息子に・・・ではなく自分のために
頁をめくってみました
表紙がとても寒そうで
きっこチャンの白い息が見えるようでした
読み進めてみると
動物達が実にリアルで、でも洋服を着て直立していて
現実感と夢の世界が融合していました
そしてきっこちゃんを一斉に見つめる動物たちの視線から
飛び出してくるようなケーキまで
どうしようもない不安から
わくわくするような喜びまで
つきあげられるような気持ちにさせられました
食いしん坊な私はついつい
ひとつひとつのケーキの説明をココロの中で
探してしまいました
おかあさんが渡してくれたケーキは
どうしたのでしょう
そして動物達のケーキをみんなで食べたのか・・・
それをお母さんが知ったら
どんなことを思いどんな言葉を発するのでしょう
読むことから始まる
空想の世界へ・・・・・と
どんどん引き込まれてしまうのでした