素敵なタイトルに惹かれて手に取りました。作者が自分のパパとの思い出を回想して描いた作品だとのことです。
仕事が終わったパパに「宇宙を見せてあげる」と誘われ、二人で夜のお散歩に出かけたウルフ。二人が手をつないで歩くシーンや、買い物のシーンをみると、男同士の特別な感じが出ていていいなと思いました。
壮大なロマンを伝えたかったパパですが、思惑とは違う結末に。でも、ウルフにとっては、大事な忘れられない思い出になったよう。
夜のお散歩ときくだけで、子どもはワクワクするもの。自分の小さな頃の思い出もよみがえってきました。
子どもが3人いる我が家では、一人だけつれて出かけるという機会がどうしても少なくなってしまうのですが、意識して「ふたりきり」の状況をつくって、手をつないで、話しながら散歩したいなと思いました。