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連載

2022年9月 新刊&おすすめ絵本

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唸るような暑さが去り、いよいよ「読書の秋」の到来です。「読書感想文から解放されたばかりなのに、また読書?」と思うお子さんもきっといらっしゃいますよね。でも、秋の読書は「宿題」ではありません。「読まなきゃいけない」という強制も「読ませなきゃいけない」という危機感も一切なし。気になる本があったら手に取って、パラパラ〜とページをめくってみてください。

ちょっと物悲しい気分になりがちの秋に、本というのは相性がいいものだと気づきがあるかもしれません。普段、デジタルに囲われている大人の方も、たまには紙の本を手に取ってみるのも、気分転換に良いかもしれませんよ。

初めてのひとり読みにおすすめ

おはなし作りが好きな3人組の児童書に、早くも第2弾が登場です! 『木のうえの おはなし3にんぐみ』

  • 木のうえの おはなし3にんぐみ

    出版社からの内容紹介

    読み聞かせでも1人読みでも楽しめる、絵本からのステップアップにぴったりの物語第2弾。
    ローリーが「お人形とにわとりが怪獣に追いかけられるへんてこなお話」をすると、スパイダーとサムが、その登場人物でお話を続けます。どのお話も発想がユニークでオチが絶妙! さぁ、だれのお話が1番面白くて笑っちゃうかな?

「おはなし3にんぐみ」シリーズ

この書籍を作った人

小宮 由

小宮 由

〈1974年-〉東京都生まれ。学生時代を熊本で過ごし、卒業後、児童書版元に入社。その後、留学などを経て、子どもの本の翻訳に携わる。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父はトルストイ文学の翻訳家、故・北御門二郎。

1972年に発表の名作が、装いも新たにオールカラーで蘇りました 『お月さまになりたい』

  • お月さまになりたい

    出版社からの内容紹介

    学校の帰り、ぼくは1ぴきの犬と出会った。どうの長い、白と茶のぶちの犬だ。口ぶえをふくと、うれしそうにとんでくる。ぼくは白い犬が好きだから、そうだったら、かってやるんだけど……と思ったとたん、犬はまっ白に!そのうえ「こうなれば、かってくれますね」なんて話しかけてくる。
    ぼくと犬のユーモラスな会話と意外なストーリー展開にひきつけられて読み進めるうちに、孤独と友情をめぐるせつない思いに胸を打たれる珠玉の童話。
    1972年に発表されてから半世紀をへてなおみずみずしい名作が、魅力的なオールカラーのイラストにより新たな絵童話に。

この書籍を作った人

三木 卓

三木 卓

東京都生まれ。詩集『わがキディ・ランド』で高見順賞、『鶸』で芥川賞、童話『ぽたぽた』で野間児童文芸賞、『イヌのヒロシ』で路傍の石文学賞、評伝『北原白秋』で毎日芸術賞など受賞。他の児童向けの本に『おおやさんはねこ』『星のカンタータ』『ほろびた国の旅』『イトウくん』など、翻訳にアーノルド・ローベル『ふたりはいっしょ』などがある。

この書籍を作った人

及川 賢治

及川 賢治 (おいかわけんじ)

1996年ころから100%ORANGEとして活動を開始。イラスト、絵本、漫画など幅広く活躍中。『よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしてしまったおはなし』(岩崎書店)で第13回日本絵本賞大賞受賞。絵本の作品に『スプーンさん』『コップちゃん』(文・中川ひろたか、ブロンズ新社)、『ぶぅさんのブー』(福音館書店)、『グリンピースのいえ』(教育画劇)、『ねこのセーター』、『まる さんかく ぞう』(文溪堂)などがある。

じっくりと物語を楽しみたい人におすすめ

新たなパートナーとなる子どもと出会い命を宿す、メリーゴーラウンドの動物の数奇な物語 『ふしぎなメリーゴーラウンド』

  • ふしぎなメリーゴーラウンド

    出版社からの内容紹介

    ドイツ児童文学作家のかくれた名作!
    ドイツ児童図書賞最終候補作品!

