
カササギが、友だちのネズミから、ビー玉をひとつもらいました。「ほかにもほしいな」「もっとほしいよ」と、カササギは、いろんなものを、どんどんあつめはじめます。ところが、よくばりすぎて、巣がこわれてしまい…? モノをあつめつづけるカササギと、かしこくて友だち思いのネズミのお話。モノがあふれている時代に、本当に大切なものはなにかを問いかける一冊。

大人とこどもと両方に読み聞かせたい作品です。
文章がとてもシンプルですが 絵は力強く 作品に込められたメセージがじわじわと感じられます。
なぜカササギは物を集めるのか?
その理由はどこにも書いてありません。
でも、何かを理由もなく集めたくなる気持ちは とても共感できます。
そして、集めすぎて困った気持ちも・・・
大人は考えさせられる作品です。
翻訳者がトムズボックスの土井章史さんというところも注目です。 (nottyさん 50代・その他の方 )
|