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狂言えほん(4) かみなり」 大人が読んだ みんなの声

狂言えほん(4) かみなり 作:内田 麟太郎
絵:よしなが こうたく
出版社:ポプラ社
税込価格:\2,200
発行日:2008年12月
ISBN:9784591106891
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,238
みんなの声 総数 24
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大人が読んだ みんなの声から

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  • よしながこうたくさんの狂画絵本

    狂言の絵本ですが、よしながこうたくさんがパワフルにど派手な絵本に仕立てています。
    カミナリの凄さ、医者の狂気のようなふるまい、ただただ圧倒されました。
    本当の狂言は、もう少しは素朴なのでしょうね。
    狂言の面白さを上回る、よしながこうたく劇場のような絵本でした。

    投稿日:2023/03/06

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  • インパクトのある絵が強烈です

    よしながこうたくさんのインパクトのある絵が強烈な印象です。

    藪医者が、雲から落っこちたかみなりの腰を鍼治療で治します。

    始めはかみなりを怖がっていた藪医者ですが、当て外れの治療

    が上手くいって、かみなりの腰を治してからは、やっぱり自分に

    自信がもてたのか、お互いに態度が変わったのが面白いなあと

    思いました。

    投稿日:2019/06/07

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  • 【内容】
    天から落ちて、したたかに腰を打った雷様が、通りすがりの藪医者に治療してもらう。藪医者は、適当に元気よく針を打ち込み、奇跡的に直してしまう。そして、雷様に治療代をもらう代わりに、悪天候や異常気象をやめてもらうという約束をとりつける。
    狂言の物語を、迫力満天の絵で再現した絵本。

    【感想】
    これは、スゴイ作品である。雷やお化けが嫌いな子どもは、トラウマになるかもしれないので、気を付けましょうね。スゴイ迫力です。雷の音が聞こえてきそう。
    昔から「地震、雷、火事、オヤジ」という怖いものランキングがあるが、最近は雷とオヤジの恐ろしさは忘れ去られてしまっていた感があった。しかし、この絵本によって、雷とオヤジの恐ろしさが見直されると思われる。
    しかし、一番恐ろしいのは、藪医者である。堂々とインチキ治療をして、厚かましく代金を請求している。絵に描かれている通り、どう見ても、遊びに行くとしか思えない「医者の道具類」であり、上手いのは口先だけである。
    やはり都会でも仕事にあぶれる人は、それなりの理由があるのだろうな…
    私は子ども時代からへそ曲がりだったので、きっと現役(の子ども)時代に、この絵本を見たのなら、仕事にあぶれる医者にいろいろな鋭いつっこみをいれていたと思われる。やはり生き抜くには、このように堂々と厚かましく、生命力をたくましくしないとやっていられないのだ。仕事ができなくても全く問題ない。世渡りと度胸と、ラッキーだけで生き抜いているような藪医者である。

    このような現代にも十分に通じる藪医者の問題を、狂言を作った当時の人々がすでに提示していたことが、驚きである。
    地震、雷、火事、オヤジの「オヤジ」とは、父親ではなく、「藪医者」を始めとするロクでもない大人だと、初めて分かった。大変勉強になりました。

    投稿日:2017/07/27

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  • 狂言えほん かみなり  狂言では「神鳴」のおはなしを 豪快なタッチのよしながこうたくさんの絵は迫力満点でした
    かみなりがおちてきて 腰を痛め  困っているのを
    医者がはりをたてて 助けてあげるのですが その会話がおもしろい

    鬼の目にもなみだですが  やぶいしゃも なかなかやるじゃん
    さすがここは医者の力の見せ所ですね〜

    それにしても 鬼の顔も怖くて 迫力満点で 鬼が飛び出してくるように思えました

    鍼で治してもらった 鬼は 医者を尊敬してでも ここからがおもしろい
     
    代金のことが分からぬ 鬼と医者の会話は 笑えます
    狂言でこのお話を見たら さぞおもしろいことでしょう

    雷が怖い やぶいしゃの 哀れそうな顔  ラストにも おかしさがあります

    投稿日:2015/11/14

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  • 福岡モンの絵本

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    こうたくさんのイラストはインパクトありすぎです!
    藪医者、犬、鬼、草の影のカエル、お地蔵さんなどの表情・・・・細かいところをあげたら、きりがないです

    セリフのテンポ良言い回し、それが絶妙にマッチしていました

    たしかに狂言はかなり昔なので、構想に数百年かかって、この絵本が生まれたことになりますね

    投稿日:2011/08/16

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  • 気になるおもしろさ

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子17歳

    \(◎o◎)/!

