「まじょまつりにいこう」 大人が読んだ みんなの声

主人公のうさぎが猫しか参加できないという魔女祭りに行くお話です。

猫しか参加できないと聞いたうさぎは、変身して出かけますがばれてしまいます。
そこに、月に居たうさぎが手を差し伸べてくれて助かります。

なんだかハロウィンとお月見が混じったような印象でした。

ねこしか招待されていない、まじよのお祭り。そこへ、うさぎが変装してもぐりこんじゃいます。
帽子をかぶってマントをつけて、ヒゲと、しっぽをつけてうまく変装していたのですが。。
風で帽子が飛ばされて、正体がバレてしまいます！
さて、大変だー！逃げるうさぎ！
ハラハラドキドキの展開に！
そんなうさぎを助けてくれたのは、なんと月でお餅をついていたうさぎさんたちです。
ちゃんと、仲間が助けてくれる展開にホッとしました。
それにしても、月でお餅をついているうさぎだなんて、せなさんの発想はほんとに豊かですね。

ねこしか行けないおまつりに行きたい、うさぎ。へんそうしていくことにしますが…。変装したうさぎがかわいいです！　その後はちょっとドキドキする展開ですが、思いもかけない助けにびっくりしました。ハロウィンとお月見の秋の時期におすすめのかわいいお話です。

完全アウェーな状況の中でそれでも魔女まつりに参加しようと思ううさぎの勇気に脱帽です。耳を結べばいいってもんじゃねえだろと突っ込みながら読みましたが、そこはせなけいこ先生の手腕で結果オーライで幕を閉じました。

魔女のお祭りの夜に、猫に交じってどうしても行きたかったうさぎさんでした。
ばれてしまったけれど、上手く逃げられて良かったです。
ねこと言えば魔女。このお祭りは、魔女がみんな集まる、ヴァルプルギスの夜なのでしょうか。
ウサギと言えば、月のおもちつきなので、お互いにあまり知らないものに
招待しあう感じで面白いですね。

今夜は、山の魔女のお祭り。
ところが、魔女祭りにはねこしか招待されないのです。
でも、ぼくだっていきたいよー。
なきわめくうさぎくんを、変装させて、ねこの格好で連れて行くことに…

ねこしか招待されない魔女祭り。やっぱり、魔法使いとねことは、何かしら関係があるのでしょうか。そして、どうしても行きたいといううさぎくんを、何とかつれていこうと知恵を絞るところ、なかなか優しいねこくんたちです。
せなさんの切り絵の世界、今回は、たき火の周りでおどる場面のシルエットが、なかなか面白いと思いました。ねこくんとうさぎくんのこれからのおつきあいも楽しみです。おまけにせなさんの魔法使い姿もお見逃しなく。

瀬名恵子さんの作品だったのでこの絵本を選びました。自分がやりたいと思ったことに関してはとことんこだわり決して諦めないのが素晴らしいと思いました。ちぎり絵で使われている紙が他の作品でも見覚えのある物で嬉しくなりました。魔女の祭りで使われているファイヤーの表現が極上でした。後書きの作者の者の書き方も気に入りました。

『まじょまつりにいこう』というタイトルと
うさぎが魔女のような衣装をまとっている表紙にも関わらず
お話が始まってすぐに
「まじょまつり」にいけるのは猫だけっていう事が判明します（笑）
うさぎはいけないの〜？って心配しましたが
大丈夫　優しい猫ちゃんに連れて行ってもらえました。
読みながら　どうして猫だけ？ってなんだか納得いかなかったのですが
最後まで読んで　なるほど〜でした。
魔女といえば猫…（魔女の宅急便でもそうでしたものね。）
お月様といえばうさぎ…ですよね。
なんだか　分かりにくい感想で　ごめんなさい。
でも　この絵本を読めば　なるほど〜ってなりますよ（笑）
ハロウィンやお月見の季節にぴったりの絵本だと思います。