緊迫感も見所だと思います。 軽快なオノマトペも愉快です。 先日草抜きをしただけに、種たちの命を改めて実感してしまいました。 小学生くらいから、体感してほしいです。
投稿日:2018/05/31
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