ちいさなもみのき」 てんぐざるさんの声

ちいさなもみのき 作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:バーバラ・クーニー
訳:上條 由美子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,210
発行日:1993年10月
ISBN:9784834011623
評価スコア 4.72
評価ランキング 1,369
みんなの声 総数 46
  • この絵本のレビューを書く
  • お父さんのセリフがいいんです。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子10歳

    特別、大きな盛り上がり上がるわけではありませんが、
    森の中のちいさなもみの木と、足の不自由な男の子との、
    しっとりとした友情を描いた作品だと思いました。

    男の子ともみの木をつなぐものとして、男の子のお父さんが登場しますが、このお父さんのセリフがとてもよかったです。
    「おまえはこれから、すばらしいおいわいにいくんだよ。
     …そして、はるがきたら、おまえを みつけたところへ 
     つれていって、また うえてやるからな。
     わたしのむすこと いっしょに、おおっくなっておくれ。…」

    この言葉があるから、もみのきは男の子のところへ行くのが楽しみになったのではないかと思いました。
    だから、男の子の足が治った年のクリスマスに、お父さんが「自分」を男の子に連れて行ってくれないのを、とても不思議に思ったに違いありません。
    キリスト教徒ではありませんが、
    ちいさなもみの木のところへ、足の治った男の子がやってきて、
    クリスマスキャロルを歌ったところは、ジ〜ンとなりました。
    ぜひ、クリスマスの時期に、もみの木の前でこの絵本を読んであげたいですね。
    幼稚園くらいから小学校高学年くらいに、お薦めします。

    投稿日:2010/03/20

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「ちいさなもみのき」のみんなの声を見る

「ちいさなもみのき」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



【特集】絵本ナビのクリスマス2025

みんなの声(46人)

絵本の評価(4.72)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット