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ジュンイチ

パパ・60代・東京都

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ジュンイチさんの声

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あまりおすすめしない 評判の割には笑えませんでした   投稿日:2012/01/12
うんこ!
うんこ! 文: サトシン
絵: 西村 敏雄

出版社: 文溪堂
非常に評判の高い作品なので、読みました。

わんこが、うんこをするシーンで始まるのですが、このシーンからして、一寸引いてしまいます。
擬人化したうんこですが、匂いを嗅いだねずみ、へび、うさぎに臭いと言われて逃げられてしまいます。
そこで、仲間を求めて旅立ち最後は、畑に撒かれて肥料になって終わります。

「くっそー」とか「うん、こうしよう」とか「ふん!ふん!ふん!」とか、だじゃれの連発で、喜ぶお子さんもいるでしょうが、素直に笑えません。
ストレートなうんこの絵も、キャラ的にあまり可愛くないと思えました。
また、最後に畑にそのまま撒くのですが、まず長時間貯蔵して完全に発酵させて肥料にするのではないでしょうか?
戦前ならいざ知らず、衛生上の問題からも根絶してきたはずなのに、こうした描き方は如何なものかと思います。

確かに、うんこは子供が大好きなネタであり、この作品を評価するお子さんもいることでしょう。
でも、絵本の完成度としてどうでしょうか?
ヴェルナー・ホルツヴァルトの「うんちしたのはだれよ!」とか、五味太郎さんの「みんなうんち」等と比較したら、雲泥の差があるように思えてなりません。
受けが良いからというだけでは、オススメしたくない絵本という評価をしたいと思います。


参考になりました。 10人

自信を持っておすすめしたい ひがしワールドを堪能   投稿日:2012/01/11
いま、なんさい?
いま、なんさい? 作・絵: ひがし ちから
出版社: BL出版
ひがしちからさんは、「ぼくのかえりみち」「ぼくのひこうき」がとても良かったので、読んでみました。

物語は、
きょうは ゆきちゃんの 5さいの たんじょうびです。
「みんな わたしが 5さいに なったの しってるかな?」
という書き出しで始まります。

ゆきちゃんが、
「わたしは いま なんさい でしょうか?」
って先生達に質問するのですが、その答えが笑えます。
みちこ先生の答えは、おやさい、はくさい、ちんげんさい。
かおり先生の答えは、あじさい、ちいさい、ぼんさい。
園長先生に至っては、サイ、めんどくさい、おならくさい。
このだじゃれって、昔懐かしいものなのですが、ゆきちゃんは、自分が5さいになってお祝いして欲しかったのに、泣き出してしまいます。
確かに、このしつこい展開だと、泣き出してしまうというのは容易に想像できてしまうもの。
一寸どうかな?という思いはあるものの、それを補って余りある面白さだと思いました。

そう、みんな5さいになったのは知っていて、先生たちは「ごめんなさい」するのですから、帳消しにしても良いかなって気がします。
泣いた後のエンディングが、とても良くってひがしワールド全開というところでしょうか。

ゆきちゃんの顔だけが、変化した絵も実に楽しいもの。
まるで幼稚園を覗いているような感覚にまで陥ってしまう、ひがしさんの力量には、本当に脱帽です。
みんなが生き生きとしている世界に、見るだけで惹きこまれてしまいます。
子供目線の描写は、共感すること間違いなしで、他の作品とあわせてオススメします。


参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 繊細で綺麗な絵   投稿日:2012/01/10
ちいさなちいさなおんなのこ
ちいさなちいさなおんなのこ 作: フィリス・クラシロフスキー
絵: ニノン
訳: 福本友美子

出版社: 福音館書店
1953年のアメリカの作品。
邦訳は2011年ですから、半世紀も経過して発刊されたことになります。

色合いは、ピンクと緑の2色刷り。
今風の色彩鮮やかな絵本とは異なり、実にシンプルで物足りない向きがあるかも知れません。
しかし、それが返って新鮮な雰囲気を醸し出していて、古さを感じさせないから不思議です。

後書きにありますが、この絵本は、姪に送った誕生日カードが元だそうで、成る程、言われてみると少しずつ大きくなるという喜びに満ち溢れた作品となっています。

物語は、ちいさなちいさなおんなのこが、どんなに小さかったのかを、周りの物と比較して綴るページが続きます。
それが、段々と大きくなり、お姉さんとなって、弟にミルクを与えるまでに成長したというところで、終わります。

些細な日常を描いた作品ですが、ご両親にとってあるあると思えるシーンが多いはず。
ちいさなおんなのこの成長を、微笑ましく読み聞かせ出来る作品だと思います。
特に、早く大きくなりなたいと願う、おんなのこに読みきかせてあげたい絵本です。
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なかなかよいと思う 昆虫の入門用に最適   投稿日:2012/01/09
むしむし だあれ?
むしむし だあれ? 作: 今森 光彦
絵: 今森 洋輔

出版社: 童心社
今森光彦さんと言えば、プロ写真家として知られ、「昆虫記」等で知られています。
その作で、絵を弟の今森洋輔さんが担当した作品。
兄弟揃ってというのは、非常な驚きでした。