    おじいさんのメリーゴーラウンドには、本物のように色をぬった木ぼりの動物が6体ついています。
    移動遊園地で、子どもたちに人気です。
    実はこの動物たちにはひみつがありました。
    夜になるとおじいさんにエサをもらい、そのあと30分だけおしゃべりするのです。
    おじいさんはある日、自分も年をとったので、メリーゴーランドを売ることにしました。
    新しく持ち主になったのは、金もうけのことばかり考えているポメランツォという男。
    動物たちは、エサももらえないし、かわいがってもらえないので、さみしくてたまりません。
    ある日、女の子が、木の子馬をぎゅっとだきしめて話しかけると、
    子馬がぶるっとふるえて心臓が動き始めました。
    ポメランツォは、生きた子馬なんかエサ代がかかるだけだ、と子馬を手放します。
    そして、ほかの動物も、一体、また一体と、子どもに出会い、本物になって…。

    心あたたまるドイツの児童文学。
    1960年ドイツ児童図書賞最終候補作品。

1冊で125冊の世界名作を電子書籍として読める。新しい仕組みの文学全集『小学館世界J文学館』誕生!

  • 小学館世界J文学館

    出版社からの内容紹介

    1冊なのに、125冊。次世代の文学全集!

    現代にふさわしい、新しい世界文学全集が誕生しました! 1冊の本を買うことで125冊の世界名作を電子書籍として読める、これまでになかったしくみの全集です。
    紙の書籍は、イラストやあらすじで作品を紹介するいわば「名作図鑑」です。気になる作品があったら、ページ端のQRコードを読み込みます。すると自分のデバイスに作品の全文が出現! WiFiさえつながっていればどこででも読める、これまでにない「次世代の読書」が楽しめます。
    収録作品は、「シェイクスピア物語」「赤毛のアン」など永遠の名作から、「魔女の宅急便」など現代の名作まで。本邦初訳作品もいっぱいです。くわしくは「J文学館」で検索を!
    ほとんどの作品は、この全集のための新訳! 今の子どもたちにぴったりの、リズム感のあることばで訳しました。
    各作品につく楽しいイラストも魅力のひとつ。人気画家の描きおろしが中心です。
    そして電子書籍ならではの、「3段階のふりがな選択」と「本文音声読み上げ機能」にもご注目を。小さなお子さん、日本語を勉強中の留学生、視覚障害や読字障害をお持ちの方など、多くの人に世界名作をお届けするための工夫がいっぱいです。

    【編集担当からのおすすめ情報】
    創立以来子どものための本づくりを手がけてきた小学館が、創立100周年の機に贈る、まったく新しいタイプの「世界文学全集」です。
    手元には1冊の本、そこから広がる125冊の世界名作。机の上にいきなり自分だけのための図書館ができあがってしまうのです。
    「J文学館」の「J」は、児童、ジュニア、次世代を意味しています。作品の選定は小学校中学年〜中学生以上を対象としていますが、大人にも読みごたえのある作品が盛りだくさんです。好みの文字サイズで読めるので、シニア世代にもおすすめします!

    ひとつだけご注意を。J文学館は電子書籍として作品を読むため、スマホ、タブレット、PCなどのインターネットに接続する機器が必要です。またWiFi環境もご用意ください。そして作品を読むために最初に「アカウント登録」をしますが、登録できるのは個人だけ、そして1冊ひとりだけとなっています。アカウントの「譲渡」「変更」はできません。くわしくは、「J文学館」で検索してご確認ください。

この書籍を作った人

角野 栄子

角野 栄子

1935年東京都生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。日本福祉大学客員教授。1984年に路傍の石文学賞を受賞。「おおどろぼうブラブラ氏」(講談社)でサンケイ児童出版文化賞大賞、「魔女の宅急便」(福音館書店)で野間児童文芸賞と小学館文学賞を受賞。絵本に「ケンケンとびのけんちゃん」(あかね書房)、「ぼくびょうきじゃないよ」(福音館書店)、童話に「ちびねこチョビ」(あかね書房)など作品多数。

この書籍を作った人

金原 瑞人

金原 瑞人

翻訳家・法政大学教授 1954年岡山市生まれ。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書、ノンフィクションなど550点以上。訳書にマコーリアン『不思議を売る男』、シアラー『青空のむこう』、グリーン『さよならを待つふたりのために』、ヴォネガット『国のない男』、モーム『月と六ペンス』、クールマン『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』、サリンジャー『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年』など。エッセイ集に『サリンジャーにマティーニを教わった』、日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』など。

