世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
絵本紹介
2022.12.19
毎月お送りしてきました新刊&おすすめ、いよいよ2022年最後の回になります。みなさまは今年、どんな本を読みましたか?
「新刊&おすすめ」の2022年を振り返ってみると紹介した作品は全部で1198作品にもなりました! そのどれもが、読者のみなさまの手元に渡っていればいいなという気持ちで、2023年も記事を作り続けていきたいと思います。
さて、2022年最後の児童書は、どいかやさんの絵がとってもかわいい「ナナカラやまものがたり」の新シリーズや光吉夏弥さんの翻訳本、「銭天堂」シリーズでおなじみの廣嶋玲子さんの「はんぴらり」シリーズ最新刊など、冬休みの読書にぴったりの素敵なおはなしがそろいました。また、パンダだけの図鑑『パンダのずかん』やのりもの、そして「ノラネコぐんだん」も図鑑になるなど、コンセプトがはっきりしたマニアックな図鑑も目白押し。今注目の英語絵本も、名作が2冊登場しています。
本も人と同じで、自分と感覚が合うもの、自分が好きで付き合うのが苦にならないものを選ぶのが一番! ぜひそんな本を見つけてもらえたら、うれしいです。
みどころ
どこまでも続く青い海と空にかこまれた「ナナカラやま」は、美しく豊かな世界。ナナカラやまには、動物や花や木や魚、虫や石や風‥‥‥など数えきれないほどのいろいろな生きものー「ナナカラたち」が暮らしています。
人間が昔から物語を語り継いできたように、ナナカラたちもたくさんの語り継ぐ物語を持っています。うれしいこと、かなしいこと、ずっと昔からあったことからつい昨日の出来事まで、おはなしやうたにして楽しみながら大切に伝えるのです。
1巻目の『くまおばあちゃんのジャム』では、くまおばあちゃんが孫のこぐまと過ごす日常の中に、自然にお話が溶け込んでいます。
ミツバチたちにハチミツを分けてもらうかわりに語る「はなひつじやま」の話。
夜寝る前に聞く「たぬきのむすめさん」の話。このお話はとくにこぐまのお気に入りです。
どちらのお話にもナナカラやまの自然の豊かさや恵みがたっぷりと感じられて、かつユーモラスで楽しさがいっぱい。そんなおばあちゃんが語ってくれる物語が作品の大きなみどころですが、さらに美味しいものが出てくるところもとっても魅力的! おばあちゃんが作るやわらかくて白いおだんごに、のいちごとはちみつで作ったできたてのジャムをかけて食べる様子がたまりません。また、自然から何かをいただく時には、必ずかわりに何かを差し出すおばあちゃんの姿勢は、自然を大切にする気持ちをさりげなく教えてくれているようです。
こちらの「ナナカラやまものがたり」シリーズは、2014年に童心社さんより刊行された『ナナカラやまものがたり』に新たな物語が加わり、全3巻となってあらたに誕生したシリーズです。判型がちょっと小さめで子どもの手のひらにすっぽり入りそうな大きさと、ほんのりとした和の色彩の表紙は、子どもだけでなく大人の心も掴んでしまいそうな可愛らしさ。本のすみずみまで丁寧に描かれる自然の美しさと楽しさからは、作者のどいかやさんの自然を敬い、愛する視点がたっぷり伝わってきます。
子どもから大人まで楽しみたい「ナナカラやま」の美しい世界。この先長く読み継がれるシリーズとなっていくことでしょう。子どもたちには、とくに絵本から読み物への移行期におすすめです。
この書籍を作った人
1969年、東京都生まれ。東京造形大学デザイン科卒業。絵本の作品に『パンちゃんのおさんぽ』『いたずらコヨーテキュウ』『やまねのネンネ』(BL出版)、『みけねこキャラコ』『こねこのポカリナ』『おはなのすきなトラリーヌ』『トラリーヌとあおむしさん』『ふゆのひのトラリーヌ』(偕成社)、『チップとチョコのおでかけ』『チップとチョコのおつかい』『チップとチョコのおるすばん』(文溪堂)、『くりちゃんとひまわりのたね』『くりちゃんとピーとナーとツー』(ポプラ社)、『チリとチリリ』『チリとチリリ うみのおはなし』『チリとチリリ まちのおはなし』(アリス館)、『ねずみちゃんとりすちゃん おしゃべりの巻』(学習研究社)、『カロンとコロン はるなつあきふゆ4つのおはなし』(主婦と生活社)、『ねこのかあさんのあさごはん』(小学館)など多数。千葉県在住。
この書籍を作った人
〈1904-1989年〉佐賀県生まれ。毎日新聞記者を経て、絵本・写真・バレエの研究・評論に活躍。ヘレン・バンナーマン『ちびくろ・さんぼ』をはじめ、シド・ホフ『ちびっこ大せんしゅ』(大日本図書)など、児童書の翻訳を多数手がけた。
出版社からの内容紹介
どこからともなく飛んでくる、ロケット型の自動はんばいき。商品は子どもの願いをかなえるふしぎなグッズ。使い方は、あなたしだい……。笑いあり涙あり、そしてオチの切れ味もするどい3つのお話を収録しています。シリーズ第3作目。
