世界のどうわ(12) もみの木」 ヒラP21さんの声

世界のどうわ(12) もみの木 訳:木村由利子
絵:S・カプスベルガー
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\770
発行日:1987年12月01日
ISBN:9784034451205
評価スコア 4
評価ランキング 33,801
みんなの声 総数 1
「世界のどうわ(12) もみの木」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く
  • 幸せって何だろう

    小さなもみの木は大きくなった木に憧れ、早く大きくなりたいと願いました。
    大きくなって切り倒された木が船のマストになって、世界の海を巡っていることを想像して、夢を膨らませたのです。
    それが大きな勘違いだということは、お日さまや風でなくてもわかります。
    今度はもみの木はクリスマスツリーになることを夢見ました。
    着飾ってクリスマスを祝う喜びを夢見たのです。
    確かにクリスマスツリーはクリスマスの主人公でしょう。
    でも、その後どうなるかまでは考えられませんでした。
    森にいた時が一番良かった、若い頃が一番良かったなんて、ほろ苦いお話です。
    大人として読んだとき、自分の人生を重ね合わせてしまいます。
    一度は枯れていくもみの木です。
    幸せだったという時間を噛みしめるのも大切な気がしました。

    投稿日:2025/11/25

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「世界のどうわ(12) もみの木」のみんなの声を見る

「世界のどうわ(12) もみの木」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



【特集】絵本ナビのクリスマス2025

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット