一目ぼれをきっかけにテニス部に入ることになった侃(かん)。
体育会系だが活字中毒というのは本人も言うとおりにたしかに多くはないですよね。
脳の中はテニスでいっぱいだったり、友達の彼女を好きになったり、青春だなと感じました。侃同様にこんな日々が続くのかと思っていたのですが、衝撃的な事件が起こってしまい、侃は高校に行かなくなってしまいます…。私も読んでいてびっくりしてしまいました。
友達の貴之がひたすら格好良くて大人(高校1年生!)です。でも苦労もあってというところもあるっぽいのでそれを思うとちょっと切ないかも。この貴之が憧れていた人物というのはああと納得できました。
朽木 祥さんの他のお話も読んでみたくなりました。