「森の人オランウータン」 大人が読んだ みんなの声

オランウータンは、「人」と言われるだけあって、その生活の様子は私たちと似ていました。オランウータンのお母さんに、きょうだいのオランウータンの子どもがくっついている姿を見て、子どもが「自分たちみたい」と言っていました。オランウータンの生態に興味がわく写真絵本でした。

森の人については、以前からボランティア活動の記事等を見たりして関心がありました。
お母さんは甘えっこのきょうだいと一緒で、満足そうだけどなかなか毎日大変そうです。
ボートで向こう岸に行ったと書いてあったので、すごいなと。驚きました。
手が長くて、力があって、高い所の移動も自由自在ですね。
住処になる森が、守られることを祈ります。

動物園でよく見るオランウータンの写真の本。動物園では１ぴきでいますが、この写真では自然の中の生き生きした姿を見ることができます。お母さんと赤ちゃんがキスをしているところが微笑ましいです。こういった写真が見れるのも本だからこそですね！

全ページ試し読みで読みました。

オランウータンの写真絵本です。

　　オランウータンのいろいろな豊かな表情が見られて楽しい

です。　　”腕長美人？”

　　　　　　　　”そうかしら。”
　　　　　　　　　表情が可笑しくて面白くて爆笑です。
　　　　　　　　　　（まんざらでもないようです？）

　　　　　　”向こう岸に行ってみようかしら？”

　　　　　　　　　”いえいえカヌーのほうが楽々。”
　　　　　　　　　賢いオランウータンだなあと思いました。

　　　　　　　メスや子供にも優しい。
　　　　　　　兄弟も仲良し。
　　　　　　　ときどき喧嘩もするけど。

　　　　　　　「ま、なんとか平和」

オランウータンの住める場所がいつまでも存続することを

願います！

人間のような仕草に、ドキッ！
じつは、霊長類はすこしこわいと感じていたのですが、とても惹きつけられました。
ひょうきんな眼差しに、こころがやすらぎました。
「向こう岸に行ってみようかしら」のページがとくに好き。
森林が減っている問題については、押し付けがましくなく、考える余地を与えてくれる作品です。