『ROTTEN RALPH』が原題。
ROTTENの意味がなかなかなところを、あくたれ、と訳したところに唸ります。
悪たれ猫、ラルフの様子が綴られます。
表紙からもうすごい猫相でしょう?
もちろん、素行も相当なもの。
ということで、とうとう飼い主からもあきれられて、サーカスに置き去りにされてしまうのですね。
当然ひどい目にあって脱走するのですが、
飼い主には温かく迎えられるという、安心の展開ですが、
オチは健在です。
多少けばけばしい画風が、案外シリアスな内容をポップに収めている印象です。
子どものいたずらというキーワードで、共感できるかもしれませんね。
幼稚園児ぐらいからでしょうか。