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2023年9月 新刊&おすすめ絵本

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絵本紹介

2023.09.14

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秋に読みたい おはなし絵本(2023年9月 新刊&おすすめ絵本)

目次

秋分の日を過ぎると、少しずつ夜の時間が長くなっていく9月。暦の上からも季節の移り変わりを感じる今だからこそ、いつもよりゆっくり時間をかけて読みたい絵本があります。

本当の自分って何だろう?
自分にとって大切なもの、大切にしていきたい友だちって?
苦手なことと、どう付き合っていけばいいのかな?
わたしたちはどこからきて、どこへいくのだろう……

読んでいるうちに、大人も子どもも、自然と自分に向かって問いかけているような、心の奥深くにもぐっていくような、特別な読み心地の絵本たち。今夜はデジタルデバイスをオフにして、心地よい照明をつけて、好きな香りを焚いたりして、時間の使い方を絵本中心に変えてみませんか?

カラフルで夢いっぱいのお買い物! お支払いはどんぐりで。お買い物の仕組みと数も学べる『はりねずみのポチカ もりのおかいもの』

  • はりねずみのポチカ もりのおかいもの

    出版社からの内容紹介

    ポチカは、列車に乗って「もりもまち」にやってきました。着いてみると、素敵なお店がいっぱい!商品がずらりと並んでいます。ポチカは、どんぐりと交換してお買い物をします。棒つき飴は、どんぐり1こ。おもちゃは、どんぐり2こ。ちょっと買いすぎてしまったようです。お財布の中のどんぐりが、どんどん減っていって…商品とお金(どんぐり)を交換するという買い物の基本を伝え、どんぐりを数えることで数も学べる、魅力たっぷりなお買い物絵本!

心を照らす、自分にとって本当に大切なものって何だろう。何度も読んであげたい幻想的で美しい絵本『おうさまのたからもの』

  • おうさまの たからもの

    出版社からの内容紹介

    すてきな箱に入れる宝ものを探しにでかける王さま。
    王さまの宝ものは、王さまが探さなくてはなりません。

    りっぱな冠(かんむり)をかぶり、おしゃれなマントを羽織って街を歩きたからものを探す王さま。暮れなずんだ街の灯りに浮かびあがる、色とりどりのお店と、嗜好を凝らした素敵な商品。深い森の中、話し声が聞こえるようないきいきとした樹々や、王さまにやさしく寄り添う愛くるしい動物たち。きらきらと輝く満天の星……。

    作者の糟谷奈美さんが深い意図のもと、細密に描き込んだ魅力的な造形や、多彩で光に満ちた色彩、そして何よりも物語の世界を大きく増幅させる幻想的なイラストレーションは、中世のヨーロッパ、いえいえ、おとぎの国の物語をほうふつとさせて、私たちの心をひと時、夢のような心躍る世界に連れて行ってくれます。

    簡単ではないたからさがしに心が折れそうな王さまが、森のどうぶつたちに支えられながら、ある出会いによって……。
        
    誰かのために一生懸命になること、助けたいと思うこと。
    自分の中に、みんなの中にある、やさしい心。
    愛する心。

    そんな、ほんとうに大切なたからものを、王さまと一緒に探してみてください。

この書籍を作った人

糟谷 奈美

糟谷 奈美 (かすやなみ)

東京都生まれ。海辺の街、葉山育ち。現在、東京都在住。2001年 絵本作家デビュー最近の著書「おうさまのたからもの」(至光社)「わたし うみに いったのよ」(月刊「こどものせかい」至光社)油彩・水彩・切り絵など、いろいろな技法で表現。海で泳いだり、野原で野うさぎと走りまわり豊かな自然の中で過ごし、家族と物語を創るなど創造的で自由な気風の中に育った糟谷奈美さん。「子どもの時に、絵本作家さん数人と話した際、大人になっても子どもと同じ感受性の豊かな人がいる事に感動し、それをきっかけに絵本作家を目指しました」感じる心の豊かな、幼ごころを持つ大人になることを志し、いつも「子どもの時 ふっと感じた風を表現したい」と絵本をつくっています。

