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みずをくむプリンセス」 大人が読んだ みんなの声

みずをくむプリンセス 文:スーザン・ヴァーデ
絵:ピーター・H・レイノルズ
訳:さくま ゆみこ
出版社:さ・え・ら書房
税込価格:\1,650
発行日:2020年06月05日
ISBN:9784378041483
評価スコア 4.47
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  • きれいな水があるといいな

    2021年度読書感想文コンクール小学校低学年の部課題図書。
    『THE WATER PRINCESS』が原題。
    アフリカ出身のスーパーモデル、ジョージー・バディエルさんの体験談が基になっている作品です。
    アフリカに住む少女、ジージーが、自身の日課を語ります。
    それは、早朝から、母親と一緒に水汲みに行く毎日。
    朝起きるのがつらい、何より遠くまで行くのがいやだ、ということが伝わってきます。
    子どもらしく、あらゆる空想を総動員しても、水汲みにはいかないと、という現実。
    しかも、苦労して手に入れる水すら、泥混じりの川の水。
    そんな重労働の中で、「プリンセス」という自称は生きる知恵かもしれませんね。
    あとがきによると、世界中の6人に1人が、きれいな水に恵まれていないということです。
    そんなこともそっと教えてくれる作品です。
    だからこそ、ジージーの未来の姿として、ジョージーさんは、井戸作りの活動をしていることの意味が浮かび上がってきます。
    子ども目線から、水問題について考えさせてくれる作品だと思います。

    投稿日:2021/10/10

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  • どこまで、実感を持てるかな。

    いわゆる、SDGs関連の教科書のような絵本。
    水がない環境での暮らしがどれほど過酷なのか、伝わってくる。
    ただ、ライフラインが整っている日本の子どもに、どれだけ響くかと考えると、想像するのすらなかなか難しいのでは。
    「大変だね〜」で、感想が終わってしまわないといいな、何か発展的な感想が、出てくるといいなと思いました。

    水の近くに住めばいいのでは?と思ったが、それができない理由は書かれていないのが、残念です。

    投稿日:2024/06/05

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  • 知ることは大切ですね。

    日本では当たり前のようにある水。
    生きるために誰もが必要な水。
    しかし、アフリカではそんな水も遠く努力の上で手に入るものなのですよね。
    本の醍醐味は、自分とはまた違った環境や立場を垣間見、いろいろ考え学べるところも、その1つでしょう。
    世界について知り考えることのできる絵本に思いました。

    投稿日:2022/04/28

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  • ピーター.H.レイノルズさんの絵

    ユニセフの冊子に紹介されていた絵本。
    今はモデルとして活躍するジョージーさん。アフリカ生まれの彼女もこの絵本の女の子のように、1日がかりで水を汲みに行った経験があるそうだ。
    木陰で休み、木の実をかじり、また歩き、行列にかあさんが並んでいる間、友達と遊ぶ。水の音を聞きながら、楽しい時間が過ぎていく。
    絵本を読んでいて、この箇所で少しほっとする。
    泥の混じった川の水を入れたつぼを頭の上に載せ、のどをからからにしながら、やっと家に着く。それからも洗濯をしたり、ご飯の用意をして、やっと水が飲める。
    どうして水はにごってるの?どうしてうちには水がないの?

    今でも6人に1人が、きれいな水を手に入れることができないでいるという。
    水の大切さをよくわかっているジョージーは、今、アフリカで井戸を作る運動をしているそうだ。
    まずは知ることがはじめの一歩。
    ピーター.H.レイノルズさんの躍動感のある絵、さくまゆみこさんの無駄のない、淡々とした翻訳が
    アフリカの生活を想像しやすくしてくれた。

    投稿日:2022/02/17

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  • 現実を知る

    夏休みの課題図書となっていたので、書店などでたくさん目にしました。
    朝早く起き、遠くまで水を汲みにいく生活をしている女の子。その毎日を想像すると、生きるために使う時間が多くを占めてしまう人たちがいるのだと実感します。
    イラストがとてもきれいなので、どこか遠くの世界のお話という感じで読んでしまいましたが、ラストの現実的な写真を見て、ドキッとしました。

    投稿日:2021/09/08

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  • この絵本を読んで世界で10億人の人が近くに水がない暮らしをしていて 6人に1人がきれいな水を手に入れることができないでいます(少しは知っていましたが こんなに多くの人がショックです!)
    プリンセス ジージーという女の子は お母さんと毎朝早くから 遠くの川へ水をくみにいくのです
    頭に壺やバケツをのせて・・・・長い道を歩くのです
    想像できますか? こんな苦労が?
    絵本では お母さんと歌いながら歩く姿が描かれていて 人はこんな中でも 歌を忘れず 生きているのに感動しました! 

    私たちは蛇口をひねれば水がすぐにででくる生活をしているのでこの女の子の大変さがなかなか分からないのです

    水が命の源と言われています

    後書きで 「ライアンの井戸」 周辺に井戸をつくるプロジェクトを始めていると描かれていました

    ジョージー・バディエルさんが「水くみプリンセス」の井戸を作ったことに感動しました!

    私たちも何らかの形で応援できたら良いですね!

    投稿日:2021/05/29

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  •  人を形作る黒い線、夜空の紺色、日中の乾燥した空気感、大地の茶色・・・。魅力的な絵で、女の子とその日常が描かれています。身近に水がない暮らし、生きるために遠いところまでの水汲み。

     今住んでいる日本で目の前のことだけを見ていたら知ることのない世界が、絵本の中に広がっています。アフガニスタンで用水路の建設に尽力された中村哲医師の活動とも繋がります。

     水の問題、まずは知ることから。学校の読み聞かせの時間などに読まれたらいいなと思います。

     ピーター・H・レイノルズさんは好きな絵本作家さんです。他の絵本もオススメです♪

    投稿日:2021/01/24

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