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2022年11月 新刊&おすすめ絵本

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絵本紹介

2022.11.01

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どんぐり、落ち葉 秋の絵本(2022年11月 新刊&おすすめ絵本)

目次

秋の広場にたくさん落ちていて、子どもたちがカバンやポケットいっぱいに詰め込んでいるものと言えば? ……そう「どんぐり」です。

子どもたちが大好きなどんぐりは、絵本でも大活躍! あそび歌になったり、図鑑になったり、冬眠前の動物たちのごちそうになったり。『銀河鉄道の夜』などでおなじみの宮沢賢治も、どんぐりが山ほど登場するユーモアあふれる物語を作っています。

さあ、子どもたちは今年どれくらいどんぐりを集めることでしょう。どんぐり拾いに出かける前や帰ってきて戦利品を眺めた後などに、どんぐりが登場する絵本を読んであげてくださいね。

「読み聞かせ」が苦手でも、この絵本なら大丈夫! 文章をそのまま読めば、自然と優しく「語りかけ」ができちゃいます。親子のスキンシップを考えて作られた『語りかけ絵本 どんぐり』

  • 語りかけ絵本  どんぐり

    みどころ

    あかちゃんへの語りかけは大切ってきくけれど、どうしたいいかわからない……。
    そんなママやパパのための、「語りかけ絵本」シリーズ!
    なんと、文をそのまま読めば、しぜんと語りかける形になるように工夫されているんです。

    ちっちゃくて、ピカピカで、コロコロまるくて、かわいくて——
    テーマはみんな大好き、どんぐり!

    こどもって、ほんとうにどんぐりが好きですよね。
    どんぐりの落ちてる公園にいけば、夢中でどんぐり拾い。
    帽子かぶってるのを見つけたといっては、大喜び。

    家でもタンスのわきやらおもちゃ箱のなかやら、思わぬところから彼らのコレクションが発掘されたりして——

    子どもを夢中にさせる、なにかしらの魔法がかかっているとしか思えない……

    そんなどんぐりの、かわいらしい魅力が存分に発揮された一冊です!

    やわらかなタッチで描かれるのは、まだ淡く葉の色を残したどんぐりや、すっかり秋色に染まったどんぐり。
    ああ、質感までリアルないろんなどんぐりをみていると、なんだか指の腹に、あのツヤツヤとした感触までよみがえってくるようです。
    ラストに現れる山盛りどんぐりのページは、どんぐりの魔法でおとなまでワクワク!?
    お子さんといっしょに、おきにいりにのどんぐりを探してみてください!

    コロン、や、ポン!といった、ゆかいで元気なオノマトペ(擬音語)もいっぱいで、声に出して読んでいると、読んであげる側もたのしくなってきてしまいます。

    巻末には、読み聞かせやスキンシップのポイントものっていて、はじめての絵本にぴったりの一冊!
    さあ、親子でなかよくスキンシップ、しちゃいましょう!

「語りかけ絵本」シリーズ

この書籍を作った人

こが ようこ

こが ようこ

作家。絵本コーディネーター。20年以上にわたり、さまざまな場所でおはなしを届ける活動を続ける。絵本作品に『あたしおねえちゃんなの』(スティーナ・ヴィルセン・絵/クレヨンハウス)、『ママがおねつのおはなし』『10人のきなちゃん』(童心社)、『わがまんまちゃん』(大日本図書)がある。

写真よりもリアルな描写にくぎ付け! 『ぽっとんころころどんぐり』は四季を通してどんぐりの成り立ちを学べる一冊

  • ぽっとんころころ どんぐり

    出版社からの内容紹介

    秋にひろうくぬぎのどんぐりは、春や夏、どうなってるの? くぬぎのどんぐりがどうやってうまれ、新しい木に育つのか、絵本ならではの迫力ある構図や展開で描かれています。他の種類のどんぐりや動物たちも登場!