ひとりぼっちの『まじょのルマニオさん』。傷ついた小鳥を助けたことで孤独が和らいでいく心のグラデーションを、美しく描き出す

  • まじょのルマニオさん

    みどころ

    魔女のルマニオさんはいつもひとり。
    唯一のともだちは魔法のつえだけです。
    「ルマニオ ルマニオ キーホ キーホ」
    呪文を唱えれば、魔法のつえは空飛ぶほうきに変わります。
    ルマニオさんはほうきに乗って、ひとり満月の夜の空を飛びます。
    またある時は、つえは笛に変わり、スープにだって変わります。
    なんでもできる魔法のつえがあるルマニオさん、なんだかうらやましい!
    ・・・でも、本当かな?
    ある時、ルマニオさんはけがをした小鳥に出会うのです。
    どうしたらいいのでしょう?けがを治す?薬をつくる?
    いつもだったら魔法のつえで何でもできちゃうはずなのに、ちっとも上手くいかない!
    そこでルマニオさんは魔法のつえをほうりなげ・・・。

    絵本『100にんのサンタクロース』 『サルくんとバナナのゆうえんち』で話題となった人気急上昇の絵本作家谷口智則さんの作品は重厚で繊細、そしてスタイリッシュ。だけど、いつも物語の中には小さな心の奮闘や葛藤が秘められています。

    誰かと出会うことでルマニオさんの中に生まれた、わずかな心の変化。
    そのことでルマニオさんは幸せになれるのでしょうか。
    最後に訪れる素晴らしい奇跡をお楽しみください。

この書籍を作った人

谷口 智則

谷口 智則 (たにぐちとものり)

1978年大阪府生まれ。金沢美術工芸大学日本画専攻卒業。20歳の時にボローニャ国際絵本原画展を見て、独学で絵本を作りはじめる。絵本「サルくんとお月さま」で絵本作家としてデビューしたのち、フランスの出版社Le petit lezard社より絵本「CACHE CACHE」をはじめ、日本だけでなくフランスやイタリアなどで数々の絵本を出版。以降絵本の世界にとどまらず、テレビ、雑誌、企業広告、商品パッケージ、店舗デザインなどあらゆるメディアで活躍の場を広げる。今後の活躍が最も期待されつつある、日本人絵本作家の1人。読んだ人が絵本の世界に入り込め、登場人物の想いや言葉が空間に浮かんでくるような絵本作りを心がけ、たとえ言葉が通じなくても、子どもから大人まで世界中の人びとに想いと感動が伝わるような絵本作りを目指している。

苦手ななわとび、苦手な友だち。不思議な大縄でみんな一緒に「はっ!」と飛ぼう。ダイナミックな構図と奇想天外な展開が爽快『なわとびょ〜ん』

  • なわとびょ〜ん

    みどころ

    もうすぐクラス対抗の「おおなわとび大会」。
    なわとびが苦手なケンタは、リーダーでいばりんぼうのツヨシに、「いっつもケンタがひっかかるよな」と言われます。
    「ほうかご こうえんで とっくんな! おまえら ぜんいんだぞ」

    ツヨシのことがあまり好きでないケンタは、逃げることにしました。
    学校の終わりのチャイムとともに走り出すケンタ。
    公園の横の曲がり角で、自転車とぶつかりそうになります。
    キキーッ!
    自転車に乗っていたのは、カエルみたいな変な帽子をかぶった男。
    謎の男はケンタに「なわとびは できるかい?」と聞きます。
    「まわすだけなら……」と答えると、おおなわの端を握らせて……。
    あれれ、謎の男に、ケンタはどこかへ連れて行かれちゃった!

    気づくと、いつのまにかお年寄りがたくさんいる公園。
    男は勢いよくなわを回し始めます。
    一緒に回すケンタは「ああっ! あぶないっ! みんな、よけてーっ!」と絶叫しますが……。
    「はっ!」!!
    なんとびっくり、腰が曲がったお年寄りたち、いっせいに軽やかにジャンプしたではありませんか!

    畑でも、渋滞中の道路でも、殿様のいるお屋敷でも……。
    なわが回ると「せーのっ」「はっ!」とみんな一跳び!
    誰一人、何ひとつ、ひっかかりません。
    男は「これは ぜったいに ひっかからない なわ なんだよ」と言うのですが、それって本当!?

