まず、このへんてこなタイトルにやられます。
動物たちが主人公の7つの寓話集、どきどきしたり、フッと思わず笑ってしまったり、ほっこり温かい気持ちになったり、ほぉ〜と考えさせられたり。
様々な要素を併せ持ったプチ哲学書のようです。
落ち込み気味だったのに、この本を読んだ後は何だかスッキリ♪
心が洗濯されたような、そんな気持ちにさせてくれます。
中でも小さなおたまじゃくしが主人公の『池の中の王様』がお気に入り。
〜ぼくの世界ではぼくが王様ってこと。ほら、その証拠に僕が目をつむりさえすれば、世界はなくなる〜
子どもに読んであげるのもよさそうだし、
大人には、「頑張りすぎないで少し気分転換してみたら?」
っていう時のちょっとした贈り物におすすめです。