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ドーナツのあなの誕生したお話。知らなかったので、興味深く読みました。文章はテンポがよく、わかりやすい。ドーナツのまるにかかれているのも、凝ってるなあと。巻末にはグレゴリー船長の写真までのってあって、最後まで楽しめます。ドーナツが食べたくなりました!
投稿日:2024/01/20
ユーモラスな雰囲気のイラストとタイトルに惹かれ、手に取りました。 ドーナツがどうして今の形になったのか、ドーナツの誕生エピソードを語った実話です。 全ページが、ドーナツのような丸いフレームに描かれているのがとてもおしゃれで楽しかったです。 巻末にはドーナツの発明人であるハリソンの写真もあり、なんだか身近に感じました。
投稿日:2023/01/08
船の雑用係をしていた少年が、生焼けで水夫たちに「おもり」とあだ名されていた揚げパンを、おいしく素敵に改良した物語。実話。 1847年6月22日、という日付までハッキリわかっている「ドーナツの穴の発明」。発明者の名前も、その人生も、ドーナツの穴の発明者をめぐる紛争も、全部、わかっている。 こんなに明確に由来がわかるお菓子は珍しいのでは。 しかも、パン屋さんやお菓子屋さんではなく、船の中の台所で、雑用係の少年が開発した。専門家ではなかったから、斬新な発想が試せたのかもしれない。 それにしても、ドーナツが発明される前は、生焼けの揚げパンを食べ続けていたという。誰かどうにかしようとか、別のメニューにしようとか、思わなかったのだろうか。過酷な海の仕事で、体調不良になったら困るのでは? ドーナツの話も面白かったが、船のなかの生活の話も面白かった。波で揺れる台所で、毎日揚げ物をする…スリルのある生活だ。
投稿日:2022/03/02
ドーナツの穴というのは、よく考えれば不思議な存在感です。 その穴の由来をノンフィクション!で描いてある作品です。 他でも調べてみると、諸説の一つのようですが、 主人公も実在していますし、やはり、ノンフィクションクオリティだと思います。 1847年、16歳のハンソン・グレゴリーは、アイヴァンホー号のコックの助手。 パン生地をラードで揚げた朝食が、どうしても生焼けになるので、 工夫した、という訳ですね。 もちろん、シンプルなお話だけでは場が持たないので、 諸説も紹介しているのです。 エピソードが多く、時系列も入り組んでいるので、 小学校中学年くらいからがいいかもしれませんね。
投稿日:2019/08/12
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