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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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なかなかよいと思う 車好きにオススメ   投稿日:2012/02/05
すごいくるま
すごいくるま 作・絵: 市原 淳
出版社: 教育画劇
市原 淳さんの経歴を見て驚きました。
2009年にそのオリジナルキャラクター「Poppets Town」が、カナダのDECODE社よりアニメ化され、世界100ヶ国以上でTV放送されているのですから。
月間おひさま(小学館)に連載中であり、ディズニー・チャンネルで放送中のようです。

この作品は、車がいろいろに変身するというものなのですが、これって、自分自身も子供の頃、想像しながら絵を描いた記憶があります。
特に男の子で、車好きなら、きっと、この心理って非常に共感できるはずで、恐らくたまらない作品となること間違いありません。
この手の作品って、結構ありそうなのに、実はなかったような感じがしています。

しかも、その絵がお洒落です。
絵全体を黒く縁取らず、一定の規則に基づいて縁取りしているので、単純なイラストながら立体感のある絵になっています。
夢のある作品で、車好きのお子さんにオススメします。
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なかなかよいと思う 仕掛けにビックリ   投稿日:2012/02/04
おおかみとキャベツばたけ
おおかみとキャベツばたけ 作・絵: ひだ きょうこ
出版社: 教育画劇
表紙の絵のテイストに惹かれて読んでみました。
ちょっと日本の作品離れした感があります。

そして、表紙を捲ると誰しもが驚くことでしょう。
中のページが丸いのです。
読み進めると捲りやすいので、新しい形なのかと思ったらさにあらず。
丁度真中のページが仕掛けになっていて、その伏線でした。
これは、1度手にして見て貰わないと分からないと思いますが、その発想はかなりの優れもの。
一見の価値はある作品です。

物語の主人公は、おおかみのループッチ。
森の動物達は恐れをなして隠れてしまうのですが、ちょうちょだけは例外。
さらに、そのちょうちょが光り輝いているので、ループッチは魔法と勘違いして、その魔法を教えろと凄みます。
でも、ちょうちょは、怯むことなく魔法ではないと答えて、帰って行くのですが、このちょうちょが光り輝くのは、その清らかで澄んだ心を表現している気がしてなりません。
ループッチは、光り輝く秘密をあばこうと夜のキャベツ畑に忍び込むのですが、それから大騒動に発展するのです。

意地悪い心の象徴=おおかみ、澄み切った心の象徴=ちょうちょの対比が根底にあって、最後におおかみが改心するという展開は、絵本の王道的なもの。
分かり易くて、安心して読み聞かせ出来ると思います。
絵のテイストも我家の好みなので、他の作品も読みたくなりました。


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なかなかよいと思う 写実的な絵がGood!   投稿日:2012/02/04
すきすき どうぶつ
すきすき どうぶつ 作: 今森 光彦
絵: 今森 洋輔

出版社: 童心社
今森光彦さんと言えば、プロ写真家として知られ、「昆虫記」等で知られています。
その作で、絵を弟の今森洋輔さんが担当した作品。
兄弟揃ってというのは、非常な驚きでした。

後書きに、
「子どもたちが動物のことをだいすきになって、こんどは飼ってみたい、と思ってくれたら、とてもうれしいです」
とありましたが、まさにそんな気持ちになるというに相応しい内容です。

登場する動物は、犬、リス、ハムスター、うさぎ、ねこ。
その可愛らしい仕草を、写実的に描いた絵が、見る者を魅了します。
特に気にいったのは、うさぎが人参の葉をくわえているシーン。
おそらく、実際の描写と思われるのですが、一瞬を逃さない写真家の眼があればこその作品と言えそうです。

「はじめてのしぜんえほん」という副題とおり、ファーストブックにオススメの作品です。
「むしむし だあれ?」と合わせての読み聞かせると良いと思います。
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なかなかよいと思う バランスの良いファーストブック   投稿日:2012/01/28
ころんだ ころんだ
ころんだ ころんだ 作: 角野 栄子
絵: 津田 直美

出版社: リブロポート
「みんなともだち」シリーズの第一弾。
他には「おすまし おすまし」「こちょ こちょ」があります。
作は、「魔女の宅急便」の角野栄子さん。

「ころんだ ころんだ
ぞうさん ころんだ」
というくだりで始まります。
その時の絵は、ぞうさんが石につまづいているシーンなのですが、ぞうさんの悲しそうな表情が絶妙です。
ころんだ拍子にバナナを空中に投げ出しているからでしょうか?

