笑い話だけれど、笑えない話です。
教えてもらった花の名前を、家に帰ったら忘れてしまって思い出せないことってよくあるからです。
メモ用紙と筆記具があれば良かったと、つくづく思います。
でも、動物たちは、頭で記憶するしか仕方ないですね。
なぜか木の名前を知っているライオンは、代わる代わる訪ねてくる動物たちに、不機嫌な仕草ながらも、それが「ボジャビ」だと教えてくれました。
本当はやさしいライオンでした。
ところで、読み終えて表紙を見直して思いました。
ライオンとヘビはお友だちのようです、
この木の名前を広く伝えるための演技だったのでしょうか。