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私ってごみくず、かな?!」 大人が読んだ みんなの声

私ってごみくず、かな?! 作:マーゴット・サンダーランド
絵:ニッキー・アームストロング
訳:森 さち子
出版社:誠信書房
税込価格:\1,540
発行日:2011年09月
ISBN:9784414413663
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,769
みんなの声 総数 11
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  • かなり重い内容ですが

    読んでいて非常に心が苦しくなるお話でした。

    何故ルビーは自分をごみくずだと思うようになってしまったのか?
    全編を通して親が登場しないということは、
    やはり最初は親との問題があったのでは・・・ということをうかがわせます。

    昨今、子供達に「自己肯定感」、「自己有用感」の気持ちを育てるということが叫ばれていますから、
    前半部分のルビーの強い自己否定には、
    特に親の関わりが問題であること、また学校で先生との関係が良くないことが起因していると考えられます。

    親や先生などの大人の接し方を周囲にいる子供達に敏感に察知し、
    同じように真似るようになってしまいますね。
    そのことが強く感じられました。

    後半部分では、
    ドットおばさんが、いじめっこは何故いじめっこになるのか?というお話をしているくだりが、
    とても分かりやすく、多くの人の心に響きやすいのではないかと思いました。
    本当の「いじめっこ」になってしまった人は「私は違うから」と反論してしまうかもしれませんが・・・
    そういう気持ちは、自分を見つめる勇気がないのでしょうから、
    やはりドットおばさんが言っている通りなのだろうと思います。

    非常に強かった自己否定の感情から、自己肯定が出来るようになるには、
    相当の葛藤があると思いますが、
    まだ子供の段階で、理解ある大人と出逢ったことは、
    ルビーにとって不幸中の幸いだったことでしょう。

    これから先、
    親との関係がどうなっていくか分かりませんが、
    ドットおばさんが「気付き」となって始まったルビーの変革が、
    親によってつぶされることのないよう、祈るばかりです。

    投稿日:2018/07/21

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  • 「私ってごみくず」!?
    う〜ん・・・
    「自己否定」?なのかな?
    なんだろう・・・
    と、気になって
    「全ページためしよみ」をしてみました

    基本、私は、絵本は楽しい、ほっこり系で
    読後爽やか〜♪が希望です

    が、これは、重そうなテーマのような気がしまして・・・

    で、ごめんなさい・・・
    あまり私好みの絵ではないので
    この機会を逃すと、読まないのでは・・・とも

    自分に自信がないーというのは
    その子がそう希望しているわけではないーと思います
    周囲の関わりが1番大切ですよね

    この絵本で、家族、兄弟の関わりがないのが
    気になりました

    その家族から1歩進んでの
    小さな社会環境でーと
    捉えるのかな?

    子どもの生活環境って
    本人だけの関わりだと、本当に狭いと思います
    周囲の関わりで、広がっていき
    安心して、自分から広げていくもの

    その「安心」の基礎部分を
    育てることが、まず大切

    「嫌なことをされるのは、自分が悪い」

    そう思い込むことの怖さ

    「嫌なことする人は・・・」という定義を
    この絵本は、教えてくれています
    嫌なことする人は、主人公と同じ「子ども」とは
    限りません
    「きちんと」を強制する身近な大人の存在も
    確かに、そうだと思います

    これは、大人へのメッセージも
    とても含んでいる作品のように思います

    ありなままの、その子 を受け入れる
    その子 のよさを引き出す
    その子 の気持ちに寄り添う

    勉強になりました

    さて、こどもが読んだら、どう感じるのでしょうか?
    どの年齢に?

    読みきかせボランティアおばさんには
    読後のフォローが難しいかと思います
    ギャングエイジの3.4年生頃から
    小学校の担任の先生では、いかがでしょう?

    投稿日:2017/01/11

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  • 自身に自信のない弱者の残酷な行為

    この作品を最後まで読んで、ルビーの親が登場していないことに気づきました。
    なぜ、親が気になったかというと、自己肯定できない子はその生育歴に何らかの関係があると思うからです。

    さて、ここまで病が重くなってしまうとなかなか難しいと思いましたが、ドットおばさんとの出会いで、ルビーは変わっていきます。
    親じゃないんですね。(いじめについて子どもは親に語れないようです)

    いじめっ子ができる過程を語るドットおばさんの言葉に納得。
    人間とは、なんて弱いんでしょう。
    自身に自信のない弱者の残酷な行為。
    愚かなことにその行為で、他者を壊してしまうことを知らないのです。

    もうひとつ残念だったのは、ルビーの担任の先生の様子。
    ルビーの内面が崩壊しかけていることに気づけていないように思います。

    なにげない一言で、子どもを傷つけ追い込んでしまっていることがたくさんあるのだと、改めて反省しました。

    投稿日:2015/07/23

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  • 自己肯定感の大切さ!

