認知症についての不安は、2つあります。
身近な人が認知症になる場合と、自分自身が認知症になる場合です。
身近な人、とくにいつも一緒にいる身内が認知症になったら、このお話のように冷静に優しく接することができるのか、あまり自信がありません。
頭でわかっていても、なかなか現実を受け入れられないと思います。
自分自身が認知症になったとして、今までの出来事を次々と忘れてしまう状況は、想像を絶する不安と、寂しさと恐怖ばかりでしょう。
あらためて健康に感謝し、良い思い出はカラフルな風船に詰め込んで、手を放さないで大事にしておきたい気持ちです。