この書籍を作った人

さくま ゆみこ

さくま ゆみこ

東京生まれ。出版社勤務を経て、翻訳家・編集となる。JBBY会長、「アフリカ子どもの本プロジェクト」代表。青山学院女子短期大学教授。著書に『エンザロ村のかまど』(福音館書店)、『どうしてアフリカ? どうして図書館?』(あかね書房)など。アフリカ系アメリカ人を主人公にした絵本の翻訳に『ローザ』『わたしには夢がある』『つぼつくりのデイブ』『かあさんをまつふゆ』『むこうがわのあのこ』『川のうた』『リンカーンとダグラス』(以上光村教育図書)、『ひとりひとりのやさしさ』(BL出版)、『きみたちにおくるうた』(明石書店)、『イライジャの天使』(晶文社)、『ふれ、ふれ、あめ!』『ぼくのものがたり あなたのものがたり』(以上岩崎書店)、『じゆうをめざして』(ほるぷ出版)などがある。翻訳で産経児童出版文化賞、日本絵本賞、ゲスナー賞などを受賞している。訳書に『ゆき』『シャーロットのおくりもの』(ともにあすなろ書房)、『くらやみのなかのゆめ』(小学館)、『ひとりひとりのやさしさ』『やくそく』(ともにBL出版)など多数。

宮沢賢治の遺した未完の大作『銀河鉄道の夜』。「翳り絵」で浮かび上がるのは、息をのむ銀河の美しさ

  • 宮沢賢治の絵本 銀河鉄道の夜

    みどころ

    おまつりの夜、少年ジョバンニがひとり町のはずれでどこからともなく聞いたのは、汽車の音と「銀河ステーション」というふしぎな声。気がつくと目の前には親友カムパネルラが座っており、ふたりは一緒に小さなその鉄道にのっていたのです。
    銀河をかけぬけていくその列車、ふたりの少年はどこへ向かっているのでしょう。幻想的な景色や出来事を目にしながら、ジョバンニは幸せについて、生きる事について考えるのです。やがて、そこらが一ぺんにまっくらになったかと思うと・・・。

    宮沢賢治の作品といえば、誰もが最初に思い浮かべるであろう名作「銀河鉄道の夜」。
    たくさんの人が読み、たくさんのイメージが生まれ続けているこの童話ですが、また新たな世界を見せてくれる傑作絵本が誕生しました。

    独特の世界観で描かれたこの童話に小学生の時に出会い、以来十代の終わり頃から50年の時をかけて「銀河鉄道の夜」のビジュアル化を目指して制作を続けられたというのは金井一郎さん。
    絵本を開くと広がっているのは、見た事のないような表現。その不思議な世界は幻想的であり、銀河を想像させてくれます。まさに現実と空想、生と死のはざまを表しているかのようです。
    「翳り絵」と呼ぶその手法は穴をあけた黒いラシャ紙から浮かびあがる光の粒の集積によって表現されたもの。

    宮沢賢治のこの物語が、こんなに奥深く美しい世界を生み出してしまうのだから、やはり驚いてしまいます。初めて出会う子どもたちも、何度も読んできた大人も、じっくりと味わい読み込んでもらいたい1冊です。

「宮沢賢治の絵本」シリーズ

この書籍を作った人

宮沢 賢治

宮沢 賢治

1896年岩手県花巻市に生まれる。盛岡高等農林学校農芸化学科卒業。十代の頃から短歌を書き始め、その後、農業研究家、農村指導者として活動しつつ文芸の道を志ざし、詩・童話へとその領域を広げながら創作を続けた。生前に刊行された詩集に『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』がある。彼の作品の殆どは没後に高く評価され多数の作品が刊行された。また、何度も全集が刊行された。1933年に37歳で病没。主な作品に『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『ポラーノの広場』『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』『よだかの星』『雪渡り』『やまなし』『セロひきのゴーシュ』他多数。

秋の夜空を見上げながら、ギリシア神話の神々に思いを馳せませんか? 『星ぼしでめぐるギリシア神話』

  • 岩波少年文庫 星ぼしでめぐるギリシア神話

    出版社からの内容紹介

    ゼウスやヘルメス、アプロディテなど、惑星に名をとどめるオリュムポスの神がみ。ヘラクレスやペルセウスの冒険、勇敢な天馬ペガススや恐ろしいヒュドラなど、星座に結びつけられてきた英雄や動物たち。何千年もの時を超えて、人びとにうたわれ、描かれ、語り継がれてきた豊かな神話を、夜空に広がる星ぼしから物語る。

「岩波少年文庫」シリーズ

動画公開中!

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