ハンダというケニアの女の子がお友達のアケヨに果物をプレゼントするため、頭にかごを載せて隣村まで歩きます。途中、いろいろな動物が出てきて、果物を取って行ってしまいます。
単純な絵本なのですが、4歳になったばかりの息子はこれがお気に入り。何度も続けて読まされました。
アフリカの女性って頭に物を載せて歩くんですが、そんな習慣や、フルーツの名前、動物の名前なんかも覚えられます。子供が妹や弟をおんぶしているのも最近の日本にはなくなってしまった習慣ですね。私は主人と結婚前にケニアに行ったことがあるんですが、そのときの事なんかもこの本を読みながら話してあげています。この木、ママ見たことあるよ、とか。
お友達のために何かをする、みんなで喜ぶ、そんな友情もみえて、心温まります。
果物を取って行った動物が次のページにも登場しているあたりは笑えます。最後はちょっとしたsurpriseもあり、楽しいです。カラフルな色彩と開放的な自然の雰囲気も素敵です。