「どーんと やさい」シリーズ

この書籍を作った人

いわさ ゆうこ

いわさ ゆうこ

宮城県生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。主な作品に『どんぐりノート』『まつぼっくりノート』『野の草なまえノート』(以上文化出版局)『うみにあいに』『コロコロどんぐりみゅーじあむ』(以上アリス館)『どんぐり見聞録』(山と渓谷社)「どーんと やさい」シリーズ(童心社)などがある。

ピクニック、どんぐり拾い、そして歌! 楽しいことがぎゅっと詰まったこの時期に読みたい絵本 『どんぐりざかのあそびうた』

  • どんぐりざかのあそびうた

    出版社からの内容紹介

    うさぎの家族がピクニックに行くと、どんぐりがいっぱいで大よろこび! すべって拾って、みんなであそびます。そして帰り道は…。
    もりの うさぎの うたえほん シリーズ第2弾

この書籍を作った人

ひろかわ さえこ

ひろかわ さえこ

北海道小樽市生まれ。武蔵野美術大学商業デザイン科卒業。主な作品に、「ぷくちゃんえほん」シリーズ、『いちにのさんぽ』、『あめぽったん』(すべて、アリス館)、「やさいむら」シリーズ、『ぞろりぞろりとやさいがね』(ともに偕成社)、「かばくん・くらしのえほん」シリーズ(あかね書房)などがある。日本児童出版美術家連盟会員。

リズミカルなオノマトペと、あたたかな絵に誘われて、秋の森へ……『どんぐりとんぽろりん』 お腹がいっぱいになったらおやすみなさい

  • どんぐりとんぽろりん

    出版社からの内容紹介

    ぱらぱら とんとん ぱらぱら とん。木がどんぐりの実を落としました。りすとくまがやってきて秋の実りを味わいます。たくさんもらって、たくさん食べてあとはみんなおやすみの準備。季節感あふれるお話を詩情豊かな絵とリズミカルな言葉でお届けします。


この書籍を作った人

武鹿 悦子

武鹿 悦子

1928年東京生まれ。詩人、児童文学作家。『詩集ねこぜんまい』(かど創房)で産経児童出版文化賞、『星』(岩崎書店)で日本児童文学者協会賞受賞。主な絵本作品に、「くすのきだんち」シリーズ( 絵:末崎 茂樹 ひかりのくに)、『どんぐりとんぽろりん』( 絵:柿本 幸造 ひさかたチャイルド)、『おかあさんのいのり』(岩崎書店)などがある。童謡「きらきらぼし」の作詞家としても知られる。

この書籍を作った人

柿本 幸造

柿本 幸造

1915年広島県生まれ。「どんくまさんシリーズ」(至光社刊)、「おかえりくまくん」(佼成出版社刊)、「ごろりんごろんごろろろろ」(ひさかたチャイルド刊)などの作品がある。小学館絵画賞受賞。

宮沢賢治の名作『どんぐりと山猫』。田島征三さんにかかれば迫力も面白さもパワーアップ!

  • 宮沢賢治の絵本 どんぐりと山猫

    出版社からの内容紹介

    ある土曜日の夕方、一郎の元に届いたおかしな葉書。果たして一番偉いどんぐりは誰なのか?山猫裁判長に頼まれて一郎が思いついた判決とは?ユーモアに包まれた、メッセージの深さに思わずしんとする・・・。宮沢賢治の生前にただ一冊出版された童話集「注文の多い料理店」の冒頭を飾った傑作を、「小学館絵画賞」をはじめとする数々の賞を受賞している田島征三が、自然界ののどかな雰囲気をダイナミックに描いています。お子さんが成長しても記憶に残る傑作です。

「宮沢賢治の絵本」シリーズ

この書籍を作った人

宮沢 賢治

宮沢 賢治

1896年岩手県花巻市に生まれる。盛岡高等農林学校農芸化学科卒業。十代の頃から短歌を書き始め、その後、農業研究家、農村指導者として活動しつつ文芸の道を志ざし、詩・童話へとその領域を広げながら創作を続けた。生前に刊行された詩集に『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』がある。彼の作品の殆どは没後に高く評価され多数の作品が刊行された。また、何度も全集が刊行された。1933年に37歳で病没。主な作品に『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』『ポラーノの広場』『注文の多い料理店』『どんぐりと山猫』『よだかの星』『雪渡り』『やまなし』『セロひきのゴーシュ』他多数。

この書籍を作った人

田島 征三

田島 征三

1940年、大阪府生まれ。幼少期を高知県で過ごす。多摩美術大学図案科卒業。大学在学中に手刷り絵本『しばてん』(1971年に改作し、偕成社より出版)を制作。1969年より東京都西多摩郡日の出町で農耕生活を営みながら絵画や版画、絵本を制作。1988年、伊豆半島に移住する。絵本に『とべバッタ』『ふきまんぶく』(偕成社)、『ガオ』『おじぞうさん』(福音館書店)、『いろいろあっても あるきつづける』(光村教育図書)など多数。エッセイ集に『絵の中のぼくの村』(くもん出版)などがある。国内外での受賞多数。日本を代表する絵本作家として精力的な活動をつづけている。

君が集めたどんぐりは、何の木から落ちたものかな? 『ひろった・あつめたぼくのドングリ図鑑』で、どんぐり博士一直線!

