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ゴムあたまポンたろう」 大人が読んだ みんなの声

ゴムあたまポンたろう 作:長 新太
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1998年03月
ISBN:9784494008810
評価スコア 4.52
評価ランキング 7,243
みんなの声 総数 85
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  • 斬新すぎて、いつでもビビる

    1998年に発売されたが、2019年の「毎日小学生新聞」に紹介されていた。この絵本を見て、自由な発想に強烈に影響された人が、絵本作家になった、という記事。
    その記事を読んで興味をもったので私も読んでみた。おばちゃんになってから初めて読んだ長新太のナンセンス絵本。発売から21年目にして、子どももいないし児童関係の仕事についているわけでもないおばちゃんにも、強烈な衝撃を与えた。作品としての生命力と個性の強さ、独創的なユーモアが、未だに生きている。

    頭がゴムでできた少年、その名も「ポンたろう」が飛んでいくという。その前の展開も、その後の展開もない。いきなり「頭がゴムでできた少年」が「飛んできた」という。心の準備がまったくできていない大人が絵本を開けると、何が何だかわからないで、いつのまにか終わてしまう。ただただ、あぜんとして、ところどころでゲラゲラ笑って、意味も解らず正体不明。非現実的な世界にちょっと遊んで、無事に帰ってきた、という読後感。

    いろんなことに疲れている大人も、こういう「ナンセンス絵本」を読むと、ちょっとの時間で癒されるかも。
    こんな変な絵本を作った人も、発売をしようとした会社も、買った人も、未だに支持している人も、これから読んでみようという人も、おそらく全員変な人だと思う。
    こうやって無駄に長く感想を書いている私もその変人の仲間だが、全く何の役にも立たない上質なユーモアを是非とも堪能していただきたい。

    一番私が好きな場面は、頭が野球バットのオヤジが、ホームランといってはしゃぐ場面。こんなのんきなオヤジばかりいたら、戦争も起きず、かといって素晴らしいことも起きず、毒にも薬にもならないぼーっとした世界になってくれるだろう、か、な、…。

    あと10年後くらいに、また読み返したい。

    投稿日:2019/07/24

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  • なんとも言えない読後感

    なぜだか分からないのですが、長新太さんの絵本を見つけると自然と手にとってしまいます。
    タイトルと絵に惹きつけられるのでしょうか。
     
    頭がゴムで出来たゴムあたまポンたろう。
    なんという豊かな発想なんでしょう。
    その名のとおり、頭がゴムなので、当たっても痛くない彼は、
    色んなところにぶつかって飛んでいき、放浪していきます。
    おおおとこのバットのようなツノにあたり、
    ホームラン!
    バラのとげがささって逃げてまた飛んでいき、
    おばけの家族や動物の群れ、ハリネズミなど沢山のものに遭遇し、
    最後はやっぱりいきなり終わります。
    すーすー。
    この読後感がたまりません。

    投稿日:2020/06/25

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  • 頭がゴムでできた ゴムあたまポンたろう
    こんなおもしろい 発想を 長新太さんは自然に・・・・

    子どものの柔らかな 頭でね

    野球のバットのようなつのの 大男 
    ホームランだ!

    どんどんとんでいく 

    バラのとげこわいな〜
    おばけだ〜
    アフリカの 大草原の動物たち
    ホント 世界一周を ポン太郎は ゴムの頭でとんでいくなんて
    そして 落ち着くところが、 ゴムの木とは スヤスヤ  

    おもしろい 世界の旅でした

    投稿日:2019/07/31

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  • 不思議な男の子の登場です!

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    遠くの方から、男の子が飛んできました。
    頭がゴムでできている
    「ゴムあたまポンたろう」です。

    山に、ポン!とぶつかると、ポンたろうは、ぐんぐん飛んでいきます。
    今度は、野球のバットのような大男の角にあたり、また飛んでいきます。

    今度はどこへいくんだろうと気になります。そして、このポンたろうって、いったいどんな人?
    とにかく、気になることだらけ。どこまで行くの?どうなってしまうの?いくら心配しても、ポンたろうは、同じ顔をして飛んでいくのです。
    頭の中が、いっぱいの?になっても、ポンたろうは、どこまでも行ってしまうのだろうなと思っていたのですが、ある場所でゆっくりと休むことに…
    色鮮やかな色調に、気持ちもついつい高ぶってしまいますが、最後は、ちょっと、心も安らぐはずです。

    投稿日:2009/07/14

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  • ただ今研究中

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    読み語りの研究会で、同じ本の読み比べをしていますが、
    メンバーがその1冊に選んだ本。
    「どう読んだらいいのだろう」がテーマ。
    表紙の男の子が、ゴムあたまポンたろう。
    唐突に登場し、ゴムでできた頭を山にぶつけてボールのように飛んでいくというのです。
    最初のページから???の世界です。
    次々とぶつかる対象が変わっていきます。
    もちろん、ラストまでそのまま。
    とても不思議な読後感なのですが、いろんな人が読んでみると
    それぞれの感じ方の違いでしょうか、とてもバリエーションがありました。
    普通に、ぶっきらぼうに、コテコテの関西弁で・・・。
    読んでもらうとまた違った発見があります。
    とても遠目が利くこと。
    ポンたろうが段々自発的に(ぶつかるところを選ぶように)なっているところ。
    最後は親(ゴムの木)の元へ。
    数ヵ月後には公開講座で参加者にも読んでもらうつもりです。
    どんなバリエーションや解釈が生まれるか、楽しみです。

    投稿日:2009/07/08

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  • 長新太さん

    長新太さんの作品だったのでこの絵本を選びました。独特の色使いが素敵だなと思いました。特にピンク色が効果的に使われて色のが良いと思いました。色々な場所に飛んでいける主人公が羨ましかったです。主人公のお陰で私も主人公と一緒に旅しているような気持ちになれたのが楽しかったです。他のシリーズも読んでみたくなりました。

    投稿日:2008/12/31

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