野球がへたっぴなカズキが、かならずホームランが打てるバンドを手にいれて大かつやく! ところが、とんでもないライバルがあらわれて……。(「ホームランバンド」)
なにもかもふつうで、とりえのないことに悩むカナ。いいことリップクリームをぬったら、予想外のいいことが起きはじめた!(「いいことリップクリーム」)
先生におこられてばかりで学校ぎらいのクニヒコ。のらねこに見えるようになるライセンスをつけて、自由気ままに遊んでいたら、ライセンスがやぶけてしまい……!?(「のらねこライセンス」)
この書籍を作った人
大阪府堺市生まれ。魚座。大阪芸術大学デザイン学科卒業。(株)京田クリエーション入社。2001年、2003年、2006年、2011年ボローニャ国際絵本原画展入選。明治「マーブル チョコレート」キャラクターの「マーブルわんちゃん」、兵庫県西宮市観光キャラクター「みやたん」など、多くのキャラクターデザインを手がけるとともに、イラストレーターとしても活躍している。その他の主な作品に、『怪談レストラン』シリーズ(童心社)の装丁・挿し絵、『おはなし・くろくま』シリーズ『わくわく・くろくま』シリーズ(ともにくもん出版)、エッセイ集『キャラクターデザインの仕事』(大日本図書)『うごくくるまえほん 』(ミキハウス)など。見た人を元気にする作品づくりがモットー。
この書籍を作った人
神奈川県生まれ。『水妖の森』で、ジュニア冒険小説大賞受賞。これまでの作品に『送り人の娘』『火鍛冶の娘』『盗角妖伝』『ゆうれい猫ふくこさん』『魂を追う者たち』「はんぴらり」シリーズ、「鬼ヶ辻にあやかしあり」シリーズ、「ふしぎ駄菓子屋」シリーズなどがある。
この書籍を作った人
骨董屋を経て、絵本作家・イラストレーターに。主な作品に『そらうで』(講談社)、『ごっほんえっへん』『ばけばけ町へおひっこし』『ばけばけ町のべろろんまつり』『ばけばけ町でどろんちゅう』(以上、岩崎書店)、『おったまげたとごさんくどん』『どうぶつどどいつドーナッツ』(共に鈴木出版)、「なにわのでっち こまめどん」シリーズ(佼成出版社)、挿画に『鬼の市』(岩崎書店)、『ぼくんち戦争』(ポプラ社)など打数ある。
この書籍を作った人
絵本作家、イラストレーター。イギリス南部のブライトンで生まれ育ち、西イングランド大学ブリスタル校でイラストレーションを学ぶ。現在ロンドン在住。邦訳された絵本に『いっぴきぐらしのジュリアン』(岩崎書店)『エリンとまっくろ岩のひみつ』(評論社)がある。
この書籍を作った人
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。東京大学大学院総合文化研究科教授。専門はシェイクスピア。訳書にナルニア国物語やドリトル先生、赤毛のアンといった児童書向けシリーズ、ポー傑作選、シェイクスピア戯曲の新訳(すべてKADOKAWA)、『若い読者のための文学史』(すばる舎)など、著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)、『シェイクスピア 人生劇場の達人』(中央公論新社)などがある。
出版社からの内容紹介
読み聞かせ絵本の決定版である本書には、次の7つの特長があります。(1)日本と世界の定番のお話&著名な児童文学作家の隠れた名作、計22作品を、児童文学界の第一人者(編者)が厳選しています。(2)「美しい日本語」で、かつ味わい深い作品ばかりを、所収しています。(3)人気の絵本作家やイラストレーターによる、美しい描き下ろしの挿絵が、名作の世界を広げます。(4)各作品に、読み聞かせの目安になる分数を示しています。(5)各作品の終わりに、編者ならではの視点で、「お話解説」を掲載しています。(6)昔話の翻訳をはじめ、ほとんどの作品が、ダイジェスト版ではなく全文掲載ですので、本物の素晴らしさを味わうことができます。(7)本書の2作品を抜粋したお出かけ用のミニBOOKが付いています。 本書収録の作品=「あかずきん」「かぐやひめ」「マッチうりの少女」「ねずみのよめいり」「ゆきむすめ」「ざしき童子のはなし」「人魚のくつ」「おかあさんの目」ほか。
この書籍を作った人
出版社からの内容紹介
ふわふわのやさしい絵で、一冊まるごと「パンダ」を楽しむえほんずかん。
絵本のような雰囲気で、図鑑のように学べます。
●ふわふわのかわいくてわかりやすいイラスト
リアルなイラストだから、写真ではわかりにくいところもよくわかります。
パンダの手には、竹をつかむのにぴったりな第6の指があります。イラストだからてのひらもじっくりみられます。
色鉛筆で描かれているので、ふわふわとした毛のあたたかみも感じられます。
●大ボリューム!この本に出てくるパンダは200!