「ちしきのぽけっと」シリーズ

どんぐりの種類、どれくらい分かるかな? 落ち葉を見れば、どんぐりが分かる!『落ち葉でしらべよう どんぐりのいろいろ』

五味太郎さんの初期名作「いろのいろいろ絵本」シリーズから『きいろのほん』が登場。「黄色」で思い浮かぶものは? たまご、ばなな、おちば……それから?

  • きいろのほん

    出版社からの内容紹介

    五味太郎の初期傑作絵本が、新たな装丁で復刊!
    あか、しろ、くろ、みどり、きいろ、ちゃいろ。
    全6種類の“色”の世界へようこそ!

    あか、しろ、くろ…
    わたしたちの身の回りにあるさまざまな“色”。
    色ってなんだろう。
    色っておもしろい。

    人気の絵本作家・五味太郎の傑作絵本が復刊決定です。
    本書では、あか、くろ、しろ、みどり、きいろ、ちゃいろの全6種類のうち、“きいろ”をさまざまなバリエーションで紹介します。

    お子様にとって色の認識だけでなく物の認識もしやすくなり、物を比較して見る力や創造力が養われることでしょう。お誕生日やクリスマスなどのプレゼントとしても最適。子どもから大人まで、ご家族みんなで楽しめるシリーズです!

    ▼『きいろのほん』目次
    たまご/ばなな/おちば/しんごう/くちばし/さかな/へるめっと/れもん/とらんぺっと/きつね/つき

    ※本書は、1979〜1980年に文化出版局から刊行された「いろのいろいろ絵本」シリーズの『あかのほん』『しろのほん』『くろのほん』『みどりのほん』『きいろのほん』『ちゃいろのほん』を底本に、新たな装丁で復刊するものです。

<いろのいろいろ絵本>シリーズ

この書籍を作った人

五味 太郎

五味 太郎

1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。絵本作家。子どもから大人まで幅広いファンを持ち、その著作は450冊を超える。世界中で翻訳出版されている絵本も数多い。「かくしたのだあれ」「たべたのだあれ」(以上文化出版局刊)でサンケイ児童出版文化賞受賞のほか、ボローニャ国際絵本原画展等、受賞多数。「みんなうんち」(福音館書店刊)、「きいろいのはちょうちょ」(偕成社刊)、「さる・るるる」(絵本館刊)などの作品がある。

「それだけ?」を繰り返すエレンがお母さんから聞きたい言葉は? 美しい秋の景色と共に伝えることの大切さを教えてくれる『かあさん、だいすき』

  • かあさん、だいすき

    出版社からの内容紹介

    金色にかがやく木の葉が舞う秋の日、エレンはかあさんと歩いていました。「ねえ、かあさん、なにかんがえてる?」エレンがきくと、かあさんはこたえました。「かぜがとってもつよいわねって」「それだけ?」。エレンは、かあさんから聞きたいことばがあるのです。それは…? 
    絵本の文章の名手・ゾロトウの文章に、ベテラン絵本作家が絵をつけました。親子の愛情あふれるひとときを描いた絵本。

この書籍を作った人

シャーロット・ゾロトウ

シャーロット・ゾロトウ

(1915-2013)児童文学作家・詩人。アメリカのバージニア州に生まれる。ウィスコンシン大学で美術、創作、児童心理学を学び、ハーパー&ロウ社の児童図書部で編集をするかたわら、作家として活躍。絵本作品は70冊以上にのぼる。主な絵本に、『にいさんといもうと』(岩波書店)、『ねえさんといもうと』、『そらはあおくて』(ともに あすなろ書房)『うさぎさんてつだってほしいの』(冨山房)、『いつかはきっと…』(ほるぷ出版)、『かぜはどこへいくの』(偕成社)などがある。

落ち葉の中で見つけた迷子の黒ネコ。オリーとパンプキンは、黒ネコをお家に送り届けることができるかな?『オリーとおちばのまほう』

  • オリーとおちばのまほう

    出版社からの内容紹介

    ちょっぴりさむい、秋のあさ。オリーとネコのパンプキンは、おちばの山であそぼうと外にでかけていきました。すると、ぴゅーっと風がふいて、おちばがぶわっ! そこに現れたのは、まいごのちっちゃな黒ネコ。オリーとパンプキンは、黒ネコのおうちを見つけてあげることができるでしょうか?

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