
町のはずれ、こわれかけた野外劇場に住んでいるという女の子。最初はあやしいと思われていたものの、たくさんの人たちがモモに会いにきました。それはモモが人の話を聞くことが得意だったからです。モモに話を聞いてもらうと、自分のしたいことがはっきりとわかったり、間違いに気づいたりします。やがて鳴かなくなったカナリアや、雨や風までがモモに話をし……ミヒャエル・エンデの名作刊行50周年を記念して企画された絵本版。

ミヒャエル・エンデさんの名作『モモ』の冒頭部分の絵本化作品です。
時間がテーマの壮大な物語ですが、
冒頭の、モモが聞き上手、つまり、「話を聞く」ことの大切さも
大切なモチーフです。
ということで、『モモ』を読む前にプロローグとしてもいいかもしれませんね。
原作でも、モモが住んでいる円形劇場などは詳細に書かれていますが、
このように可視化されていると、情景がよく理解できそうです。
ただ、聴いているだけで、周りの人々が自ら悩みを解決してしまうって、
ある意味素敵な気付きです。
その能力を押さえておくと、原作でこれから繰り広げられる
摩訶不思議な世界観も奥深く理解できそうです。
何より、絵の美しさも魅力的です。
ぜひ、原作も読んでほしいですね。 (レイラさん 60代・じいじ・ばあば 女の子2歳、女の子2歳、男の子0歳)
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