絵本に出てくるキツネはいつもずる賢い、オオカミは悪役。お決まりのようなキャスティングですが、この本にでてくるキツネはちょっと自己表現が苦手(?)で淋しがりや、オオカミは言葉はぶっきらぼうだけど心優しくて、でもキツネと同じ淋しがりやさん。オオカミがキツネに見開きいっぱいに口を開けて怒る場面は大好き!いつもクスクス笑ってしまいます。最後に仲良しになるところは親子で「お友達になれてよかったね〜」と安心してしまいました。春から幼稚園に通い始めた娘に、少しでもオオカミの持っている温かい気持ちが伝わったらいいな〜と思います。