物語は、
「あれっ?
まあるいよ
なんだろう?」
という書き出しで始まります。
そこに描かれているのは、丸まったもの。
隣に芽があるので、サイズも見当がつきます。
次のページで、
「とこ とこ とこ
ダンゴムシ」
と答えがあるという、良くある構成の作品ではあります。

この絵本が良いのは、登場する虫がオーソドックスであるという点。
ダンゴムシ、アゲハチョウ、カマキリ、テントウムシ、カブトムシ、クワガタというメンバーですから、虫入門の絵本としては最適です。
さらに、洋輔さんの絵が、精緻でありながら生物っぽくないので、虫嫌いの方でも抵抗なく読み聞かせできるものです。
生々しさが抑えられている描写は、中々のものだと思います。
また、テントウムシのページには、捕食するアブラムシを描いたり、アゲハチョウのページでは、代表的な訪花植物のアザミを描いたりと、生態を周知した方ならではの作品と言えるでしょう。

昆虫の入門用の絵本として、オススメします。

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なかなかよいと思う ハグって素敵な響き   投稿日:2012/01/09
ハグタイム
ハグタイム 作・絵: パトリック・マクドネル
訳: 覚 和歌子

出版社: あすなろ書房
2007年のアメリカの作品。
原題はそのまま、「Hug Time」
訳は、覚 和歌子さん。
2001年、空前のヒットを記録、2340万人を動員した宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」の主題歌『いつも何度でも』で、レコ大金賞を受賞した作詞家・自作詩朗読家・シンガーです。

物語の主人公は、ジュールというこねこ。
ドージィという女の子の飼い猫です。
ジュールは、世界丸ごと抱きしめたと思っていました。
そこで、ハグ名簿を作って、世界へ旅立ちます。
アフリカで、インドで、オーストラリアで色んな動物達とハグして、やってきたのは北極。
北極まできて一人ぼっちの寂しさを味わうジュールですが、逆にシロクマにハグされて、何ともほのぼのとした気にさせられます。
ジュールとドージィのハグのエンディングも、納得ものだと思いました。

メッセージ性のとても強い作品です。
「さあ こんどは ぼくたちが だきしめるばん
それが ぼくたちみんなに できること
きみの いちばんちかくにいるひとから はじめよう
ハグ タイム!」
この最後の読み手に対するメッセージは、心に染み入るもの。
是非、家族にやってみたいと思っています。
抱きしめるというと一寸と思えても、ハグって言うと、何か出来そうな気がするのは、私だけでしょうか?
ハグという素敵な響きの行為が、多くの家庭に広がることを期待しています。







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自信を持っておすすめしたい 野菜の相撲が愉快   投稿日:2012/01/09
はっきよい畑場所
はっきよい畑場所 作・絵: かがくい ひろし
出版社: 講談社
2008年の作品。
ここでも、かがくいワールド全開です。

物語は、文字通り野菜の大相撲を描いたもの。
題名にある、「はっきよい」ですが、相撲協会のHPによると「発気揚揚」がつまったもので、気分を高めて全力で勝負しようという意味とのこと。
さらに「ノコッタ」は「残った」の意味で、両力士とも土俵に残っている、勝負はまだついていないと知らせているとあり、さすがに国技と言う感じです。

出身、部屋、四股名とも、良く練られているので、大人でも楽しく読める作品となっています。
サラダ部屋には、きゅう竜(胡瓜)・にんじ若(人参)・きゃべつ盛(きゃべつ)、よせなべ部屋には、ながね富士(長葱)・はくさい丸(白菜)なんて、その発想に大笑いすること間違いありません。
ちゃんぷる部屋のゴー山(ゴーヤ)が、休場中といった小技も冴え過ぎ。

相撲自体も、にんじ若とたまね錦の取組みで、たまね錦の皮が剥けてにんじ若が滑ってはたき込みというように、それぞれの野菜の特徴が決まり手となっていて、かがくいテイストにやられっ放しという感じです。

相撲を知らなくても十分に楽しめる作品です。
しかも、対象年齢も2歳位から読み聞かせが可能なもので、かなり幅広い年齢層に対応すると思います。
かがくいさんの作品は、外れがないので、オススメしたい作家の1人です。
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なかなかよいと思う 新幹線好きにオススメ   投稿日:2012/01/08
しんかんくん うちにくる
しんかんくん うちにくる 作・絵: のぶみ
出版社: あかね書房
のぶみさんの2007年の作品で、デビュー作「ぼくとなべお」から数えて70冊目にあたります。
そして、デビュー作以来の大ヒットになり、シリーズ化されているのは、ご承知のとおり。

今まで、我家では、のぶみさんの作品を読んだ事がありませんでした。
絵のテイストが、我家の好みでないからです。
ですから、沢山の作品を出されている方だなという印象しか持っておりませんでした。

ところが、本日、のぶみさんの2010年7月発刊の自叙伝「暴走族、絵本作家になる」をたまたま読み、その赤裸々な絵本作家になった経緯を知るにつけ、どうしても読みたくなった次第です。

さて、物語に登場するのは、かんたろうと新幹線。
のぶみさんのお子さんをモデルにした作品ですが、絵本の主人公は新幹線。
新幹線の目線で物語は進行するのが、Good。
しかも、その新幹線が、めっきり来なくなったかんたろうを心配して、かんたろうの家に行くというのですから、新幹線好きにはたまらないはずでしょう。
おそらく、かんたろうに我が身を投影して、わくわくするお子さんも多いことだと思います。

「暴走族、絵本作家になる」には、この作品が世に出るまでの、血の滲むような努力が綴られていましたが、それが納得出来る出来栄えの作品です。
子供の目線で描かれたこのシリーズは、ヒットするべくして世に出たといえそうです。

新幹線好きに、特にオススメの作品です。
また、「暴走族、絵本作家になる」も合わせて読んで欲しい作品です。
のぶみさんの生き様に感銘を受けること間違いなく、1時間で読めますので、こちらもオススメです。
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自信を持っておすすめしたい 夏の風物が楽しい   投稿日:2012/01/08
なつのおとずれ
なつのおとずれ 作・絵: かがくい ひろし
出版社: PHP研究所
かがくい ひろしさんと言えば、「だるまさん」三部作シリーズがつとに有名です。
三部作で50万部突破しているとのこと。
加岳井 広という苗字ですが、とても珍しい。
調べたら、かがくいさんは、2009年9月28日に54歳という若さで急逝されていたのですね。
僅か2005年〜2009年という創作活動ですから、本当に短い間に名作を残されていたのだと思います。

物語は、カタツムリの天気予報士が、「梅雨明けはもうすぐでしょう」とTVで解説しているシーンで始まります。
その番組を見ているのは、太陽。
「それでは そろそろ みんなに しらせますか・・・」
と言うと、次のページからは、擬人化した夏の風物が登場して、一斉に駆け出すのです。

こんな風に夏が訪れたら、さぞかし楽しいだろうなという展開で、なつのおとずれという題に相応しい内容だと思います。
擬人化したキャラクター達は、どれも個性豊か。
ただ、一寸、妖怪チックな感じがします。
他の作品にも共通するのですが、かがくいさんのキャラって、何処となくゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪を連想してしまうのです。

ストーリー、絵とも、申し分ない出来栄え。
夏の暑い盛りに、読み聞かせして欲しい作品です。
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自信を持っておすすめしたい パパに読み聞かせして欲しい作品    投稿日:2012/01/08
おでこ ぴたっ
おでこ ぴたっ 作・絵: 武内祐人
出版社: くもん出版
くもんのはじめてであうシリーズの一冊。
竹内祐人さんは、このシリーズで「おはな つんつん」「おてて たっち」を刊行しており、これは2作目になります。

最初のページは、
「いぬさんとぶたさんが」相対するシーンがあります。
そして次のページで
「おでこ ぴたっ」をします。
この繰り返しなのですが、そのぴたっをする組合せに意外性があるというのも魅力の1つ。
きりんとうさぎとか、りすとてんとうむしなんかは、その発想がとても良いと思います。
最後は、パパとぼくがぴたっとするのですが、この絵本と出会っていたらやってみたかったと思えてなりません。

最後に竹内さんが、
「僕は子供の笑顔は一番美しく、素敵だと思っています。そんな笑顔を見せてもらうには、親子のふれあいが、一番大切なんだと思います。そのためのコミュニケーションツールのひとつにしてもらえれば、とてもうれしです」と書いています。
他の2作品も同じですが、この発想自体が素晴らしく、世のパパに読み聞かせして欲しいオススメの絵本です。
パパの読み聞かせの入門編としても最適です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 車好きにオススメ   投稿日:2012/01/08
プララのとんねるぶっぶー
プララのとんねるぶっぶー 作・絵: 武内祐人
出版社: 大日本図書
竹内祐人さんと言えば、「おてて たっち」「おでこ ぴたっ」「おはな つんつん」等のくもんのはじめてであうシリーズで知られています。
そんな竹内さんの描く動物達の絵本です。

主人公はねずみのぶっぶー。
赤い車を運転しての登場なのですが、この主人公の設定を見ただけで、この絵本は成功したも同然のようなもの。
しかも、のっけから砂場のトンネルを潜るシーンですから、子供達はたちまちのうちに惹き込まれること受けあいです。
そのトンネルの中が、まさにワンダーランド。
森あり、吊橋あり、池あり、りんご畑ありと、その発想もたまらないものです。
若干、絵が暗めなのが残念なのですが、トンネルの中という設定ですから、仕方のないところでしょう。

文章は、リズミカルで小気味よいもの。
しかも、短く、文章に擬音を入れているのが優れているところ。
絵も、デフォルメの具合が程良く、親しみを持って接することが出来るものです。
ストーリー展開も、短いけれど、起承転結がしっかりしているので、バランスの良い水準の高い絵本に仕上がっていると思います。
特に、車好きのお子さんにオススメします。

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