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日本っていいなあ〜
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投稿日:2006/11/05 |
「これはアニメーション・マンガを、きわめて日本的な歌舞伎調の舞台を背景に、おいかけっこをみせる風変わりな試みをやった、ナンセンス絵本である。」作者の赤羽さんがこう言われています。
旅人の着物の千鳥が犬にほえられて、服から飛び出てしまい、山越え野越え春夏秋冬の風景の中を走り続けます。
始めは怒っているようにも、戸惑っているようにも見えた旅人。走っている内段々千鳥たちとの「旅」を楽しんでいるようにも見えてきます。
日本絵本界の宝「赤羽末吉」さんの茶目っ気たっぷりの絵本。ぜひ!
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40年愛しています
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投稿日:2006/11/05 |
月刊絵本で買ってもらってから、40年の長きにわたりこの本を愛しています。保母として何十回何百回この本を読んだでしょう。手元になくても空で暗唱できるし、一頁ずつの絵が目に浮かびます。
「おきてくれ かばくん」「あったべちゃった」「ぞろぞろぞろ わいわいわいわい」「かばよりちいさいかばのこ…あぶく」
テンポの良いこのテキストと呼応する中谷さんの絵は油絵でキャンパスに描かれています。
子どもの本で油絵を使うのは初めてだったと読んだことがあります。原画は両手に抱えるほどの大きさで、かばくんの大迫力はこの原画から溢れたものだと思いました。
古典・定番・スタンダードといっても良いでしょう。図書館で借りてでもよいので、一度はこどもに見せてやりたい読んでやりたい本です。
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しっとりしっとりおもたいわい
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投稿日:2006/11/05 |
1人もんの欲張り男がおったら、飯を食わんというおんなが押しかけてきた。初めは喜んでいたけれど、実はその女は鬼婆で…。
稲田さんの情景描写・心理描写の言葉が素晴らしい本。
赤羽さんのこどもだからこそ全力で描いた怖い鬼婆の絵が素晴らしい本。
女が大釜いっぱいの飯をにぎりにする「ぴつっぴつっ」という表現や、男を桶にいれて頭に担いだ鬼婆が言う「しっとりしっとり重たいわい」というセリフ。なんて怖いんでしょう!何てワクワクする事でしょう!
読んでもらっているこどもらの不安が頂点に達した頃、鬼婆はヨモギと菖蒲のはえた場所にさしかかり「毒があっていけない」とか「刀があっていけない」と言うので、こどもらは鬼婆の弱点をしり、その先の展開に僅かな期待をもつことができます。
欲張り男の驚きと不安、恐怖はそのままこどもたちのものとなります。草原を飛ぶように走る鬼婆の怖いこと怖いこと!
まさに鬼の本性を表した絵です。ヨモギの汁が鬼婆を溶かしていきますが、その絵は美しくすらあります。この美しさでこどもは物語の世界から、現実へもどってくる事ができるのでしょうね。赤羽さん…本当に天才です。
ヨモギは人間にとって毒だしの効果絶大な草だし、菖蒲の葉はまさに刀の形で、魔よけの力があると伝えられています。
豆まきの頃、この本を読んでやっては保育園にやってくる鬼にヨモギ入りのだんごをぶつける我が園のこどもたちです。
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鬼と人間…どっちが強い?
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投稿日:2006/11/05 |
有名な渡辺の綱の羅生門での鬼退治のはなし。といっても、渡辺の綱事態を知らない人も多いと思う。
そんな人にもこの本は文句なしに面白い。都を荒らす鬼を退治しに行って、腕を取ってきたのは良いけれど、鬼は必死にその腕を取り返しにくる。鬼と人間の知恵比べ+力比べの話しです。
赤羽さん66才の作品です。力の溢れる筆のタッチで、ぐいぐいと平安の世界に引き込んでくれます。もう何百年も練られた話しを、赤羽さんが絵本にふさわしいように再構成されているので、面白くないわけがない。日本風土、空気感を描いたら当代随一の赤羽さんの傑作だと思います。
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名作!こぶたくんのぼうけん
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投稿日:2006/11/05 |
数十年前の絵本(1969年初版)なのに、こどものともを取っていた友人に話すと、たいてい覚えている作品。作者の名前は覚えていなくても、堀内さんのステキな表紙を見せればたいていの人「ああ!」と叫ぶのですよ〜♪(あとは片山健さんの「ゆうちゃんのみきさーしゃ」かな)
ルーのお父さんのステキなこと!自分の手といっても良いらっぱにルーが入っているのにそれを持って「なんだからっぱが重くなったぞ」なんて!
こどもが行方不明なのにテレビを見てるところもナイス。
私もるーのように音楽を生業にしていた父のため、幼い頃からピアノ・バイオリン・ギターと習わされるーに自分の身の上を重ね合わせていました。でも、子ども心に『こぶたのまーち』を自分で作曲してピアノで弾いてみたりしていました。この小さなるーのぼうけんを楽しんだのでしょうね。
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朝から夜までの1日ことばあそび
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投稿日:2006/11/05 |
めのまどあけろ おひさままってるぞ
みみのまどあけろ だれかがうたってる…
俊太郎さんの面白い、舌触りのよい、語呂のよい言葉で、こどもの1日が綴られています。
保育園でこどもに服を着せる時も、一番ボタン通りゃんせ…と言いながら着せたり、お風呂に入れば「せっけんさんがすうべった」と思わず口から飛び出てくるのがこの本の言葉達。
読むだけでは、つまらない。
ぜひ覚えてみて下さい。覚えるコツは何回も声を出して読むことですよ。
長身太さんには珍しい具象的な絵も印象的な一冊。
ちなみに我が息子が生まれた時、2千冊の蔵書の中からこの本をファーストブックに選びました。
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美しい色!
