300年前から伝わる、ブラックベリーフールというデザートについての歴史をたどる絵本。
1710年には、生クリームを小枝を束ねたもので泡立てていたのが、時代と共にブリキの泡立て器に変わり、更には鉄の泡立て器、最後は現在の電動泡立て器に変わります。
時間も格段に短くなり、保存方法にも変化が。
作っている様子、食事風景などから、時代背景も感じられ、2番目の奴隷の親子が、物置に隠れて、器に残った生クリームをこっそり食べる姿はなんだか切なかったです。
最後にブラックベリーフールの作り方が載っています。
とても簡単ですし、私はこのデザートを初めて知ったので作ってみたくなりました。