    『大名行列』(小学館)で小学館児童出版文化賞を受賞したシゲリカツヒコさんが描くユーモア絵本。
    おおなわが回れば、地面から抜けない野菜も、渋滞中の車も、「せーのっ」「はっ!」と一緒に跳んじゃう。
    ページをめくるたびに、ダイナミックな構図、巧緻な絵に引き込まれます。
    最後、なわを回し続けたケンタは、一体どうなるのでしょう。
    ツヨシとケンタの関係は……?

    “苦手克服”、“友情”という真面目なテーマも、シゲリカツヒコさんにかかればこのとおり。
    奇想天外なユーモア絵本に早変わりです。
    なわとびを跳びそうもない物が「はっ!」と跳ぶ瞬間を、楽しんでくださいね!

この書籍を作った人

シゲリ カツヒコ

シゲリ カツヒコ (しげりかつひこ)

1962年生まれ。岐阜県各務原市出身。フリーのイラストレーターとして装画などを手がける。『カミナリこぞうがふってきた』(ポプラ社)で絵本デビュー。細部までとことん描写するユーモラスなタッチと奇想天外なストーリー展開で、絵本の世界を表現してきた。2018年『大名行列』(小学館)で小学館児童出版文化賞を受賞。他の作品に『だれのパンツ?』(KADOKAWA)、『ごじょうしゃありがとうございます』『ガスこうじょう ききいっぱつ』『妖怪伝』シリーズ(いずれもポプラ社)、『バスガエル』(作・戸田和代/佼成出版社)、『ぼくはまいごじゃない』(作・板橋雅弘/岩崎書店)、『アイアン・マン』『マジックショップ』シリーズ(共に講談社)などがある。

キツネに家を追い出されたノウサギ。オオカミやヒグマでも取り返せなかった家を取り返してくれた動物は……?『もりのともだち』

  • もりのともだち

    出版社からの内容紹介

    冬のあいだキツネは氷の家をつくり、ノウサギは木の皮の家をつくって、仲良く暮らしていました。 でも春になって氷がとけると、キツネはノウサギの家を占領してしまいます。そこで森の動物たちがノウサギに加勢して…。

この書籍を作った人

マーシャ・ブラウン

マーシャ・ブラウン (まーしゃぶらうん)

1918年アメリカニューヨーク州ロチェスター生まれ。1954年に「シンデレラ―ちいさいガラスのくつのはなし」(福音館書店刊)でコールデコット賞を受賞。1961年「むかしねずみが」(童話館出版刊)、1983年「影ぼっこ」(ほるぷ出版刊)で3度のコールデコット賞を受賞。

無理をして生きていない? ワニはワニ。自分は自分。都会に暮らすワニの孤独な葛藤の先に、たどり着いた答えとは。『都会のワニ』

  • 都会のワニ

    出版社からの内容紹介

    『長い長い夜』の感動を継ぐ、ルリの新作絵本。「潔いほど単純でありながら、ずっと心を捉えて離さない物語」
    ――キム・ハナ(『女ふたり、暮らしています。』著者)

    高層階ビル、騒音、多くの人々に囲まれた都会で暮らすワニ。
    無機質なものたちに囲まれ、「何か」になるため、誰かの基準に合わせるため努力するワニの姿に、わたしたちは何を見るのだろうか?

    韓国20万部の大ベストセラーを記録した児童書『長い長い夜』)の作者ルリと、『気象庁の人々 社内恋愛は予測不能?!など数多くの人気ドラマを手掛けるクリエイター集団クルラインによる、ありのままの自分を忘れて生きる大人のための絵本。

宇宙が誕生した138億年前から、今の“きみ”につながるものがたりを、わかりやすくユーモアたっぷりに描いた『きみは どこから やってきた? 宇宙誕生からはじまる いのちのものがたり』

  • きみは どこから やってきた? 宇宙誕生からはじまる いのちのものがたり

    みどころ

    もし子どもに、「人間(ぼく・わたし)は、どうやって生まれてきたの?」と質問されたら?
    すぐに答えられる大人は、実はあまり多くないのではないでしょうか。
    そんなときは、この絵本を開いてみましょう。