赤ちゃんパンダ、ふたごパンダ、大人パンダ、日本の歴代パンダたち。
いろいろなしぐさのいろいろなパンダが大集合!
日本の動物園のパンダたちの見分け方もわかります。
かわいいだけでなく、パンダの生態やひみつもしっかり紹介しています。
●動物学者監修・リアルかわいい動物を追求した絵
監修は動物学者の今泉忠明先生、
イラストはリアルかわいい動物グッズを手がけるrokoさん。
パンダの生態をくわしく、そしてとびきりかわいく紹介する一冊です。
●歴代パンダをみて、家族のコミュニケーションを。
パンダがはじめて日本にきたのは、1972年10月、いまから50年前です。
この本では、歴代パンダを紹介しているので、おじいちゃんもおばあちゃんも、お父さんもお母さんも、子どもたちも、みんなを笑顔にしたパンダを家族で楽しめます。
★目次★
パンダの からだ
パンダの かお
パンダの たべもの
パンダと きのぼり
すやすや パンダ
あそぶ パンダ
パンダの いちにち
パンダの あかちゃん
パンダの かぞく
パンダの いっしょう
くらべよう パンダとレッサーパンダ
パンダの ひみつ
パンダは どこだ【さがし絵あそび】
この書籍を作った人
1944年東京都生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現・文部科学省)の国際生物学事業計画調査や環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加。トウホクノウサギやニホンカワウソの生態、富士山の動物相、トガリネズミをはじめとする小型哺乳類の生態、行動などを調査している。上野動物園の動物解説員、ねこの博物館館長、日本動物科学研究所所長などを歴任。ベストセラー『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)のほか、多くの図鑑監修を手掛ける。
出版社からの内容紹介
小さなお子さまのはじめての乗り物図鑑におすすめ!
お子さまに人気の消防車、パトカーはもちろん、飛行機や船、鉄道など、陸・海・空の乗り物を300種類掲載!
スペシャル動画21本つきの、ボリューム満点の図鑑です!
■本書のポイント
・スペシャル動画(21本)
写真の横に印刷された2次元コードをお手持ちのスマホやタブレットなどで読み込むと、乗り物が活躍している様子を視聴することができます。
消防車やパトカーなど、人気の乗り物21種類を収録!
・特別付録「のりもの あいうえおポスター」(縦45p×横72p)
乗り物がいっぱいの「あいうえおポスター」を付録にしました!
「あ」から「ん」まで、図鑑に登場する乗り物の名前で構成しています。
ひらがなの横には、カタカナとローマ字もついています。
・大きく広がる巻頭スペシャルページ
冒頭の大きく広がるページには、ジャンルを超えた色々な乗り物が大集合!
大きさを比べて楽しむことができます。
・小さなお子さまでも分かりやすい
乗り物の名前はすべてひらがなで掲載。
写真は乗り物の形が分かりやすいよう、背景を消して掲載しています。
・すべての乗り物の解説付き!
巻末には、登場する全300種類の乗り物のワンポイント解説を収録。
親子でお楽しみいただけます!
この書籍を作った人
1970年、横浜市生まれ。女子美術短期大学卒業。絵本作家、漫画家。絵本に『センシュちゃんとウオットちゃん』(小学館)『セミくん いよいよ こんやです』(教育画劇)『寿限無』(ほるぷ出版)『フローリアとおじさん』(白泉社)『ペンギンきょうだい れっしゃのたび』(ブロンズ新社)『ピヨピヨ スーパーマーケット』『ピヨピヨ メリークリスマス』『ピヨピヨ もりのゆうえんち』(佼成出版社)、読み物に『letters レターズ』(偕成社)『マルガリータとかいぞく船』(あかね書房)、マンガに『さすらいの就職犬!ワンワンちゃん』(白泉社)など多数。
出版社からの内容紹介
林修先生も大絶賛!!
「読めば、もっと調べたくなる。
この図鑑は"知の入口“だ!」
いつも食べているバナナはクローン!?
土星は水にうく!?
世界最大の生物はキノコ!?
おどろきの事実が1000以上!
世界15か国で刊行され、大人気!!