次々に動物さんがころぶシーンが続くのですが、その語呂が良いので、楽しく読み聞かせ出来ると思います。
特筆すべきは、その擬人化された絵。
半ズボンにTシャツを着たり、擦りむいたところに絆創膏を貼ったり、痛そうな表情をしたりと、見る者を魅了すること間違いなし。
また、その色合いも実に綺麗なもの。

最後にぼくがころんで、みんなが
「なかない なかない」
と言うのもなかなかのもの。
子供達の共感を得ることでしょう。

ころぶという動作に絞った絵本ですが、どうして楽しめる内容です。
ファーストブックにオススメします。

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自信を持っておすすめしたい シンプルな伝記物   投稿日:2012/01/28
どうぶつがすき
どうぶつがすき 作: パトリック・マクドネル
訳: なかがわ ちひろ

出版社: あすなろ書房
1月23年のコールデコット賞の発表がありました。
何と、そのうち2作品は邦訳されており、日本の絵本界の感度の良さに感動です。
その邦訳の1つが「どうぶつがすき」で、オナー賞受賞作品です。
原題は、「Me ... Jane 」

パトリック・マクドネルは、「ハグ・タイム」「おくりものはナンニモナイ」あたりで知られる作家。
今回の作品は、何と伝記。

主人公は、ジェーン・グドール。
幼い頃より動物好き。
23歳の時アフリカへ渡り、人類学者ルイス・リーキーに師事し、ルイスの薦めで26歳の時タンザニアのゴンベの森でチンパンジーの研究を始めます。
世界で初めて、草の茎を使ってアリを捕る行動の報告などで、人類固有とされてきた道具使用などの行為や能力がチンパンジーにも存在すること、チンパンジーの性格にも大きな個人差があることを確認するなど、チンパンジー研究の世界的な権威となった女性の伝記です。

やはり驚きは、その時代。
1957年のアフリカに渡るのですが、時代背景を考えるとその強い意志が窺い知れます。
ジェーンは、10歳の時にアフリカに渡って動物と暮らし、本を書こうと決めていたというのですから、驚きに値するものでしょう。

物語は、ジェーンがおとうさんにチンパンジーのぬいぐるみを貰うシーンで始まります。
それからは、ジェーンが如何に自然と接していたかが克明に描かれているのですが、興味深いのは、その好奇心。
自然をいとおしむだけでなく、もっと理解しようと思って、沢山の本を読む姿に共感しきりです。
そして、夢を見ることの大切さを綴られているのですが、最後のページに誰しもが心打たれることと思います。

パトリック・マクドネルのいつものテイストの絵に加え、背景に単色で精緻な絵を挿入しているのが、伝記っぽくて良い効果を醸し出しています。
また、最終ページがジェーンとチンパンジーの写真というのも、洒落ています。
至極シンプルなストーリーではありますが、その分、子供の心に響く作品だと思います。
コールデコット賞オナー賞は、だてではありません

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なかなかよいと思う 誕生を祝うことの素晴らしさ   投稿日:2012/01/25
たんじょうび おめでとう!
たんじょうび おめでとう! 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: レナード・ワイスガード
訳: こみや ゆう

出版社: 好学社
マーガレット・ワイズ・ブラウンは、42歳の若さで1952年に亡くなったのですが、実に100冊以上を世に残しています。
さらに凄いのは、70以上もの未出版の原稿が残されていたこと。
この作品もクレジットに彼女の姉妹、Roberta Brown Rauchの名前があり、1989年とあるので、生前に発刊されたものではないようです。
また、絵は、レナード・ワイスガード。
この黄金コンビでは、やはり「たいせつなこと」が鮮明に記憶に残っています。
原題は、「The Golden Birthday Book」

物語は、深い森の中で、いもむし、みつばち、りす、ぶた、うさぎが生まれたというくだりで始まります。
時は流れて1年後。
それぞれが、誕生日に一番欲しいものを貰うのですが、そのお話が淡々と綴られています。
お誕生日の喜びを、さり気なく描かれているのですが、何故か心に染み入りました。
プレゼントが立派な訳でもないし、話に特別な何かがある訳でもありません。
ただ、純粋に生きとし生けるものの誕生日を祝うことが、どんなに素晴らしいことか、誰もが感じられると思います。

ワイスガードの絵の美しさは、見る者を魅了するに違いなく、マーガレット・ワイズ・ブラウンの小気味良い文章との相乗で、実に読み聞かせに相応しい作品に仕上がっています。
ちょっと気になったのは、訳。
ぶたくんというのは、いのししではないかという気がします。
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なかなかよいと思う クリスマスツリーファームのお話   投稿日:2012/01/25
クリスマスツリーの12か月
クリスマスツリーの12か月 作: エレン・ブライアン・オベッド
絵: アン・ハンター
訳: 湯本 香樹実

