第一次世界大戦直後に出された本が、わかりやすく児童書として復刊されたものです。
当時の南太平洋サモア島の族長ツイアビがヨーロッパを訪問して、あまりの生活の違いに驚いて語ったお話です。
ビジュアル的にわかりやすい比較になっているので、物事を考える材料としてとてもよい本だと思います。
そして、100年後を生きる我々に対する問題提起にもなっていると思います。
素朴に生きる島の人からすると、文明人が不幸にしか見えなかったのです。
多くのものに縛られ、自由を失い、自らを追いつめて、対立して…、と驚いたのです。
文明人からすると真逆な感想だったかも知れません。
改めて考えます。
現在の混乱の中で、パパラギは幸せなのでしょうか。
便利さはどんどん進んで来ました。
この本で描かれているのは100年前の世界です。
100年前より不幸になっているのかも知れません。