    よしながさんの絵の角度なのか、かみなりさまの迫力がとにかく画面狭しと表現されています。怖いんだけど、だんだん背景に楽しそうな人間のような他のかみなりさま達の存在が気になります(^^ゞ

    その前に豆芝?の犬がはじめっから気になります(^^ゞ

    でも、狂言?でいいんでしょうか?お堅い日本伝統の・・・そこがちょっと気になります。

    投稿日:2009/06/12

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  • かみなりさまの一喜一憂

    腰痛のかみなりさまに鍼を打つやぶいしゃ。
    治さないと引き裂かれる!?

    一喜一憂するかみなりさま、
    恐がるやぶいしゃ、
    表情がすごいです。
    夢に見そうです。

    よしながこうたくさん、最高!
    迫力満点、魅入ってしまいます!

    投稿日:2009/05/09

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  • 腰痛に鍼

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子15歳、男の子13歳

    狂言の『神鳴(かみなり)』をアレンジした作品だそうです。
    内田麟太郎さんの文章の面白さはもちろんのこと、
    よしながこうたくさんのど迫力の画面が迫ってきます。
    失業中のやぶ医者が仕事を求めて旅している途中、
    落ちてきたかみなりに遭遇。
    腰痛のかみなりの治療のやり取りが面白いです。
    で、腰痛に鍼。
    治療経験のある私にとってはとてもリアリティを感じてしまいました。
    (本物の鍼治療は痛くないですよ、ご安心ください!)
    とにかく二人のリアクションのすごいことすごいこと。
    狂言らしく、「くわばら、くわばら」などという言い回しも出てきます。
    子どもたちには解説がいりそうが、すっと流しても雰囲気で理解してもらえるでしょう。
    それにしても、このコンビ、最強です。

    投稿日:2009/03/14

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  • 狂言の世界

    • こりえ♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子2歳

    狂言というものを実際に体験したことはないのですが、この表紙のインパクトに思わず手にしていました。

    とてつもなく恐ろしいはずのかみなり様が意外に怖がりだったり、怖がっていたはずのやぶ医者がだんだん調子に乗っていく様が実に面白いです。
    狂言に馴染みのない人が多いと思いますが、それを読みやすく、しかもこんなにも楽しくお話にした内田 麟太郎さん。
    その楽しいお話をダイナミックな表現で、面白さを更にパワーアップさせたよしながこうたくさん。
    もう次を期待したくなってしまいます。笑

    これを本物の狂言で観たらどんな感じになるのだろう?
    狂言の世界もまた覗いてみたくなりました。

    投稿日:2009/01/06

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  • 入魂の一作!?

    • ちょし★さん
    • 30代
    • ママ
    • 熊本県
    • 男の子10歳、男の子9歳、男の子8歳

    待ちに待っていた 内田麟太郎さんの狂言絵本の最新作。
    今回もシリーズの他作品に勝るとも劣らない大迫力の絵を担当なさっているのは、よしながこうたくさん。
    福岡出身のお二人が描く狂言「かみなり」の世界やいかに!と期待していたら・・・予想をはるかに超えた驚愕の絵本でした。

    ヤブ医者や雷様はもちろんのこと、お話には関係ない者たちも画面の隅々まで力いっぱい生きているし、うごめいております。
    よしながさんがひと筆ひと筆、魂を『練りこんで』描いているような鬼は、心の準備無くページをめくった人には危険(!)な位の豪快さです。

    内田さんの狂言絵本シリーズは、どれも文章量が多く、教室などで読み聞かせるときには、相当の気合いが要る作品。
    ぜひ子供たちに聞いてもらいたいと、私も以前読ませて頂きましたが、読み終わった後は、まるで100M走でもしたかのような感覚でした。

    まだ子供たちには今作を読ませていないのですが、喜ぶ反応が楽しみです。

    投稿日:2008/12/12

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