出版社: 講談社
2009年のアメリカの作品。
所変わればとは、良く言ったもの。
アメリカには、クリスマスツリーファームと言う農園があって、そこで生木を切ってクリスマスツリーとするのが普通のよう。
日本のクリスマスツリーとは、スケールが違います。
そんなクリスマスファームの1年を描いた作品です。

1月〜12月まで、その月に因んだ動物、鳥、昆虫、植物等が登場するのですが、野生の生物が沢山描かれているのが、驚きです。
特に、11月の七面鳥。
野生の七面鳥が餌を探しにやってくるなんて、想像がなかなか出来ません。

大人でも想像出来ない世界が展開しているのですが、クリスマスツリーを中心に描いた生態系の話は、自然科学の入門編と言ったところ。
生きとし生けるものの営みが、可愛らしい絵と共に語られるというのは、興味深く聞き入ることの出来るものだと思います。

構成、絵、文章のバランスが良く、安心して読み聞かせ出来る作品です。
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なかなかよいと思う イラストレーターらしい作品   投稿日:2012/01/23
しゃかしゃかじゅうじゅう
しゃかしゃかじゅうじゅう 作・絵: 若菜 ひとし 若菜 きよこ
出版社: ひさかたチャイルド
若菜ひとしさんは、源平盛衰記とか名探偵ホームズとかの小説の挿入絵で知られたイラストレーターです。
絵本の作品は殆どないのですが、この作品は、流石にイラストレーターらしい仕上がりとなっています。

ストーリーは、いたってシンプルなもの。
卵からオムレツになるまでの工程が描かれているのですが、人の姿はなく、全て物だけのイラストです。
しかも、解説は一切なくて、殆どが擬音。
最後に、
「ふんわり
オムレツ
めしあがれ」
というのが唯一の文章です。

とても分かりやすい絵と擬音とのマッチングが、とても良いバランスの作品となっています。
オムレツを実際に作って見せてあげると、相乗効果抜群でしょう。
食育にもオススメします。



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なかなかよいと思う あいうえおを学ぶ絵本   投稿日:2012/01/22
いきものあいうえお
いきものあいうえお 作: くろい けん
出版社: ベネッセコーポレーション
黒井健さんの作品なので読んでみました。
黒井健さんと言えば、「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」等の淡く幻想的な絵が印象に残っています。

この作品は、絵本というより字を学ぶ教材と言った方が適切かも知れません。
左ページに文字と書き順と、そのひらがなで始まる生き物の絵が描かれています。
そして、右ページには、そのひらがなの形に添って、その生き物のいろんな姿が描かれてます。

その絵の楽しさは、ピカイチ。
実にシンプルですが、絵の可愛らしさといい構成といいバランスといい、良く考えられています。
後書きに文字に親しむことを目指したとある通り、子供が親しみを持ってひらがなを学べると思います。

この手の作品は数多かれど、この作品が一番のオススメです。
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なかなかよいと思う 対象が難しい作品   投稿日:2012/01/22
カワウソ村の火の玉ばなし
カワウソ村の火の玉ばなし 作: 山下 明生
絵: 長谷川 義史

出版社: 解放出版社
文/山下明生、絵/長谷川義史さんのコンビの作品なので、読んでみました。
物語は、お宮の境内で行う宮相撲の話がメイン。
素人相撲大会なので、誰しもが見たいイベントなはずなのに、カワウソ村の住民は決して見ることが出来なかったという設定です。
その宮相撲は、予想通り権助が圧倒的。
あと1人勝ち抜けば優勝となるものの、あまりの強さに誰も勝負しようと土俵にあがるものがいないのです。
そんなとき、飛び入り参加した男に投げ飛ばされてしまったから、さぁ大変。
しかも、その男が、カワウソ村の者だったものだから、権助を始め追い駆けた者達に暴行を受けるのです。
最後は、少し怪談ぽく終わるのですが、それだけなら、昔話の再話位に受け止めれば良い話です。

何と、後書きを見ると、福岡県筑後地区の被差別部落に伝わる民話を、再構成したものとあり、物語を振り返った時に、その奥深さに驚愕としてしまいました。
こんな形で、部落問題に接するとは夢にも思わず、しっかりと受け止めて読み聞かせしないとならないと思った次第です。

山下明生さんが小さい読者の興味を誘うよう配慮したとあるように、昔話としても通用する作品です。
ただ、その原話に思いを馳せると、物語の持つ本質が分かる年齢の子供に読んで欲しい作品と言えると思います。

それにしても、長谷川義史さんの絵のテイストは、昔話に実に相応しいもの。
もっと、山下明生さんとのコンビで世に多くの作品を輩出して欲しいものです。
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