ビリーの気になるお菓子屋さんだった空き家が、窓拭き会社になっていました。
そこに張り紙があって、「はしご不要窓拭き会社」と書いてあります。
ビリーがどういう意味なのか考えていると、高い窓からきりんが顔を出しました。他にさるとペリカンがいます。
どんなに高い窓でも、きりんの頭にさるが乗って、きりんの首がどんどん伸びて拭けるのです。
ペリカンは、口に水をいれて窓わくに止まり、バケツの役目をします。
それぞれに個性をいかした役目があるところがいいです。
初めてのお客さまの公爵との出会いで、みんなの願いが叶うのです。
読み終わってスカッとします。
短いお話なので、本が苦手でも読めます。