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投稿日:2006/11/03 |
降矢さんの絵はいつも色がきれい。
そしてこの絵本は特別青と紫が美しい!
りすの母さんが、4匹の子供たちに「いってきます」と言ってどんぐり拾いにでかけます。
森のあちこちで1つずつ見つけては、背中の背負いカゴに入れていく母さん。途中転んだりしながら、みんなに1つずつのどんぐりを見つけて無事帰宅・いただきます!と言うお話。
みーつけた ひとーつ!
みーつけた ふたーつ!
母さんリスの指先をたどり、見開きいっぱいに広がる川底や草の中(デザイン化されてて美しい!)にあるどんぐりを見つけるのは、1才時代には答えられない喜びです。
リスの描き方と、どんぐりの描き込み方が違うので、
子供たちは自然とどんぐりに視線が向かいます。
やっぱり降矢さんは天才だ…。
色の美しさに惹かれてわが家では
頁を開いて棚に飾っています。
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勧善懲悪が大切な時期もある
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投稿日:2006/11/03 |
このお話を知らない方がごく稀だと思います。
でも、最後にオオカミが死んで子ヤギたちが喜んで踊り回るなんて残酷!と思われる方もいらっしゃるのでは?
でも、これが大切なんです。
もちろん私は暴力が大嫌い。でも子ども時代…ごく幼い頃には勧善懲悪が大切な時期もあります。そして5歳半を過ぎた頃から、勧善懲悪ではない世界に入っていくのです。
その頃やっと、自分の力でおおかみにも家族があるのではないか?話し合っても解決はしなかったのだろうか?など表に現れない世界を想像していくようになっていきます。
そのためには、それまでの約5年あまり、毎日の生活の中で、大人から押しつけられた価値観(たとえそれが暴力を否定するという考える余地のないようなものであったとしても)から離れて「自由に自分の意見を持つことの出来るよう」配慮していく必要があります。そして、絵本などで勧善懲悪をしっかり体験していく。怖いけど、みんなで力を合わせて頑張れば悪いもの懲らしめることができるのだという確信を育んでいきます。母山羊と子ヤギという弱い存在は、自分たちの姿と重なって、こどもたちを励ましてくれます。
もちろん、園でのごっこに「開けておくれ子供たち、お母さんだよ」のセリフは不可欠です。ワクワクドキドキするこの絵本がこどもたちは大好きです。
この絵本には沢山のホフマン氏の愛情が注ぎ込まれています。彼の作品の大半は自分のこどもたち一人一人に描かれたものなのです。赤痢や猩紅熱など、その時代には命さえ左右する大病に冒された娘達に、母さんはきっとお前を守ってくれる。知恵と力で弱いやぎだってオオカミに勝てるのだから…というメッセージをこめて…。
3才頃からぜひ読んであげて下さい。絵をしっかり読み込んでいけば、テキストに書かれていないお父さん山羊の所在や、お母さん山羊の気持ちが分かってきます。
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絵本好きに育てたいなら、この本!
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投稿日:2006/11/03 |
この本がわが家に来て1年、おそらく百回以上読みました。1才過ぎからうちの息子はこの本が大好きです。
そして母としてではなく、保育者としての私は
お母さん対象の赤ちゃん教室での「絵本の読み聞かせの時間」に、教科書として使っています。
お話は、ログハウスからお父さん・お母さん・こぐまが出かけていき、それぞれ食べられるものをもって帰ってくる。「いただきまあす」と食べて寝る。
という単純なものなのですが、これが素晴らしい!
こどもは、「ぎ〜」とドアを開ける時から画面に釘付けになり、お父さん熊の時にはいなかった虫たちが、小熊の時には親しげに出てくること。
小熊が帰宅した時、誰もいないはずの家に向かって「ただいま」というけれど、小熊の視線をたどればそれは小鳥に向かって発せられていたこと。その小鳥はご飯を食べるシーンで、ちゃんと四分の一のリンゴを分けてもらっていること。
最後の頁のお布団のシーツは、表紙でお家の裏に干してあること…などなど、「お話をたどる=文字を見る」のではなく、絵を読み込むことこそが絵本の醍醐味だと教えてくれる本です。
絵本好きに育てたいなら、「絵を読む」力を育むためにも、この本と出会わせてあげたいものです。また、こどもと一緒にママやパパも絵を読む練習をしてみませんか?
これは月刊誌なのでぜひ入手可能な間に読んであげて下さい!
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おいらがカミイ
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投稿日:2006/11/02 |
紙(段ボール)でつくったロボットだからカミイ。
この単純さ!これこそこどもそのものです。
古田さんは保育園・幼稚園のこどもの話しが上手いですが、この本も幼稚園の友だちとの生活がうまく描かれています。
年少さん、初めての集団生活を経験するこどもさんたちも多いでしょう。そんな時にこの本をよんであげると良いですよ〜。
でも、躾のためにとか、集団生活ではワガママ言ってはいけないのよ…なんていうために読むと良いの?と思うのは大人の発想だとおもうのです。
何せ、こどもたちはカミイのハチャメチャぶりを楽しむのです。やりたいなあ、でもやっちゃいけないんだよねと思うことが集団生活には山とある。それをこの本ではカミイと人間のこどもたちが演じ分けてくれるのが、カミイがこどもたちを虜にする秘密かも知れません。
堀内さんの明るい色調が、こどもらの(読み手の大人の?)涙をますます誘い、その後のハッピーエンドまでつなげてくれます。
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