    まわりからいじめられ,自分のことをごみくずと感じるようになってしまった主人公ルビーのお話です。
    学校の先生であるフルーティノーズ先生までもが,ルビーのことを叱ってののしる。正直とても切なく思いながら読みました。
    周りからダメ呼ばわりされれば自分をそう思ってしまう。。本当に考えさせられました。
    給食のおばさんであるドットおばさんと出会い,その状況は変わっていきます。
    ドットおばさんはルビーの失敗さえ共感しとても温かい言葉と態度でルビーに自信と強さを与えていきます。
    ドットおばさんのルビーを見守る姿は,育児において見習いたい姿だと思いました!!
    ドットおばさんは,いじめっこができあがることについても触れていて,本当にその通り〜と思いました。
    最後にルビーがいじめっこ達に自分の思いをはっきり言うシーン。
    すごくよかったです!!強くなったねルビー。
    新しいお友達もできハッピーなルビーに本当によかったよかった!!
    自己肯定感の大切さを改めて感じました☆
    ドットおばさんのような温かく大きな大人になりたいものです。

    投稿日:2014/09/12

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  • そんなことないよ

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    「私ってごみくず、かな?!」衝撃的なセリフです。
    いじめられている女の子が主人公。
    たしかにみんなからくず呼ばわりされてばかりいると「私はごみくず」と言いたくなってしまうのかも。でもそれはひどすぎるし悲しすぎると思いました。
    「私はごみくずじゃない!」「私をごみくずと呼ばないで!」と言うのはみんながみんな言えるわけではないのでしょうね。
    女の子が自分を卑下するたび「そんなことないよ」と言ってあげたくなりました。

    投稿日:2014/04/25

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  • いじめは、カッコ悪い!

    同級生にいじめられること、
    先生にやたらと注意されることがモトになり
    自分をごみくずだと思ってしまうルビーが気の毒でした。
    他人からそんなふうに扱われ続けたら、
    誰でもネガティブになってしまいますよね・・・。

    給食のおばさんに出会って、
    いじめっこがいじめをする理由を知ったルビーがハッキリと
    「自分が惨めだからって、人をいじめないで!」と発言した場面では
    とてもスッキリとしました!

    だからいじめは、カッコ悪いんですよね。
    いじめられている子よりもむしろ、
    いじめっこに読み聞かせたいと思いました。

    投稿日:2014/04/14

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  • 自己否定という病

    病は気からというけれど、「自分はごみくずかな?」と疑問を持ったルビーちゃん。
    次第に「自分はごみくずだ!」と決めつけるようになってしまいました。
    自己否定という病です。
    ほめる言葉も耳に入らなくなります。
    いじめられている自分が本当の自分に思えてくると、なんだか自分が自分をいじめ始めます。
    ドットおばさんが、根気よくルビーちゃんの良いところを教えてくれました。
    「自分はごみくずなんかじゃない!」
    少し観念的な話ですが、子どもに対して「自分はごみくずだ」なんてことを言わせない仕組みが書かれています。
    心の病は、奥深くまで進行してしまうと、この絵本のようには解決できないでしょう。
    子どもにも心があるのだということを忘れてはいけないと感じます。

    投稿日:2012/02/18

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  • 共感しっぱなしでした。

    私もどちらかというと何かきっかけがあればすぐに自信がもてなくなってしまうほうなので、この絵本はすごく共感するところが多かったです。読んでみると、だいぶ楽になった気がします。
    ドットおばさんのような存在は本当にかけがえのないものです。私にとっては、それが今の彼氏です。認めてもらえることで自分自身変わることができます。本当にそう感じます。

    投稿日:2012/01/15

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  • ルビーの勇気

     最初の文章、「こまったことにルビーは、、、」
     いじめられているルビーを非難するような文章に、
    違和感を感じました。

     ルビーがここまで自己否定するようになるまで、
    なにがあったのか。そちらの方が気になります。
     ルビーの保護者が見えないことも、気になります。

     ルビーの勇気は、本当にえらいです。
     
     どこの国でも、いじめの問題は根深いなと思いました。
     解決法はないのでしょうか、、

    投稿日:2011/12/08

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  • ドットおばさんであるためには・・・

    自信が持てないのは、自分のことが好きになれないのは、
    きっと、本当は、自分のせいじゃない。
    子どもの頃の家庭環境、学校などの集団生活、
    その中で、受け入れてもらえなかったことによる自信喪失。
    自分を卑下する気持ちが更に事態を悪化させる。
    すごく切ない話ですね。

    みんなの心無い言葉のために
    主人公のルビーは、こんなにかわいくても、
    自分を『ごみくず』だと思ってます。
    鏡に映る自分の姿すら、歪んで見えてしまう。
    心の闇が、
    本来変わるはずのないものまで歪めてしまうなんて・・・。

    でも、ルビーは、ありのままの自分を受け入れてくれる
    ドットおばさんとの出会いによって、本来の自分を取り戻すことが
    できます。

    対人関係の難しい現代。
    娘が運良く、ドットおばさんのような人に出会えるかはわかりません。
    だから、私が、娘にとってのドットおばさんでいてあげられるように
    ありたいなと思いました。
    ただ甘やかすのではなく、本人の自信を育て、
    絶対的な信頼を得ること・・・。
    こっちも、なかなか難しそうです。

    投稿日:2011/11/30

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