【『博学王』3つのポイント】
1 ページをめくるたびワクワク! 大迫力ビジュアル
2 知的好奇心を刺激! あらゆるジャンルの80テーマ
3 考える力が育つ! 13項目+αのビックリ知識
【林修先生が語る『博学王』の魅力】
動きとリアリティがあり、パッと子どもの目を惹くビジュアルになっています。
80のテーマの立て方も面白い。きっと子どもは好奇心をかき立てられるだろうし、
この図鑑のどこかに、興味を持つページを見つけられるのではないかと思います。
子どもの頃の僕は、間違いなく飛びついたでしょう。
【DK社について】
1974年にロンドンで創業した、世界トップクラスの図鑑出版社。
子どもから大人まで幅広い世代に向けた本を多数出版しており、
そのビジュアルの美しさと内容の面白さで高い評価を得ている。
【もくじより】
地球の構造/いろいろな果実/自動車の進化/トラ ネコ科の親分/菌類 おどろくべき生き物/物理学って何?/ダイヤモンド まばゆい輝き/蒸気のパワー/先史時代の生物/目のしくみ まぶたの中/惑星がずらり/サメが来たぞ!/伝える コミュニケーションの方法/芸術って何?/サソリ しっぽの毒針/水はめぐる/スポーツを楽しもう/昆虫がいっぱい/ファラオ エジプトの王たち/ハエ 身近にいるきらわれ者?/偉大な哲学者たち/食べ物 かしこく食べよう/メッセージをうけとる/石のひみつ/時計の歴史/おどろきの動物世界/ローマの支配/タネってすごい/音楽を止めないで/超音速の世界/食べる・食べられる/血液はかけめぐる/深海のなぞ/火山の噴火 飛びだす岩石/オーロラ 夜空に舞う光/映画をつくる/中世の騎士/ヘリコプター/物質の三態とは?/わたしたちの太陽/ふ化 卵のふしぎ/骨っておもしろい/おどろきの両生類/いろいろな言葉/すてきに着飾る/チョコレートの話/金属の性質/飛行機の今とむかし/電球 電気の火花/シャチ 狩りの名人/数字のあれこれ/ハチは働き者/食べたものはどこへ?/美しい土星/鳥 羽毛を持つ生き物/ヴァイキング/嵐を巻きおこす/強いぞ! 軟体動物/環境問題 できることは何?/宇宙服 その特別な機能/スノーボード 力のひみつ/医療 驚異の進歩/夜空 きらめく銀河/色のふしぎ/ティラノサウルス・レックス/読書の楽しみ/武士道/ピアノのしくみ/カツオノエボシ/世界は石油でできている/脳の働き/怪物 想像の世界/お金の話/インターネット 情報革命/植物 命を支える大切なもの/古代ギリシアの栄光/ワニ 水中のハンター/重力って何?/筋肉のパワー/ネコ 好奇心いっぱい
この書籍を作った人
1964年千葉県生まれ。大学卒業後、会社員を経て、ニュージーランドに滞在。帰国後、翻訳を学ぶ。オーストラリア・ニュージーランド文学会、やまねこ翻訳クラブ会員。『ハンター』『プケコの日記』などの訳書がある。『わたしがいどんだ戦い1939年』で産経児童出版文化賞翻訳賞を受賞。同書は、青少年読書感想文全国コンクール高校生部門の課題図書に選ばれた。
この書籍を作った人
1909年8月30日、アメリカのマサチューセッツ州ニュートンセンター生まれ。父はマサチューセッツ工業大学の学監、母はイギリス生まれの詩人で音楽家。バートンはカリフォルニアの美術大学で絵の勉強をするかたわらバレーも学び、1931年にボストンで絵の教えをうけた彫刻家ジョージ・ディミトリオスと結婚。以後、海べの小さな村フォリー・コーヴに住み、画家として、デザイナーとして、また絵本作家として活躍した。1968年没。 最初の絵本『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』は、長男アーリスのため、第二作『マイク・マリガンとスチーム・ショベル』は次男マイケルのために描かれたもの。その他主な作品に『ちいさいおうち』『せいめいのれきし』『名馬キャリコ』(以上、岩波書店)、『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』(福音館書店)ほか多数。
この書籍を作った人
1907年埼玉県生まれ。1951年に『ノンちゃん雲に乗る』で文部大臣賞受賞。1953年児童文学に貢献したことにより菊池寛賞受賞。童話に『三月ひなのつき』『山のトムさん』、絵本に『くいしんぼうのはなこさん』『ありこのおつかい』(以上福音館書店)、翻訳に『クマのプーさん』『たのしい川べ』(以上岩波書店)など多数。
この書籍を作った人
1928年東京生まれ。早稲田大学露文科卒業。ロシア・東欧の児童文学、昔ばなしなど、子どもの本を多数翻訳紹介。主な翻訳絵本に、『おおきなかぶ』、『てぶくろ』、『しずくのぼうけん』(すべて福音館書店)、『ちいさなヒッポ』(偕成社)などがある。1997年3月逝去。