    それはまだ「宇宙」というものも存在してなかった遥か昔、人類が生まれる138億年も前のこと。
    宇宙の種は「オレンジ1こ」よりもずっとずっと小さいものでした。
    ある日、その小さな種が、「だい だい 大ばくはつ」。
    「アイスクリームをぺろっとたべるくらいの時間」に、今の世界を形づくる元となる「つぶ」が生まれたのです。
    そこからはじまる、地球の歴史、そして生物誕生から「ぼく(わたし)」が生まれるまでの長い長い物語がこの1冊の中に詰まっています。
    そう聞くと、なんだか難しそう?
    壮大すぎて、子どもには理解できないんじゃないか?
    そう考える人もきっといますよね。
    でも、この絵本には、地球の歴史や生物の進化に関する、難しい言葉は一切出てきません。
    「ビックバン」を「だい だい 大ばくはつ」、「原子」を「つぶ」と表現するように、4,5歳くらいのお子さんにも理解しやすい、分かりやすい表現、言い回しで、地球誕生から人類の進化の歴史を伝えてくれているのです。
    なにより、親しみを感じるのは、描かれているそのイラスト!
    カラフルで、コミカルで、こちらを見つめてくるキャラクターの大きな目がユニークで、ついつい引き込まれてしまいます。(本文中に出てくる、「かわいいから かいただけなんだよ」という作者の注釈もとてもユニークです)

    「世界一やさしい進化のはなし」というキャッチコピーも納得。家族で楽しみながら読める、地球史、人類史の絵本です。

この書籍を作った人

ないとう ふみこ

ないとう ふみこ (ないとうふみこ)

上智大学英語学科卒業。英米文学翻訳家。訳書に『いつもそばにいるから』(求龍堂)、『涙のタトゥー』(ポプラ社)、『ネズミ父さん大ピンチ!』(徳間書店)、『きみに出会うとき』(東京創元社)などがある。東京都府中市出身、埼玉県在住。

何万年も旅を続けながら、新しい世界を開いてきたわたしたち。美しいビジュアルと壮大なスケールが知的好奇心を刺激するビジュアルブック『旅するわたしたち On the Move』

  • 旅するわたしたち On the Move

    みどころ

    400万年前、2本足で立ちあがり、歩き出してから、私たちは一歩、また一歩、何万年も旅してきた。

    くつをはき、スキーやカヌーが発明され、他の大陸に移動し、気候の変動や災害などを理由に旅に出て、定住しない人たちもあらわれた。陸の上を、水の中を、空をわたって。

    その目的もさまざま。知らない場所へ、自分だけの道をもとめて。海の底から世界のてっぺんまで、あるいは地球の果てまで。さらに遠く、未知の宇宙へと旅を続ける。時には迷い、方向を変え、自分を見失いそうになりながら。私たちは旅をする。地図やコンパスもなしに移動する生きものたちもいる。

    新型コロナウィルス感染症が世界中にまん延し、人々の行動が制限された2020年にウクライナで刊行されたこの絵本。万物の行動原理である「動く」ことをテーマに、「移動」や「旅」「冒険」を、歴史や文化、人類の進化をたどりながら、壮大なスケールの物語を美しいビジュアルで見せてくれます。

    新しい世界、出会い、自由。これは、一人ひとりが生みだしていく、自分だけの物語でもあるのです。私たちは旅を続けます。いつか懐かしい風景が見えるまで……。

この書籍を作った人

ロマナ・ロマニーシン  アンドリー・レシヴ

ロマナ・ロマニーシン  アンドリー・レシヴ (ろまなろまにーしん)

絵本作家、アーティスト。共に1984年生まれ。ウクライナのリヴィウを拠点に活動する。リヴィウ国立美術大学を卒業。アートスタジオAgrafka主宰。2011年、ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)で出版社賞を受賞。本作は2015年に刊行され、ボローニャ・ラガッツィ賞を受賞し、世界15言語に翻訳出版されている。2017年BIB世界絵本原画展金牌を受賞した『目で見てかんじて 世界がみえてくる絵本』、2018年ボローニャ・ラガッツィ賞受賞の『うるさく、しずかに、ひそひそと 音がきこえてくる絵本』(共に、広松由希子訳 河出書房新社)など、世界が注目する新進気鋭のユニット。

【動画】もっと知りたい!好奇心を育む 絵本・児童書22選

文:栗田奈緒子 編集:木村春子

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