ちょっととんで、ちょっとやすんで、木の実をたべたら…またちょっととんで。 ことりさんは、そんな風に少しずつ進んでいきます。 またちょっととんで、またやすんで、木の実をたべて。 こんな具合にやっていけば、ずっと遠くまでとんでゆけるよね。
でも、目の前にあらわれたのは、広くて大きな海! どうしよう、やすむところも、木の実もない。 うーん、ここはひとつ考えなくっちゃ……。
ことりさんが前に進むには、どうしたらいい? それでも無理そうだったら、どうすればいい? ことりさんはどんなことを考えて、どんな答えを出したのでしょう。
子どもたちは、今できることをせいいっぱい! 自分のタイミングは自分で決めればいいよね。 うん、それがいい、それがいい! 子どもたちの考える力や、決める力をそっと応援してくれるような絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ことりさんがとんでいます。ちょっととんで、ちょっとやすんで、きのみをたべたら…またちょっととんで、すこしずつ進んでいきます。でも、そこにとつぜん大きな海があらわれて……!
ぼく、ちいさいから あまり ながくは とべないし すぐ おなかが すくし どうしよう……!? ここは ひとつ かんがえなくちゃ……
と、ことりさんは考えはじめますが……。 自分のタイミングは自分で決めていい、子どもたちを応援するような絵本です。
人によってペースは違います。
一個一個ゆっくりと進んでいく鳥に
共感しました。
急いでいる時など、どうしてもパッパッと
やってしまいがちですが、
一つ一つ丁寧に進んでいくのが
いいように思います。
立ち止まることも大事ですね。
いいお話でした。 (ジョージ大好きさん 40代・ママ 男の子14歳)
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