| 全6件中 1 〜 6件目 | 最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ |
赤ちゃんの世界を彷彿させる絵本
|
投稿日:2009/04/22 |
「きく」「みる」「さわる」「できる」の4冊セット。
男の子がタイトルにある五感を使って、読み進められていく絵本。
赤ちゃんは生まれたときはまだ自分の意思では何もできない状態にあります。しかし、日齢や月齢が進んでいけばいくほど出来ることが増えてきて、それを見守っている親も一つ増えるごとに喜びもましていきます。
初めて姿を追った日や、呼びかけて振り向いた時。
何でも触って確かめる様や、歩けるようになった日。
一つ一つを確かめるように子どもと一緒に読んでいくと親子ともに楽しい時間をもてる絵本だと思います。
|
| 参考になりました。 |
|
1人
|
|
|
自我をテーマにしたお話
|
投稿日:2009/04/22 |
『3びきのくま』とは、5・6歳の頃から芽生え始める自我の確認をテーマにしたお話です。それは、くまの描かれ方が、大(お父さんくま)・中(お母さんくま)・小(子くま)と大きさを分けて描かれていること、それぞれの父と母と子の持ち物が専用のものとして使われていることからも、うかがえます。
そして、自我が芽生え始めたときに同時に出てくる物事に対する疑いの部分を、キャンディという少女が登場することでうまく表されています。
絵本の中では、子くまは素直に、キャンディはいかにもずる賢そうに描かれており、キャンディがくま一家の中のものをどれが自分にあてはまるか試しながら確認していくことが、まさにキャンディが子くまのかわりに家の中での自分の存在を確認している行為に当たります。キャンディが今後現れないことが、子くまが自分の存在確認が終わったこと、即ち子供たちに芽生えた自我の確認が済んだことを意味します。
息子が5・6歳になったらぜひ読んでやりたい一冊です。
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
「絆」
|
投稿日:2009/04/22 |
『チロヌップのきつね』は極限状況における親子の主に「絆」をテーマとしている物語です。
チビコが鉄の鎖に捕まって罠にはまってしまったとき、お父さんギツネは自分の安全を省みずチビコに近づいてきた兵隊(人間)に向かっていくことでチビコを助けようとしました。
また、お母さんギツネは罠にはまって動けないチビコにお腹を空かせないようにとチビコのもとに餌を運んだり、寒さから守るため雪から守るように寄り添いました。
お父さんギツネの行動も、お母さんギツネの行動もどちらとも、親の子を思う気持ちがひしひしと伝わってきます。
生きていく上で、受け入れなければいけない運命に直面することがあります。この物語はそういったものを感じさせ、読み終わったときとても胸が熱くなる作品です。
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
きこえる声に耳を澄ます
|
投稿日:2009/04/22 |
主人公である男の子の周りで起こっていることには言葉が存在しません。それにも関わらず物語は頭の中で「声」が聞こえてくるという展開で進んでいきます。そこには私たちが普段指し示す「言葉」というものはなく、「言葉」のかわりとなっているのが、身振りや手振り・表情や空気なのです。
いつも当たり前と思っている周囲の事柄。
それに少しの注意を払うだけで、いつもと違った表情を垣間見ることが出来ます。散歩した田んぼ道。晴れた空の下で出くわす草木…などその世界には自然に触れたときに見える場合が多いです。可視できるものよりも不可視的なものの方が大切なのだ。自分の中で「きこえる」それは何なのでしょうか。
目に見えなくても、耳に聞こえなくても「見えるもの」「聞こえるもの」といったイメージし考えることの楽しさ。それは子どもの頃にすでに経験していた世界であった気がします。
大人になった今、そして近代以降、合理性を求めがちになってきている現代人が乏しくなってきたイメージする能力。その一因として、普段から「きこえる」声に耳を傾けていないからかもしれません。量的世界観>質的世界観の図式が知らずのうちに出来上がってしまっていたのです。 質的世界観であるちょっといつもと違った濃い世界を味わうために人間の言葉が通じない生き物−動物や植物・自然の生命を見て今どんなことを考えているのかなと想像したり、家族との関わりにおいても何を欲しているのかな?などと思い巡らせイメージすることで何をしているわけではなくとも「楽しい」「面白い」生活が送ることが出来るかもしれません。
そう思うとこれから意識的に私もこの主人公のように、「きこえる」生活を感じたくさせる一冊です。
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
色の三原色
|
投稿日:2009/04/22 |
色の三原色「赤・青・黄色」を上手く使った視覚的にとても楽しめる絵本です!
透明なセルロイドのページに、1色ずつ3色の色を重ねそこに出来るものとは!? 完成度の高さに、感動しました!
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
一歩踏み出す勇気
|
投稿日:2009/04/22 |
じさまと暮らしている主人公の豆太は勇敢な父親やまだまだ元気なじさまと比べると、いつも弱気で怖がりのため、5歳になってもなかなか夜中のトイレに一人では行けないでいました。それは、トイレの横にある大きいモチモチの木が夜になるとお化けのように見え怖かったからです。そんな豆太は自分と父親・祖父と比較し、勇気のない自分に劣等感・コンプレックスを抱いていました。
しかしある夜、突然じさまが倒れているのに気が付き、豆太は自分一人だとじさまを助けてあげられない状況にありました。じさまを助けるためには離れたところにいるお医者様を呼びに行かなければ行けない。しかし、そこに行くまでにはいつも怖がっているお化けのようなモチモチの木を通っていくことになります。怖がっているとじさまを助けるためのお医者様を呼びに行けないため見殺しにしてしまうことになってします…。
そういった状況から豆太は勇気を振り絞って一人でお医者様を呼びに行くことが出来ました。自分の大切な人がいなくなってしまうことを考えて、豆太にとって何が大切かを豆太は理解したのです。豆太の喜びが勇気のある子供一人にしか見えないモチモチの木に灯された明かりからも読み取ることが出来ます。
人間は本来防衛機能を持っており、コンプレックスや劣等感を極力隠そうとします。しかし、豆太のように自分にとって大切な人がいなくなってしまうかもしれない状況を目の当たりにして、自分にとって何が大切かを体得するのです。この物語ではモチモチの木が豆太が抱いているコンプレックスや成長した過程をうまく表されています。
|
| 参考になりました。 |
|
0人
|
|
|
| 全6件中 1 〜 6件目 | 最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ |