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「がまくんとかえるくん」シリーズなど、アーノルド・ローベルの作品は素敵なものばかりですが、特に大好きなのがこちらの作品です。 大人になってから出会った本なのですが、読むたびにいいおはなしだなぁと感動してしまいます。 優しい気持ち、切ない気持ち、温かい気持ち。いろんな感情が揺さぶられます。
投稿日:2024/03/08
ぞうの坊やの両親が何処へ旅に出かけたのか、どんな困難があったのか、どうして助け出されたのか、気になるサイドストーリーはとりあえず別にして、ひとりぼっちになった坊やとおじさんの暮らした日々は輝いています。 おじさんとの暮らしで、坊やはいろんな事を学びました。 坊やを両親の元に送り届けて、また去っていくおじさん、素敵です。
投稿日:2020/09/09
船にのって旅に出たかあさんととうさんが、嵐になって船は帰ってこなくなって一人ぼっちになった男の子の小象です。おじさんが迎えに来て一緒に暮らしはじめ、おじさんの家での生活がはじまります。おじさんとの生活もやっと慣れておじさんにも懐いた頃に、かあさんととうさんが生きていたとの知らせを受けて、ハッピーエンドでよかったのですが、おじさんの気持ちを思うと小僧がいなくなる生活は、また一人ぼっちで寂しくなるだろうなあと思い悲しくなりました。汽車の中で、小象と一緒に過ごした日にちの数を数えていたのは、わたしにもわかりました。「素晴らしい毎日だった。なんて早く過ぎてしまったものだ」やっぱり、おじさんの思うことと私も一緒だなあとおもいました。「ぼくたちは、時々会おう」と約束したのが、とても嬉しかったです。会うのを楽しみに生きていけると思いました。
投稿日:2018/07/15
作者を見て驚きました。 アーノルド・ローベルの作って この本、あまり目にしないなあと思いました。 両親が行方不明になってしまって おじさんが引き取ってくれるんだけど 子供はやっぱり不安だし、いつだって 緊張しながら過ごしてる毎日。 この緊張感が心に刺さります。 じっくり読んでほしいです。
投稿日:2011/05/28
パパとママが船の旅風邪引いて一緒に行けなかったぼく 嵐になり 帰れなくなったパパとママ そんなときやってきてくれたのが おじさん おじさんは もう年をとっていて・・・・ 二人は 電車にのって出かけます。 おじさんはおもしろい ひとつ ふたつ みっつと数えるの 畑や家や 電柱 でも・・・早くて おじさんのくにへ 王様と王子様二人で過ごした楽しい時間 おじさんも ぼくも 楽しかったのでしょう! ライオンを追い返したおじさん 洋服をたくさんきてたのしんだり 何より ぼくの歌を作ってくれた優しいおじさん! 読んでいると このおじさんの優しさが ゆったりとした時間が いとおしくなります パパとママが帰ってきてぼくは嬉しい! おじさんは ちょっぴり淋しそう・・・・ 又 おじさんとあそべるといいな〜 楽しくね! おじさんが作ってくれた歌は 宝物ですね!
投稿日:2010/09/06
家族以外の誰かの存在って貴重だ。 「おじさん」って、その誰かに成り得るし、割とお話にしやすいようだ。 そのものずばり、「ぼくのおじさん」という題のお話がいくつかある。 ひとつは、ジャック・タチ監督の「ぼくの伯父さん」。 もうひとつは、北杜夫の「ぼくのおじさん」。 どちらのおじさんも、駄目人間として大人社会からは冷遇され、でも子供からは慕われる人間として描かれる。 ・・・この2つの話から、おじさんって、駄目人間ばかりなのかと思ってしまうが、いやいやそんなことはない。 アーノルド・ローベルは「がまくんとかえるくんシリーズ」で有名だが、寧ろわたしは彼の「ぼくのおじさん」という作品が1番好きだ。 主人公のぼくは、ある日船の事故で両親をなくしてしまう。失意の彼の前に現れたのが、おじさんというわけ。おじさんは、きのはっぱよりも、はまべのすなつぶよりも、そらのほしよりもしわが多いおじいさんでもある。そして、孤独という点では、ぼくと同じ立場だ。 これは、そんな二人が心を通わせていく過程の静かな日々を描いたお話なのだ。 ぼくの緊張をときほぐしてやるために、電車の窓から見える電柱を数える話や、ランプに住み着いているくもの願いを叶えるために真っ暗な中で食事をする話、二人の関係を象徴するようなおじさんの作ったお話、おじさん流の気分が沈んだ時の対処の仕方の話・・・などなど。一つ一つのエピソードが、しみじみと心に残る。 最後の結末は、ぼくにとっては幸せであるはずだけれど、どこか物悲しくもあるのは、おじさんにとってぼくと一緒に過ごした日々は幸せであったという別れの辛さを表す。 年齢を超えた心の交流というとフィリパ・ピアスの「トムは真夜中の庭で」を思いだす。しかし、あちらは、過去の小さかったおばあさんとの交流であるということが違う。 絵本という限られたページ数で、ファンタジーという手法を使わずにおじいさんと子どもの心の交流を真正面から描いたという点で、とても心に残る1冊。 悲しい話ではないにも関わらず、読むたびになぜか涙が出てくる不思議な1冊。 誰か、映画化してくれないかな、と密かに思っていたりもする。 息子に読んであげられるようになるのは、まだまだ先の話だなぁ。
投稿日:2010/08/24
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